• 更新日 : 2020年6月9日

国民健康保険とは

国民健康保険とは、日本における健康保険制度のうちの一つを指す。国保とも呼ばれる。

主に個人事業主や、勤務していた企業を退職した方が一時的に加入(※)する場合が多い。
※退職後に国民健康保険へ加入するか、健康保険の任意継続かを選択

国民健康保険制度の対象者は、以下4つの条件に該当しない方である。

・勤務先で健康保険へ加入している方やその被扶養者
・国民健康保険組合へ加入している方とその世帯家族
・後期高齢者医療制度の対象者
・生活保護を受けている方

国民健康保険は各市町村によって運営されており、対象となる者は本人の意思に関係なく、住民登録がある市区町村において加入することが義務となる。

それにより、国民全員が何らかの保険に入っている状態である国民皆保険制度の実施を担保している。

病気や怪我により医療費が発生した際の、国民健康保険における自己負担額は3割となっている。3歳未満の自己負担は2割、70歳以上は自己負担の割合が1割である。

なお、国民健康保険の保険料又は国民健康保険税を支払った場合、実際に支払った金額分が社会保険料控除の対象となる。


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