フリーランスでも固定費のコストカットをしよう

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フリーランスの悩みのNo1は、やはりお金の悩みです。売上がなかなか伸びない……と、不安を抱えながら生活をしている人も多いでしょう。

フリーランスという不安定な状態であるからこそ、貯金をしたり投資をしたりとお金のことを人一倍考えなくてはなりません。

しかし、そう簡単に売上を伸ばすことはできません。当たり前ですが売上は自分だけでコントロールすることができないからです。顧客あっての売上、それが真実です。

しかし「コストカット」は違います。全て自分の裁量で行うことができ、しかもすぐに効果が出ます。コストカット分を貯金に回せば、老後の蓄えや投資の原資につかうこともできるかもしれません。

ここではフリーランスがすぐにできそうなコストカットについて、少し書いてみたいと思います。

家賃

固定費の中でもっとも大きいのが「家賃」です。家賃のコスト削減なくして大きなコストカットは不可能です。

フリーランスの方で大きなオフィスを借りている人は少ないと思いますが、コワーキングスペースやレンタルスペースなどの「ちょっとした間借り」をしている方も少なくないでしょう。

月に1万円、2万円であっても年間に直せば20万円ほどになり、大きなお金となります。

この場合、2つほど案があります。

1.知り合いやお客さんのオフィスに間借りさせてもらう。

思い切って、知り合いのオフィスに間借りするのは悪くない選択肢です。スタートアップ界隈でも家賃が費用として大きいので、友人のオフィスに間借りした、という話は数多くあります。

また、顔をよく合わせることは、新しい仕事の依頼にも繋がります。

2.Airbnbが可能な物件を借りて、間貸しする

Airbnbというwebサービスは、「空いている部屋」を旅行者に貸し出すことで対価をもらう、というサービスです。すでに都内に3,000件ほど有りますが、海外からの旅行者の増加に伴い、かなりの収入を得ている人も出てきています。

オフィススペースや通常のマンションだとAirbnb禁止のところもありますが、一軒家などはオフィス利用可能でAirbnbもOK、と言った場所も探せばあります。

3部屋あったら1部屋をオフィスとして使い、残りの2部屋を旅行者に貸し出せば、家賃はゼロ、もしくはプラスとなる可能性もあります。また、常に外国人が来るなど、コミュニケーションも楽しめます。
(参考:Airbnb

通信料

通信料もバカにはなりません。月額1万、2万支払っている方もよく見受けられます。こちらも場合によっては半分程度に圧縮することが可能です。

具体的には「格安SIM」を用いることで、通信料の大幅なコストカットをします。

個人的にはau端末を使っていたので、Mineoというケイ・オプティコム社が提供している格安SIMを使っていますが、悪くありません。

通信料が半分になることもあるようなので、一度検討してみてはいかがでしょうか。

また、外出先から大きなデータをやり取りしたり、クラウド上のでファイル操作をしたりする仕事の場合、携帯電話の転送制限の7Gをオーバーする時もあります。

このとき、データ通信量を追加でチャージする方も多いと思いますが、大手キャリアだと1Gあたり1000円で追加チャージと、バカにならない金額です。この場合なども格安SIMが良いようです。

Mineoは3Gあたり980円と、大手の3分の1の価格で提供しています。
(参考:Mineo

保険

保険は人生で2番めに高い買い物です。30代では年間、平均で30万円から40万円くらい払っていますからすごいお金です。

30代から40代にかけての死亡保障の平均は2,000万円前後だということですから、補償額がそれを超えていれば、払いすぎているかもしれません。

ただ、保険証券すらどこにあるか忘れている、という人も多いと思います。(私もそうでした)ので、一回補償額などを見てみてもいいかもしれません。

大体において、保険は知り合いの勧めでよく考えずに入ったものが多いと思いますので、これだけで年間10万、20万円コストカットできるのであれば、改善の余地は大きいでしょう。

自動車

自動車は維持費の高いおもちゃです。保険で平均年間10万円程度、税金で年間5万円~10万円、その他数種類の税金で、年間2万~3万円程度、そのほかガソリンが年間10万円程度だと思います。

車両をローンで買ったら月に5万円くらいは自動車で飛んでいるのではないか?と思います。駐車場代なども馬鹿になりません。年間60万円は、なかなか大きなお金です。

よほど車好きでなければ、郊外の車必須の場所ではなく、Airbnbでたくさんお客さんが来るような都心に移住し、レンタカーやカーシェアリングで十分、とすることも考えてみてはいかがでしょうか。

各種会費

クレジットカードの年会費、各種寄り合い、付き合いで入った業界団体など、会費は少しずつお金を奪っていきます。また、webサービスやスマートフォンで月額課金されているものも見えにくく、この際一気に解約してしまうのも手です。

Amazonプライム会員などは、家族の誰かが入っていれば同居の親族2名で共有できますので、一人入っていれば十分です。

DropboxやEvernoteの月額利用料も累積ではそれなりの金額です。また、有料メルマガや新聞なども本当に必要か、一度検討してみてはいかがでしょうか。

知らず知らずのうちに課金されていた、というサービスも有るかもしれません。課金サービスの棚卸は必要です。

まとめ

トヨタ自動車などは「乾いた雑巾を絞る」くらいコストカットを重視するといいますが、フリーランスの方でコストを重視する方は珍しいのではないでしょうか。

規模にかからず、手元に現金を残すことは重要です。売上の前に手元でできることをやっておくのも悪くないでしょう。

※掲載している情報は記事更新時点のものです。

執筆:安達 裕哉 (コンサルタント / ライター)

1975年、東京都生まれ。Deloitteにて12年間コンサルティングに従事。マネジメント、IT、人事コンサルタント。現在はコンサルティング行う傍ら、学習塾の経営を行い、人材育成に注力している。



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