新たに経理担当者を採用すべきか悩んでいた

合同会社リーツ 石黒様：当社は農機メーカーの倉庫管理業務を請け負っています。2015年2月の法人設立当初、私が悩んでいたのは新たに経理担当者を採用するかどうかということ。私自身の会計知識は、簿記の一般教養程度しかありませんでした。専任者を雇いたいけどパートタイムでも毎月10万円程度は人件費がかかると思うと、ほかに解決策がないかと頭を抱えていたんです。

ちょうど同じ頃に顧問税理士を探していたところ、香川会計事務所に出会いました。その時にご提案していただいたのがマネーフォワード クラウド会計でした。香川会計事務所の新しいものを積極的に取り入れるスタンスに魅力を感じていましたし、経理業務を効率化できる会計ソフトということで導入を決めました。

税理士との打ち合わせも経営相談の時間にできた

マネーフォワード クラウド会計導入後、新たに経理担当者を雇用することなく会計業務をこなせています。特に気に入っているのは「通帳の明細の自動取得」「場所を選ばずデータ確認が可能」「顧問税理士とオンラインで共有」の3点です。以前の職場ではインストール型ソフトで処理しており、通帳と帳簿の数字を合わせるだけでも一苦労。顧問税理士とのデータの受け渡しも非効率でした。

今は金融口座のデータを自動取得してくれる機能を活用。取り込んだデータを確認するだけで仕訳が完結します。勘定科目を自動提案してくれるので、仕訳登録に時間がかかりません。さらに、レポート機能により経営状況をリアルタイムに把握できますし、試算表は関係諸機関にPDFで即時受け渡しができる点も便利ですね。

顧問税理士とのやりとりも、打ち合わせ前に確認してもらいたいことをお願いでき、打ち合わせでは経営に関わる相談に時間を割くことができています。クラウド会計と聞くと、何か難しいもののように感じていましたが、簡単に利用できるサービスだからこそこれほど社会に普及しているのだと思います。

バックオフィスの効率化で、自社にしか生み出せない価値を創造したい

給与計算や請求書発行業務も、、今使っているExcelデータをマネーフォワード クラウドに移行して、シームレスに連携したいと考えています。特に給与計算は、社会保険料率や税率が変わった際も随時反映されるので魅力的です。またタグ付けの機能を利用して、経費をより詳細に把握していきたいです。事務と現場の兼任は大変ですが、より一層バックオフィスを効率化して、自社にしか生み出せない価値を創造していきたいと思います。

会計知識がある会計事務所職員や経理担当者が使いやすい設計

香川会計事務所 香川様：私たちの会計事務所では、マネーフォワード クラウド会計はリリース当初の2014年から導入し、主に新規のお客様に使っていただいています。クラウド会計ソフトはいくつか併用していますが、マネーフォワード クラウド会計は会計知識がある会計事務所職員、事業会社の経理担当者にも使いやすい設計になっていると感じます。

従来のインストール型ソフトの場合、訪問してから3時間～半日をかけて数字合わせを行い、数字が合ったらまた来月という流れになりがちです。しかし、お客様が求めていることは会計処理・記帳ではなく、経営に関するアドバイスです。マネーフォワード クラウドを活用すると、Web上でリアルタイムに数字の確認や修正ができるため、訪問時には社長との相談に時間を割くことができますし、自動取得機能の活用により記帳の時間を省略できるため、1人あたりの担当件数を増やすこともできます。また、改善スピードが速く、使い勝手が日々向上していく点も従来のインストール型ソフトにはない魅力です。

リーツ様のように事業立ち上げ時期の会社がより本質的な業務に集中することができるよう、これからも積極的に活用していきたいと思います。