マネーフォワード クラウド請求書Plus お知らせ

請求書の品目の単価を税込(内税)で入力して消費税を計算できるようになりました

公開日:2024年05月08日

いつも「マネーフォワード クラウド請求書Plus」をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。

このたび、「請求書」画面で一部機能を利用して作成した請求書について、請求書の品目の単価を税込(内税)で入力し、その数字を用いて消費税を計算できるようになりましたので、お知らせいたします。

対象ページ

対象のお客さま

対象ページごとにそれぞれ必要な権限が異なります。
詳細は各ガイドをご覧ください。

追加機能の詳細

「設定」>「債権・入金の科目のデフォルト, 消費税」>「消費税」タブを新設し、新たに「計算方法」の設定を追加しました。

「計算方法」では、「請求書」画面で手入力・CSVインポート・「Salesforce」インポートで作成した請求書について、品目の単価を「税抜」「税込」のどちらで入力するかを事業者単位で設定できます。

「税抜」を選択した場合

「計算方法」で「税抜」を選択すると、請求書の品目の単価を「税抜(外税)」で入力し、消費税を計算できるようになります。

計算の流れ

  1. 品目ごとに「単価 税抜」と「数量」を乗じ、品目ごとに「金額 税抜」を算出します。 ※1
  2. 手順1で求めた「金額 税抜」を税率ごとに合計し、各税率の税抜合計を算出します。
  3. 手順2で求めた各税率の税抜合計にそれぞれ税率を乗じます。※2
  4. 手順2で求めた各税率の税抜合計額に手順3で求めた税額を足し合わせ、税率ごとの税込金額を算出します。

※1 端数はすべて切り捨てで処理されます。
※2 端数は「消費税」画面で設定した「端数処理」に基づいて処理されます。

「税込」を選択した場合

「計算方法」で「税込」を選択すると、請求書の品目の単価を「税込(内税)」で入力し、消費税を計算できるようになります。

計算の流れ

  1. 品目ごとの「単価 税込」 「数量」「税率」を乗じ、品目ごとに「金額 税込」を算出します。※1
  2. 手順1で求めた「金額 税込」を税率ごとに合計し、各税率の税込合計金額を算出します。
  3. 「手順2で求めた各税率の税込合計金額 ÷(1+ 税率)× 税率」を計算し、各税率の税額を算出します。※2
  4. 手順2で求めた各税率の税込合計金額から手順3で求めた税額を差し引き、各税率の税抜金額を算出します。

※1 端数はすべて切り捨てで処理されます。
※2 端数は「消費税」画面で設定した「端数処理」に基づいて処理されます。

「計算方法」に関する詳細は、以下の使い方ガイドをご確認ください。
「債権・入金の科目のデフォルト」および「消費税」の設定方法

ご注意

  • 消費税の計算方法を請求先ごとに設定したり、請求書を作成するたびに指定することはできません。
  • 「消費税」画面の「計算方法」で設定した内容は、「請求書」画面で手入力・CSVインポート・「Salesforce」インポートで作成した請求書に反映します。案件や案件から作成した請求書・見積書等には反映されません。

今後の実装予定

マネーフォワード クラウド請求書Plusでは、以下機能の実装を予定しています。

  • 案件の品目や案件から作成する請求書の品目の単価を税込(内税)で表示し消費税を計算する機能
  • 見積書の品目の単価を税込(内税)として消費税を計算する機能
  • CSVインポートによる請求書の作成時にCSVフォーマット上で個別の請求書ごとに税込(内税)・税抜(外税)を指定する機能
  • CSVインポートによる案件の作成時にCSVフォーマット上で個別の案件ごとに税込(内税)・税抜(外税)を指定する機能
  • 作成した帳票の品目の単価を税込(内税)・税抜(外税)で切り替える機能

今後の開発にご期待ください。


今後も皆さまのご要望に基づき、新機能開発・機能改善を進めてまいります。
ご意見・ご要望がございましたら、お問い合わせ窓口よりお送りください。

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