マネーフォワード クラウド債権管理 お知らせ

汎用消込仕訳出力時における消費税の計算方法を一部変更します

公開日:2025年08月29日

いつも「マネーフォワード クラウド債権管理」をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
このたび、汎用消込仕訳出力時における消費税の計算方法を一部変更することになりましたので、お知らせいたします。

対象のお客さま

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※「汎用消込仕訳出力」機能をご利用のお客さまが対象です。

対象ページ

消込>汎用消込仕訳出力

変更予定日

2025年9月9日(火)

変更内容の詳細

これまでの計算方法では、消費税集計後の金額・税率・消費税額・税抜金額の整合性が取れない場合があることが判明しました。
そのため、当該箇所の整合性が取れるよう、汎用消込仕訳出力時における消費税の計算方法を一部変更します。

変更前

これまで、汎用消込仕訳出力時における消費税額の計算は、積み上げ方式が採用されていました。

具体例

以下のデータを抽出・出力した場合を例に説明します。

  • 金額1,000円・税率10%・消費税額90円(90.9を切り捨て)・抜金額910円
  • 金額2,000円・税率10%・消費税額181円(181.8を切り捨て)・税抜金額1,819円

これまでは各明細の消費税の端数を先に切り捨て、切り捨てた金額で消費税額を集計していたため、上記の例では「金額3,000円・税率10%・消費税額271円・税抜金額2,729円」が算出される仕組みでした。

変更後

本リリース後は、抽出・出力したデータの集計後に消費税額を算出する方法に変更します。

具体例

以下のデータを抽出・出力した場合を例に説明します。

  • 金額1,000円・税率10%・消費税額90円(90.9円の情報を保持)・抜金額910円
  • 金額2,000円・税率10%・消費税額181円(181.8円の情報を保持)・税抜金額1,819円

本リリース後は各明細の消費税額の端数を切り捨てず、全額に対して税額を計算するため、金額3,000円に対して「税込合計金額 ÷{(1 + 税率)× 税率}」の計算を行います。
これにより、「金額3,000円・税率10%・消費税額272円(272.7を切り捨て)・税抜金額2,728円」が算出されます。

ご注意

  • 本リリース後は、出力した消費税額が変更前と異なる場合があります。
  • 仕様変更前に出力した仕訳内容への影響はありません。

今後も皆さまのご要望に基づき、新機能開発・機能改善を進めてまいります。
ご意見・ご要望がございましたら、お問い合わせ窓口よりお送りください。

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