- 作成日 : 2025年9月25日
ぐるなび掲載は集客につながる?無料と有料プランの違いと料金体系
多くの飲食店経営者が集客の手段として検討する「ぐるなび」。その知名度の高さから集客効果が期待される一方、料金プランが複雑で、どのプランが自店に合うのか判断が難しいと感じる方も多いのではないでしょうか。
ぐるなびは、単に店舗情報を掲載するだけでなく、活用次第で強力な集客ツールとなります。この記事では、ぐるなびの集客の仕組みから、最新の料金プラン、費用対効果を高める活用法までを網羅的に解説します。
目次
ぐるなびが飲食店の集客に貢献する仕組み
ぐるなびが長年にわたり飲食店の集客プラットフォームとして支持されているのは、その圧倒的な利用者数と、ユーザーがお店を探しやすいように設計された仕組みにあります。ここでは、ぐるなびが集客につながる基本的な理由を解説します。
圧倒的な知名度と利用者数
ぐるなびは、日本最大級のグルメサイトの一つであり、多くのユーザーに利用されています。「お店を探すなら、まずぐるなびで」と考えるユーザーは少なくなく、サイト自体が強力な集客力を持っています。
このプラットフォームに店舗情報を掲載することは、自店の認知度を向上させ、これまでアプローチできなかった潜在顧客層にリーチする機会を生み出します。
目的やシーンに合わせた検索機能
ユーザーは「新宿 個室」「渋谷 ランチ」といった「エリア×目的」のキーワードで検索することが一般的です。ぐるなびは、こうした具体的なニーズを持ったユーザーに対して、的確な店舗情報を提示することに長けています。
店舗側は、自店のこだわりや特徴(個室あり、飲み放題プラン、記念日サービスなど)を詳細に登録することで、来店確度の高いユーザーに効果的にアピールできます。
ぐるなびの集客プラン一覧|無料・有料プランの料金と機能の違い
ぐるなびには、費用をかけずに始められる無料プランから、集客を強化するための多彩な機能を持つ有料プランまで、複数の料金プランが用意されています。ここでは、各プランの主な機能と料金を比較し、その違いをわかりやすく解説します。
自店の状況や目標に合わせて最適なプランを選ぶことが、費用対効果の高いぐるなび活用の第一歩です。
出典:飲食店レストランの集客なら【ぐるなびPRO】|株式会社ぐるなび
| プラン名 | 月額料金(税抜) | 主な機能 |
|---|---|---|
| スタートプラン | 0円 | 基本情報掲載、写真掲載(一部)、メニュー掲載 |
| ライトプラン | 11,000円~ | ネット予約機能(席のみ)、基本の販促機能、特集掲載(一部) |
| ベーシックプラン | 33,000円~ | ネット予約機能(席・コース)、アクセス解析、専任スタッフのサポート |
※上記は2025年8月時点の一般的なプラン構成です。料金やプラン内容は変更される場合があるため、最新情報は公式サイトでご確認ください。
【無料】スタートプラン
費用をかけずに、まずぐるなびに店舗情報を掲載したい場合に適したプランです。店名、住所、電話番号といった基本的な情報を掲載できます。ネット予約機能やGoogleビジネスプロフィール、LINE公式アカウントの登録・運用代行が利用できます。ただし、掲載できる情報量も限られるため、積極的な集客を目的とする場合には物足りなさを感じるかもしれません。
【有料】ライトプラン
有料プランの中で最も手軽に始められるプランです。コース予約やポイントの付与、クーポンなどが利用できるようになり、ユーザーの利便性が向上します。また、お店の魅力を伝えるための販促ページ作成や、一部の特集への掲載も可能になり、無料プランよりも露出の機会が増えます。
【有料】ベーシックプラン
多くの飲食店が利用している標準的なプランです。予約キャンセルへの対応や広告枠による予約誘導、ページのアクセス状況を分析する機能が利用できます。また、ぐるなびの専任スタッフによるサポートが受けられるようになり、ページの作り込みや販促活動について相談しながら集客効果を高めていくことができます。
ぐるなびで集客するメリット・デメリット
ぐるなびへの掲載は多くのメリットをもたらしますが、一方で注意すべき点も存在します。加盟を検討する際には、これらのメリットとデメリットを両面から理解し、自店の経営戦略に合致するかを慎重に判断することが求められます。
ぐるなび掲載のメリット
最大のメリットは、やはり新規顧客の獲得機会が増えることです。自店のウェブサイトだけでは届かない多くのユーザーにアプローチできます。また、ネット予約機能を使えば、24時間予約を受け付けることができ、予約の取りこぼしを防ぎ、電話対応の負担を軽減できます。
さらに、有料プランではエリアやジャンルに特化した特集ページに掲載されることで、さらなる露出増が期待できます。
ぐるなび掲載のデメリット
有料プランを利用する場合、当然ながら月々の掲載料という固定費が発生します。この費用に見合った集客効果が得られるかどうかは、ページの作り込みや運用努力に左右されます。
また、多くの飲食店が掲載しているため、競合との差別化を図らなければ情報が埋もれてしまうおそれがあります。ネット予約経由で成立した予約には、送客手数料が別途発生する点も考慮に入れておく必要があります。
ぐるなびの店舗登録から集客開始までの流れ
ぐるなびに店舗情報を掲載し、集客を始めるまでの手順は、いくつかのステップに分かれています。ここでは、問い合わせから掲載開始までの一般的な流れを解説します。スムーズに手続きを進めるためにも、全体の流れを把握しておきましょう。
1. 公式サイトからの問い合わせ
まずは、ぐるなびの加盟店向け公式サイト「ぐるなびPRO」から、資料請求または問い合わせを行います。ウェブ上のフォームに店舗名や連絡先などの基本情報を入力して送信します。後日、ぐるなびの担当者から連絡が入ります。
2. 担当者によるヒアリングとプラン提案
ぐるなびの担当者が店舗の状況や集客に関する課題、予算などをヒアリングします。その内容に基づき、お店に最も適した料金プランや活用方法の提案を受けます。この段階で、サービス内容や費用に関する疑問点はすべて解消しておくことが大切です。
3. 契約手続き
提案内容に納得できたら、契約手続きに進みます。申込書への記入や、必要な書類の提出を行います。契約内容を十分に確認し、不明な点がないようにしましょう。
4. 店舗ページの作成と公開
契約後、ぐるなびの管理画面が発行され、店舗ページの作成が可能になります。メニュー情報、写真、お店のこだわりなどを入力していきます。
ページの作成は自店で行うのが基本ですが、プランによっては担当者のサポートを受けながら進めることもできます。ページが完成し、ぐるなびの審査を経て公開されれば、集客活動の開始です。
ぐるなびの集客効果を最大化する運用のコツ
ぐるなびに掲載するだけで、自動的に集客ができるわけではありません。数多くの競合店の中から自店を選んでもらうためには、戦略的な運用が不可欠です。ここでは、ぐるなびの集客効果を最大化するための、3つの重要な運用のコツを紹介します。
魅力的な店舗ページの作り込み
店舗ページは、インターネット上のお店の顔です。料理や店内の写真が魅力的であることはもちろん、メニューの説明文にお客様が食べたいと思うようなストーリー(例:シェフのこだわり、食材の産地など)を盛り込みましょう。
また、情報は常に最新の状態に保つことが信頼につながります。季節限定メニューや新しいコースなどは、速やかにページに反映させる運用を心がけてください。
ネット予約機能のフル活用
現代のユーザーは、電話よりも手軽なネット予約を好む傾向にあります。ネット予約の受付可能時間を広げたり、席だけでなく多彩なコースを登録したりすることで、予約の機会損失を防ぎます。とくに、予約時にコース内容が決まっていると、当日のオペレーションがスムーズになるだけでなく、客単価の向上にもつながります。
参考:ネット予約の利用が6割超に。利便性やお得感でニーズが拡大~外食時の予約方法の動向~|ぐるなびPRO
データ分析による経営改善への活用
有料プランで利用できるアクセス解析機能は、集客戦略を見直す上で貴重な情報源となります。どのようなユーザーが、どの時間帯に、どのページを見ているのかを分析することで、ユーザーのニーズを把握できます。たとえば、「個室」のページの閲覧が多いなら、個室利用を促すプランを強化するといった施策が考えられます。データを定期的に確認し、ページの改善や販促計画に活かしましょう。
ぐるなびを自店の集客戦略にどう組み込むか
ぐるなびを上手に活用するには、まず「自店にとって、ぐるなびはどんな役割か」を考えてみることが大切です。たとえば、無料プランを「お店の公式SNSやサイトを知ってもらうきっかけ」と位置づけるのか、あるいは有料プランで「新規顧客と出会うためのメイン通路」として積極的に活用するのか。お店の今の課題や将来の目標に合わせ、ぐるなびとの付き合い方を決めることで、選ぶべきプランや発信すべき情報が、より明確になるのではないでしょうか。
※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。
※本サイトは、法律的またはその他のアドバイスの提供を目的としたものではありません。当社は本サイトの記載内容(テンプレートを含む)の正確性、妥当性の確保に努めておりますが、ご利用にあたっては、個別の事情を適宜専門家にご相談いただくなど、ご自身の判断でご利用ください。
関連記事
飲食店の売上分析とは?見るべき指標から改善方法までわかりやすく解説
飲食店の売上分析は、経営状況の改善や現場の見直しにつながる手段です。感覚に頼った経営だけでは限界があるため、データをもとにした判断が欠かせません。この記事では、飲食店の売上分析の基本的な考え方から、活用できる経営指標、Excelやツールの使…
詳しくみる飲食店における競合店とは?競合調査の重要性を解説
飲食店を経営する上で、競合店の存在は避けて通れない重要な要素です。競合店とは、自店と同じ市場で類似の商品やサービスを提供する店舗のことを指します。競合調査を行うことで、市場のトレンドや顧客ニーズを把握し、自店の戦略を見直す手助けとなります。…
詳しくみるお通しとは?お通し代の目安やメリット、いらないと言われた時について
「お通し代」とは、飲食店で料理を注文する前に提供される小皿料理の料金を指します。この文化は日本特有のもので、食事を楽しむ際の一品として位置づけられています。お通しは、お客様に対するおもてなしや、飲食店の料理の一端を味わってもらうための意味合…
詳しくみる飲食店のFL比率とは?計算方法や目安を解説
「FL比率」とは、飲食店のフードコストと労務コストを総合的に捉えた指標で、店舗の経営効率を評価する重要な要素です。具体的には、フードコストと労務費が売上に対してどの程度の割合を占めているかを示し、これを把握することで、経営者はより良い意思決…
詳しくみるフランチャイジーとは?成功のポイントやメリットデメリットを解説
この記事では、フランチャイジーとしてのビジネス運営について、基本概念から具体的なステップまで詳しく解説しています。フランチャイジーとフランチャイザー、代理店との違い、フランチャイジーになるメリットとデメリット、成功するための方法や注意点、お…
詳しくみる飲食店がイベントを成功させるには?企画アイデアも紹介
飲食店がイベントを企画することは、集客や顧客満足度の向上に効果的です。特別なテーマを持った料理や、地域の特産品を使用したメニューなど、工夫次第で多くのお客様に喜んでもらえる機会を提供できます。また、イベントはスタッフのやる気を引き出す場でも…
詳しくみる