- 作成日 : 2026年2月26日
NotebookLMが使えないのはなぜ?原因や対処法を解説
NotebookLMが使えない主な原因は、組織アカウントでのアクセス制限、18歳未満の年齢制限、あるいは非対応のファイル形式のアップロードにあります。
- アクセス不可:組織管理者が「その他のGoogleサービス」で機能をオンにする必要あり
- 読み込みエラー:PDF、ドキュメント、スライドに対応のためExcel等は変換が必須
- スマホの問題:専用アプリがないため、ブラウザの「PC版サイト表示」への切替で解決
組織ポリシーにより機能がブロックされ個人対処が難しい場合は、同等の長文読解力を持つツールを代替として検討するのも良いでしょう。
GoogleのAIノートブックツール「NotebookLM」は、適切に使用することで資料の分析や学習効率を大きく向上させる強力なツールですが、「NotebookLMが使えない」「ログイン画面に進めない」といったトラブルに直面するユーザーも増えています。
この記事では、NotebookLMが利用できない主な原因を「アクセス権限」「ファイルアップロード」「機能不全」の3つの観点から徹底解説します。Google Workspaceの設定変更やエラー回避の具体的な手順を確認し、業務や学習の遅れをスムーズに取り戻しましょう。
※(免責)掲載情報は記事作成日時点のものです。最新の情報は各AIサービスなどの公式サイトを併せてご確認ください。
目次
NotebookLMが使えない・ログインできない主な原因は?
NotebookLMが使えない、あるいはログイン画面で弾かれてしまうトラブルの多くは、Googleアカウントの属性や管理者設定に起因しています。まずは自身のアカウント環境とブラウザの状態を確認することで、問題の切り分けが可能になります。
「アクセス権がありません」と表示される組織アカウントの問題
企業や大学などの組織アカウント(Google Workspace)を利用している場合、管理者が機能を許可していないことが最大の原因です。
NotebookLMは組織によっては管理者設定で無効化されていることがあり、ユーザー個人の判断では利用開始できません。 この問題を解決するには、組織のIT管理者に連絡し、Google管理コンソールでNotebookLMを「オン」にするよう依頼する必要があります。管理者は「アプリ」>「その他のGoogleサービス」からNotebookLMを探し、ステータスを「全員に対してオン」に変更することで、組織内での利用が可能になります。
なお、Workspaceの契約プランや組織の設定時期によっては、NotebookLMが「早期アクセスアプリ」に分類されているケースもあるので注意が必要です。「早期アクセス アプリ」とは、Googleが一般公開前にフィードバックを得る目的で提供している機能やサービスを指し、デフォルトでは無効になっている場合があります。
もし標準のアプリ一覧にNotebookLMが見当たらない場合は、「その他のGoogleサービス」>「早期アクセスアプリ」から設定をオンに変更してください。
年齢制限や地域制限による利用不可のケース
Googleアカウントに登録されている情報が利用要件を満たしていない場合も、サービスへのアクセスはブロックされます。
NotebookLMを利用するには、日本の場合ユーザーが13歳以上である必要があり、13歳未満のアカウントではログイン自体ができません。 また、NotebookLMは現在多くの国で展開されていますが、一部の地域からはアクセスが制限されています。
個人のGmailアカウントを使用している場合でも、生年月日設定や接続元の地域情報を見直す必要があります。VPNを使用している場合は、接続先がサービス対応地域であるかも確認してください。
ブラウザのキャッシュや拡張機能による干渉
アカウントに問題がないにもかかわらず画面が真っ白になる、あるいはボタンが反応しない場合は、ブラウザ環境に原因がある可能性が高いです。特に広告ブロック系の拡張機能や、古いキャッシュデータがNotebookLMの動作を阻害することがあります。
対処法として、まずはGoogle Chromeの「シークレットウィンドウ」でアクセスを試みてください。これで正常に動作する場合は、ブラウザのキャッシュクリアや、干渉している拡張機能の無効化を行うことで、通常モードでも利用できるようになります。ブラウザ自体を最新版にアップデートすることも有効です。
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NotebookLMでファイルが使えない・アップロードできない時の対処法
NotebookLMに資料を読み込ませようとした際にエラーが出る場合、ファイルの形式、構造、あるいは容量制限のいずれかに抵触していることが考えられます。アップロードエラーを回避するための具体的な条件を確認しましょう。
読み込み可能なファイル形式と非対応データ
NotebookLMが現在サポートしているファイル形式は限定されており、非対応のファイルをアップロードしようとするとエラーになります。
基本的にはGoogleドキュメント、Googleスライド、PDFファイル、テキストファイル(.txt)、そしてコピーしたテキストのみが対象です。 Excel(.xlsx)やCSVファイル、画像ファイル(.jpg, .png)は直接アップロードできません。
これらのデータを使いたい場合は、一度Googleドキュメントに内容を貼り付けるか、PDFに変換してからアップロードするというひと手間を加えることで、ソースとして認識させることが可能になります。
また、NotebookLMはローカルにあるファイルだけでなく、公開されているWebサイトやYouTube動画のURLを直接ソースとして追加することも可能です。
わざわざ手元に資料を用意しなくても、URLを入力するだけでWeb上の記事や動画の文字起こしデータを即座に解析・要約できます。「参照したいデータがPDFやドキュメント形式ではないから」と諦めていた場面でも、この機能を活用することで、膨大なWeb情報や動画コンテンツを効率的にインプットできるようになります。
PDFが認識されない「画像化」問題とOCR処理
PDFファイルをアップロードしても内容が読み取れない、あるいは回答の精度が極端に低い場合、そのPDFが「文字データを含まない画像」として保存されている可能性があります。
スキャナーで紙の資料を取り込んだだけのPDFは、見た目は文字でもデータ上はただの写真です。 この場合の対処法は、OCR(光学文字認識)処理を行うことです。
Googleドライブで該当のPDFを右クリックし、「アプリで開く」>「Googleドキュメント」を選択すると、自動的に文字起こしが行われます。この変換後のドキュメントをソースとしてNotebookLMに追加すれば、正しく内容を理解できるようになります。
ファイルサイズやソース数の上限超過エラー
NotebookLMには1つのノートブックに追加できる情報量に明確なリミットがあり、これを超えると新しいソースを追加できなくなります。
現在の仕様では無料版の場合、1つのソースあたり50万語相当、ノートブック全体で最大50個程度のソースまでという制限があります。 もしアップロードに失敗する場合は、ファイルサイズが大きすぎるか、ソースの数が上限に達していないかを確認してください。
長大な資料は章ごとに分割して複数のファイルにするか、不要になった古いソースを削除して枠を空けることで、再びアップロードが可能になります。
NotebookLMの機能が使えない・回答精度が低い場合の対処法
「使える状態だが、役に立たない」と感じる場合も、広義には「NotebookLMが使えない」状況と言えます。AIが的確に答えない、あるいは音声生成などの機能が動かない場合には、ソースの質と指示の出し方を改善する必要があります。
期待した回答が得られないハルシネーションへの対策
NotebookLMが事実と異なる回答(ハルシネーション)をする主な理由は、参照元のソースにその情報が含まれていないか、指示が曖昧だからです。NotebookLMはアップロードされた資料のみを根拠とするため、資料にない一般常識などを問うと精度が落ちることがあります。
精度を高めるには、質問文(プロンプト)を具体的に記述することが重要です。「要約して」とだけ投げるのではなく、「〇〇という視点から、△△に関する記述を抜き出して箇条書きでまとめて」と指示することで、AIはソース内の該当箇所を正確に探し出せるようになります。必ず回答末尾の引用番号をクリックし、原文を確認する習慣をつけましょう。
音声概要(Audio Overview)が生成されない・エラーになる理由
NotebookLMの特徴的な機能である「音声概要」が生成できない場合、ソースの文字数が少なすぎて対話の脚本を作れないことが原因であることが多いです。
音声生成にはある程度の情報量が必要であり、数行のメモ程度ではエラーになるか、極端に短い音声しか生成されません。 解決策として、関連する資料を複数追加して情報量を増やすことが挙げられます。
ただし、たとえ情報量が多くても、テーマが散らばりすぎている場合は生成に失敗しやすいため、関連性の高い資料でまとめることが大切です。
また、生成ボタンを押しても反応がないように見える場合は、サーバー混雑や処理時間の問題である可能性があります。生成には数分かかることもあるため、ページを閉じずにしばらく待機するか、時間を置いて再試行するのが賢明です。
動作が重い・応答がない時のネットワーク確認
チャットの返答が返ってこない、あるいは動作が極端に重い場合は、一時的なサーバー負荷やネットワーク環境の不安定さが影響しています。
特に大量のデータを読み込ませた直後は、AI側の処理(インデックス作成)に時間がかかることがあります。 社内ネットワークなどのファイアウォールが特定の通信をブロックしているケースも稀にあります。スマホのテザリングなど別の回線でスムーズに動くようであれば、ネットワーク管理者への相談が必要です。
また、頻繁にフリーズする場合は、ブラウザの再起動やページの再読み込み(リロード)を試すことで解消することがあります。
スマホやタブレットでNotebookLMが使えない・表示が崩れる時の対処法
「出先で確認したいのにスマホだと動かない」「画面が崩れてボタンが押せない」というトラブルも頻発しています。
モバイル環境特有の制限や仕様が原因であることが多いため、以下の対策を行うことで利用可能になるケースがあります。
アプリストアで検索しても見つからない・起動しない
現在、NotebookLMにはiOSやAndroid向けの公式アプリが存在しないため、ストアで検索しても利用できません。
スマホやタブレットで利用する場合は、ChromeやSafariなどのブラウザアプリを開き、Webサイト版のNotebookLMに直接アクセスする必要があります。「アプリが起動しない」のではなく「アプリ自体がない」という仕様を理解し、ブラウザ経由でログインしてください。
画面レイアウトが崩れて操作ボタンが押せない
スマホのブラウザでアクセスした際、画面の端が切れたり、チャットの送信ボタンが隠れてしまったりすることがあります。
これはモバイル表示への最適化が完全でない場合に起こります。 最も確実な対処法は、ブラウザの設定メニューから「PC版サイト(デスクトップ用サイト)を表示」を選択することです。
強制的にPCと同じレイアウトを表示させることで、隠れていたメニューやボタンが操作可能になります。特にiPadなどのタブレット端末では、この設定切り替えで劇的に使いやすくなります。
モバイル回線で動作が重い・音声概要が再生できない
外出先のモバイル回線(4G/5G)では通信が不安定になりやすく、特に容量の大きい「音声概要」の再生や、大量のソース読み込み時にエラーが発生しがちです。
NotebookLMはブラウザ上で高度な処理を行うため、端末のメモリ不足が原因でフリーズすることもあります。
不要なアプリを終了させてメモリを確保するか、音声ファイルの生成・ダウンロードなどの重い処理はWi-Fi環境の整ったPCで行い、スマホは閲覧専用と割り切って使うのが最もスムーズな運用方法です。
NotebookLMがどうしても使えない場合の代替AIツールは?
組織のセキュリティポリシーによるブロックや、Googleアカウント自体の制限により、どれだけ対策してもNotebookLMが利用できないケースもあります。
その場合は、目的に応じて得意分野の異なるAIツールを補完的に活用するという選択肢を検討しましょう。
長文ファイルの読み込みと要約なら「Claude(クロード)」
Anthropic社のClaudeは、NotebookLMと同様に非常に長いテキスト(長大なコンテキストウィンドウ)を処理できる能力を持っています。
PDFやテキストファイルをアップロードして「この資料の内容に基づいて回答して」と指示すれば、NotebookLMに極めて近い感覚で使用可能です。特に論文や仕様書など、ページ数の多いドキュメントの要約や分析においては、現状NotebookLMの最も強力な代替候補となります。
Claudeについては、以下記事でも詳しく紹介しています。
高度なデータ分析とグラフ作成なら「ChatGPT」
数値データの分析や、Excelファイルの内容を基にしたグラフ作成が目的であれば、ChatGPT(特に有料版のAdvanced Data Analysis機能)が適しています。
NotebookLMは現状、Excelファイルの直接読み込みや複雑な計算処理を苦手としています。一方でChatGPTは、アップロードしたファイルをPythonコードで解析するため、定量的なデータの扱いやファイル形式の変換といったタスクではNotebookLM以上のパフォーマンスを発揮します。
ChatGPTについては、以下記事もぜひ参考にしてください。
Officeファイルとの連携なら「Microsoft Copilot」
WordやExcel、PowerPointといったMicrosoft Office製品内の情報を扱いたい場合、Microsoft Copilotが最適解です。 企業アカウントであれば、社内のSharePointやOneDrive上のファイルを直接参照元(グラウンディング)として回答を生成できます。
ファイルをわざわざダウンロードしてアップロードし直す手間が省けるため、普段の業務がMicrosoft 365中心であるならば、NotebookLMよりもスムーズに導入できる可能性があります。
NotebookLMが使えない問題を解決し、AI活用による業務効率化を実現しよう
NotebookLMが使えない原因の多くは、組織アカウントの権限設定、非対応のファイル形式、あるいは「スマホアプリがない」ことによる閲覧環境の誤認にあります。 まずは管理画面での機能有効化や、PDFのOCR処理、ブラウザの「PC版サイト表示」への切り替えを試してみましょう。
それでも環境が適合しない場合は、無理に使い続けず代替ツールの利用を検討してみてください。 原因となりやすい権限とファイル形式を今すぐ再確認し、状況に応じて柔軟に手段を選び取ることで、業務効率化への第一歩を踏み出しましょう。
※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。
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