三井住友カード×メトロール「経費精算×コーポレートカードで生産性向上を実現する」MF Expense expo 2018 イベントレポートvol.3

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三井住友カード×メトロール「経費精算×コーポレートカードで生産性向上を実現する」 MF Expense expo 2018イベントレポートvol.3

9月7日、「経理から始める働き方改革」をテーマに開催された「MF Expense expo 2018」。法人企業の管理・経理部門、経営層などを対象に、自社のバックオフィス業務の効率化に有益な講演やサービスにまつわる多様なセッションが実施されました。

レポートvol.3でご紹介するのは、経営観点でコーポレートカードにどのような意義があるか事例とともに迫っていくセッションです。登壇したのは、クレジットカード事業などを展開する三井住友カード株式会社、会員事業部(東京)の上山智亮氏。そして、長年にわたりコーポレートカードを利用する株式会社メトロール代表取締役の松橋卓司氏。

上山氏からは「経費精算にまつわる企業が抱える課題とその解決法」について、松橋氏からは「コーポレートカードとマネーフォワード クラウド経費の連携による生産性向上につなげた事例」について語られました。

 

【サービス開発企業:三井住友カード株式会社】 コーポレートカードの導入で企業の経費精算処理こそキャッシュレスに

日本で初めてVISAカードを発行し、クレジットカード事業のパイオニアとして知られる三井住友カード株式会社。キャッシュレス化により、あらゆる場面でスムーズな決済を可能にしてきました。個人利用のみならず、クレジットカードはビジネスの生産性向上に貢献すると語る上山氏。まず、経費精算業務に関する企業が抱える課題について、次のように指摘します。

三井住友カード株式会社・会員事業部 上山智亮氏

上山氏 「経費は“日常経費”と“出張経費”に分類できますが、それぞれに課題があります。日常経費については、毎月の公共料金支払い、多様な請求書処理などが挙げられるでしょう。支払時の会計処理が現金ベースになるため、管理プロセスも非常に複雑。また、支払先も多岐にわたり、それにともなう振込手数料が発生。年間通してその額は大きく膨らむため、コスト面でも負荷がかかります。また出張経費については、交通費、宿泊費、接待費を含めて、社員個人が現金やカードで立て替え払いをしているため、精算は紙ベースです。手入力のため手間がかかりますし、誤入力などのミスも発生します」。

こうした経費精算の課題に対する打ち手が「コーポレートカードとマネーフォワード クラウド経費に代表されるような、経費精算システムの連携」だと上山氏はいいます。

上山氏 「出張旅費を例に挙げてご説明します。まず、社員にコーポレートカードを渡し、出張旅費はカードで精算してもらいます。経費精算システムと連携させることによって、その利用データが自動でシステムに登録されます。社員は経費精算システムの画面で、データに間違いがないかを確認して申請。上司は内容に問題がないか確認して承認します。もちろん印鑑も不要ですし、クレジットカードなので振込手数料はかかりません。経費精算にかかる人的コスト、金銭的コストを大幅カットできますので、生産性の向上も図れますし、経費の可視化にもつながります」。

【サービス導入企業:株式会社メトロール】 コーポレートカードとマネーフォワード クラウド経費の同時利用で業務効率がさらにアップ

コーポレートカード導入の利点について、実体験から紐解くのは株式会社メトロール代表取締役の松橋氏。メトロールでは、産業機械の自動化を促進するためのセンサを開発・製造しています。本業の持続的な成長のためにも、研究や技術革新の部門に人材を割くことを優先したいと、経費精算にはコーポレートカードとマネーフォワード クラウド経費を導入したそうです。

松橋氏 「コーポレートカードは社内のキャッシュレス化に大きく貢献してくれました。ただ、経費精算処理の業務だけを切り取ってみると、コーポレートカードの利用明細書と領収書の突き合わせ、申請書内訳の確認作業など、仕訳や集計に時間がかかっていました。そこで、マネーフォワード クラウド経費を導入、以前と比較して大きく変わったのは、コーポレートカードの利用明細の仕訳業務が一切なくなった点です。営業が経費精算する時点で、仕訳済みのデータだけが届くので、いままで経費処理業務に1週間かかっていたところが、5時間で済むようになりました」。

株式会社メトロール代表取締役 松橋卓司氏

また、出張経費に関して、精算する側の負担も軽減されたといいます。

松橋氏 「私自身、週3日から4日は出張しています。出張にあたっては、ホテル・新幹線・飛行機・レンタカーの予約、電車賃、タクシー利用料、駐車場代、ガソリン代など精算内容も多岐にわたります。ほぼコーポレートカードで支払っていましたので、利用明細を突き合わせる手間はかからなかったのですが、それでも月1日は経費精算に充てていました。使ったレシートを確認しながら、項目を分類して申請していましたが、実に無駄な時間だったと思います。マネーフォワード クラウド経費を使うようになってからは外出先からでも簡単に申請できるようになりました。レシートや領収書を写真で撮ってアップするだけで、自動的にほぼ正確なデータが入ってきますので、入力ミスがなくなりましたし、腰を据えて時間を取らなくても、移動中などの空き時間に申請できるので、無駄な時間が短縮されました」。

コーポレートカードを社員に持たせることについて、不安視する経営者も少なくないかもしれませんが、松橋氏は「コーポレートカードは上限金額を設定できるので、現金よりも安心です」と断言します。また、経理と営業に生じがちな軋轢もなくなったと振り返ります。

松橋氏 「これまで毎月25日くらいになると、営業は自分が使った領収書を仕訳しながら、提出期限ギリギリまで作業をしていました。経理の手元に領収書や仕訳データがまわってくるのは月末間際。ただ、大体間違いがあったり、確認作業に時間がかかったりして、何でギリギリになるんだ、と経理は怒っているんです。また、当社では経費を給与振り込みと同時に行っていますが、以前は一人ひとりに現金を渡して処理していました。1000円足りない、となれば、わざわざ銀行に行って引き出していたことも。これでは経理にとってストレスが募るばかりですし、営業との関係もギスギスしてしまいます」。

営業であれば、新規クライアントの獲得や既存取引先とのグリップ強化に専念してほしいと考えるのは経営者なら当然のこと。「むしろ、それ以外のことは全部無駄な時間なんです」と松橋氏。これまでの慣習的な業務と放置せずに、ツールやシステムをいかに組み合わせて業務改善につなげるかが肝心だと力説します。

松橋氏 「旧来の方法に非効率さを感じながらも、策を講じられてない経営者の皆さんには、“社員に給与をいくら払っているか”をいま一度考えていただいた方がいいかもしれません。時給3000円を払って無駄な作業をやらせるのではなく、付加価値の高い仕事、思考する仕事をしてもらわなければ、お金は生まれません。営業だったら、技術者だったら、どういう仕事をするべきか、どうやって新しい仕事を創造するかがビジネスを左右します。いまは革新的なツールやシステムに恵まれた時代です。社員の時間を有効活用するには、何を取り入れ、どうマネジメントするかを考え、常に業務改善に取り組む姿勢が求められていると思います」。

まとめ

よりイノベーティブな組織にするためにも、管理業務は簡素化して、クリエイティブな仕事にヒューマンリソースを集中させたいと考えている経営者は多いはずです。メトロール社の実例から、決済はコーポレートカードの導入、経費精算のルーティンワークはクラウドシステムへ移行することは生産性向上の近道になり得ることを学び取ることができました。

※掲載している情報は記事更新時点のものです。

執筆:末吉 陽子 (すえよし ようこ)

1985年生まれ。日本大学藝術学部卒業後、広告制作会社に就職。営業・制作ディレクターを経て、2012年にフリーランスの編集者・ライターとして独立。インタビューをメインにビジネスからカルチャーまで幅広いジャンルの媒体に寄稿している。



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