いつもマネーフォワード クラウド経費をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
これまで下記のご要望を満たすためには、複雑なワークフローの設定や複数のワークフローを作成して使い分ける必要がありました。
- 内部統制上、申請者本人は承認できないようにしたい。
- ひとつの申請書について同じ従業員が複数ステップで承認する手間を削減したい。
しかしながら、このたびの承認ルート設定の機能強化により、上記のご要望に対応できるようになりました。
これにより、承認の適格性の担保とともに、管理者の方の設定や承認時の手間が軽減されます。
※ご利用の際は、承認ルートの設定を変更する必要があります。
対象のお客さま
マネーフォワード クラウド経費を「管理」権限でご利用中のお客さま
対象機能
管理設定>ワークフロー設定>承認ルート
追加機能の詳細
申請者本人による承認可否
承認者グループの「承認者の指定」を「部門・役職指定」とした場合のみ「申請者本人の承認」の項目が表示されます。
可能:「承認者の指定」の条件に該当すれば、申請者本人が承認者に指定されます。
不可:「承認者の指定」の条件に該当しても、申請者本人は承認者に指定されません。
<不可とした場合の注意事項>
- 「承認者の指定」の条件に該当する承認者が申請者本人のみの場合、申請は行えません。
- 承認者に指定された別の従業員の代理承認者となった場合は、ご自身の承認も行えます。
同一承認者の複数回承認を不要とする
ステップごとに「同じ従業員が複数のステップで承認者になる場合」という項目が追加表示されます。
自動承認しない:同じ従業員が複数のステップで承認者に指定された場合、ステップごとに承認操作を複数回行う必要があります。
自動承認する :「自動承認する」と設定したステップで同じ従業員が複数回承認者に指定された場合、あとのステップは自動承認が行われます。
<「自動承認する」とした場合の注意事項>
- 自動承認が行われた場合、複数ステップで承認日・承認時間が同一となり、申請上のチャットでの「◯◯さんが申請を承認しました」というメッセージの表示は一度のみとなります。(ステップごとには表示されません。)
- 代理承認者として承認したステップは、複数回承認の条件には含まれません。
※本サポートサイトは、マネーフォワード クラウドの操作方法等の案内を目的としており、法律的またはその他アドバイスの提供を目的としたものではありません。当社は本サイトに記載している内容の正確性・妥当性の確保に努めておりますが、実際のご利用にあたっては、個別の事情を適宜専門家に相談するなど、ご自身の判断でご利用ください。