券面額説

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券面額説とは、借入金額をそのまま発行価額にあてて、借入金額を評価しないとする説のことである。

券面額説の発行価額における価額とは、会社法において券面学説でも時価評価説のどちらでも使用できるように調整された表現である。このように用語が調整された理由には、債務者の処理に関して時価評価説が使用されることに合わせて、価額という表現が採用された背景がある。

現物出資型の方式に基づき DESを行なう場合には、債権の金額を評価するかどうかの問題が発生し、債権の額面で評価する券面額説が採用されることがある。

券面学説には、資本を充実させるという観点から問題があるともいわれてきたが、東京地裁の判決によって問題ないとされたため、現在では券面額説による会計処理が一般的になっている。

そのため会社法に基づいて金銭債権を現物出資した際には、券面学説を採用して、金銭債権に関して現物出資資産の価額を算出する必要がある。



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