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10年経ってもフリーランスとして食べていける人の6つの特長

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フリーランスとして食べていくことは、それだけでも大変である。が、長期にわたって食べていく、というのはさらに難しい。データによれば、10年後も食べていけることの出来る人はほんの一握りである。

独立して成功する確率を、中小企業白書(2006年版)「開業年次別 事業所の経過年数別生存率」のデータに求めると、個人事業で創業した場合、なんと創業者の約40%が1年未満に脱落している。

3年目をクリアして、5年後まで継続できる人はわずか約25%。創業から5年で、4分の1にまで減少してしまう。そして、10年後まで生き残っている人は10%にすぎない。やはりフリーランスは勤め人に比べ、厳しく成果が求められるようである。だが、フリーランスとして成功すれば見返りも大きい。何とかして成功する可能性を高めたいと思うのは当たり前だろう。

では、成功と失敗を分かつものは一体何だろうか。

10年後もフリーランスとして食べていける人の特長

私が出会った中で、10年以上フリーランスを続けていける人は皆、次のようなことを言う。

1.仕事の質に妥協しない。

フリーランスは自分自身の信用が第一である。仕事の質は100%自分に責任がある立場だ。勤め人であれば会社が万が一の時も責任を取ってくれるが、フリーランスではそうはいかない。顧客がわざわざ「企業」ではなくフリーランスの方に仕事を出す理由は、あなたに「良いサービスをしてくれる」という信用があるからだ。

長くフリーランスを続けている方は、例外なく「下手な企業よりもはるかに良い仕事をしてくれる」と顧客から評価を受けている。顧客の求める質に対して、妥協は禁物だ。

2.目の前の仕事をこなすだけでなく、マーケティング、営業活動に意図的に時間を割いており、紹介に頼らない。

フリーランスの方々の最も重要な新規案件獲得の方法は、「紹介」だ。「良い仕事をしてくれる人」は、紹介だけでも十分食べていける量の仕事があると言える。しかし、長い間には不況ややむを得ない事情により、紹介による仕事が大きく減ることもある。

長くフリーランスを続けている方はそのことをよく知っている。だから、ベテランは「良いと時ほど営業活動やマーケティングをやらなくてはいけない」と言う。目の前の仕事だけではなく、自分の時間の一定の割合を常に顧客開拓にあてよう。

3.経理を自分でやるなど、数字を自分できちんと管理している。

自分で会社の数字を抑えていない経営者は、かなりの高確率でお金のトラブルに巻き込まれる。時には支払いを延滞する顧客もいるだろうし、あなたが振込みを忘れてしまうかもしれない。いずれも会社にとって良からぬことである。

また、売り上げと手元にある現金は多くの場合一致しないし、税金や保険の支払いなど、お金に関わる手続きはかなり多い。もちろん税理士に力を借りるのは悪いことではないが、経理の知識が無いままに会社の経営状況を把握するのは不可能だ。最低限の経理知識は抑えておこう。

4.業務拡大のスピードをコントロールしている。

仕事を受けすぎてサービスや生活物の質が悪化し、逆に顧客を減らしてしまう人がいる。特に、信用が積み上がり、様々な人から仕事を頼まれるようになり、「上向いてきたな」と感じる時だ。

どの仕事も思ったよりは時間がかかるし、顧客の要求はあなたが考えているよりも多い。仕事があるうちにできるだけ稼いでおきたい、ということもわかるが、無理は禁物だ。長くフリーランスをしている人は適正な仕事量をわきまえており、「成長」よりも「信用」を重視する。

5.新しい技術、新しい仕事に常にチャレンジしている。

どんな高スキル者であっても、時代を経ればそのスキルは陳腐化する。会社員は周りに同僚がいるため、直接の競争に晒されにくい。だが、フリーランスは常にスキルアップしていかなければ3年も経たないうちに時代遅れとなってしまう。常に本を読み、最新のスキルを勉強し、様々な人々にあって情報を仕入れよう。

また、全部をチャレンジな仕事にする必要はないが、「少し難しい」という感じる仕事を積極的に1つ、2つは常に受けるようにしよう。あなたが保守的になってしまったら、仕事を通じてレベルアップする機会を失うことになる。

6.健康管理を怠らない。

あなたの代わりはいない。本当に誰もいないのだ。だから、病気になってしまったら収入は無くなるし、顧客もいなくなってしまう。勤め人であれば別だ。あなたがいなくても会社は回るし、休んでいても給料が出る。
「からだが資本」とはよく言ったもので、体が健康でいてこそフリーランスで居られる。フリーランスを長く続けた人は何よりも、「その間ずっと健康だった」のである。

まとめ

10年以上フリーランスを続けるのは厳しく、辛い道のりです。でも、だからこそ見える風景もあるはずです。共にがんばりましょう!

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執筆者
Books&Apps

安達裕哉(あだち ゆうや)

1975年、東京都生まれ。Deloitteにて12年間コンサルティングに従事。マネジメント、IT、人事コンサルタント。現在はコンサルティング行う傍ら、学習塾の経営を行い、人材育成に注力している。
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