マネーフォワード クラウド固定資産は、月次で仕訳連携を行うことを想定し、資産ごとに算出された償却費を計上します。
これにより、移行前の減価償却費の計算において資産の合計額に対して年単位で算出していた場合、端数処理によって減価償却額に10円未満の差異が生じる可能性があります。
このFAQでは、以下のような条件の資産が3件存在すると仮定し、移行前と移行後の計算方法をそれぞれ説明します。
例
条件
以下のような条件の資産があると仮定します。
- 取得額:1,000,100円
- 端数処理:切り捨て
- 耐用年数:6年(定額法における償却率:0.167)
計算方法
- 移行前:「資産の取得額合計」に対する1年目の償却額
(1,000,100円 × 3件) × 0.167 = 501,050円
- マネーフォワード クラウド固定資産:「資産ごとの取得額」に対する1年目の償却額
1,000,100円 × 0.167 = 167,016円
167,016円 × 3件 = 501,048円
このように、移行前に資産の合計額に対して年単位で算出していた場合、クラウド固定資産で算出した減価償却額との間に2円の差異が発生します。
更新日:2022年10月21日
※本サポートサイトは、マネーフォワード クラウドの操作方法等の案内を目的としており、法律的またはその他アドバイスの提供を目的としたものではありません。当社は本サイトに記載している内容の正確性・妥当性の確保に努めておりますが、実際のご利用にあたっては、個別の事情を適宜専門家に相談するなど、ご自身の判断でご利用ください。
このページで、お客さまの疑問は解決しましたか?
評価をご入力いただき、ご協力ありがとうございました。
頂いた内容は、当サイトのコンテンツの内容改善のためにのみ使用いたします。
