- 作成日 : 2025年11月13日
NotebookLMの始め方とは?使い方、料金、Geminiとの違いまで分かりやすく解説
NotebookLMは、Googleが無料で提供する、自身がアップロードした資料だけに特化したAIリサーチアシスタントです。一般的なAIとは異なり、あらかじめ指定された手元の資料に基づいて回答するため、情報の正確性と信頼性が非常に高いのが特徴です。
この記事では、NotebookLMの基本的な始め方から、Geminiとの情報源や用途の違い、そして多くの方が懸念する情報漏洩のリスクまで分かりやすく解説します。
※(免責)掲載情報は記事作成日時点のものです。最新の情報は各AIサービスなどの公式サイトを併せてご確認ください。
目次
そもそもNotebookLMとは何か?
自分が指定した資料(ソース)の内容だけを基に、質問応答や要約、アイデア出しなどを行う、GoogleのAIノートツールです。
例えば、会議の議事録、研究論文、製品マニュアルといったPDFやドキュメントをNotebookLMにアップロードすると、その資料の内容を完全に理解した「あなた専用の専門家AI」が誕生します。そのAIに対して、「この議事録の決定事項は何ですか?」といった質問を投げかけると、アップロードした資料の中から的確な答えを見つけ出し、出典と共に提示してくれます。
この記事をお読みの方におすすめのガイド4選
続いてこちらのセクションでは、この記事をお読みの方によく活用いただいている人気の資料・ガイドを簡単に紹介します。すべて無料ですので、ぜひお気軽にご活用ください。
※記事の内容は、この後のセクションでも続きますのでぜひ併せてご覧ください。
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NotebookLMとGeminiの違いは?
Geminiが「Web全体も含む広範な知識を持つAI」であるのに対し、NotebookLMは「自分が与えた資料の中身だけを専門とするAI」という、情報源の範囲に決定的な違いがあります。
| 比較項目 | NotebookLM | Gemini(標準のチャット) |
|---|---|---|
| 情報源 | ユーザーが指定したソース(アップロード資料、WebページURL、動画など)のみ | Googleの持つ広範な知識 + Web検索 |
| 得意なこと | 資料に基づいた正確な要約、分析、質問応答 | 創造的な文章作成、アイデア出し、一般的な質問 |
| 情報の信頼性 | 非常に高い(出典が明確) | 不正確な情報を生成する可能性がある |
重要な点として、NotebookLMの頭脳(エンジン)にはGeminiのAIモデル(Gemini 2.5 Pro など)が使われています。しかし、その知識の範囲を意図的に限定することで、情報の正確性を担保しているのがNotebookLMの最大の特徴です。
NotebookLMの始め方と使い方は?
公式サイトにGoogleアカウントでログインし、ノートブックを作成、資料をアップロードして、チャットで質問する、という流れで利用します。
STEP1:ログインとノートブックの作成
まず、NotebookLMの公式サイトにアクセスし、お持ちのGoogleアカウントでログインします。ログイン後、「新しいノートブック」を作成します。ノートブックは、特定のプロジェクトやテーマごとに資料を整理するためのフォルダのようなものと考えると分かりやすいです。
STEP2:ソース(資料)の追加
作成したノートブックに、AIに読み込ませたい資料(ソース)を追加します。以下の方法で追加できます。
- Googleドライブから: Googleドキュメントやスライドを選択
- PDFをアップロード: PC上のPDFファイルをアップロード
- テキストをコピー&ペースト: テキストデータを直接貼り付け
- ウェブサイトのURL: WebページのURLを読み込ませる
1つのノートブックには、複数のソースを追加できます。
STEP3:AIとの対話
ソースを追加すると、AIが自動で内容を読み込み、要約や主要なトピック、想定される質問などを提示してくれます。画面右側のチャットボックスから、ソースの内容について自由に質問してみましょう。また、AIが長文の内容を自動で構造化し、「学習ガイド」「ブリーフィング・ドキュメント」「タイムライン」などの特定の形式に変換したり、音声や動画の内容の概要を生成したりすることも可能です。AIの回答には、どの資料のどの部分を引用したかが明記されるため、事実確認が非常に簡単です。
NotebookLMの料金は?無料で使えるか?
NotebookLMの機能は基本無料で利用できます。また、より多くのソース(資料)のアップロードや、高性能なAIモデルの利用を可能にする拡張機能が可能な「NotebookLM in Pro」という有料機能も提供されています。ただし、この有料機能は、NotebookLM単体で有料プランとして提供されているわけではなく「Google AI Pro(旧称:Google One AI Premium)」プランや「Google AI Ultra」プランなどのサブスクリプションに含まれる特典の一部として利用可能です。
企業や組織でNotebookLMの活用を検討する場合は、Google Workspaceの一部のプランにこの有料機能が含まれていることも念頭に入れておきましょう。すでにGoogle Workspaceを利用している、または利用を検討している場合は、Google Workspaceの対象プランでNotebookLMの有料機能を利用する方が、費用を抑えられる可能性が高いからです。
アップロードした資料の情報漏洩リスクは?
Googleによると、NotebookLMにアップロードした資料が、Googleの汎用的なAIモデルの学習に使われることはありません。
アップロードされたデータはユーザーのGoogleアカウントに紐づけて安全に保管され、他のユーザーからアクセスされることもありません。このプライバシーを重視した設計により、一般的なAIチャットサービスに機密情報を入力することに抵抗がある場合でも、NotebookLMであれば比較的安心して利用できます。(ただし、社外秘の情報や個人情報などの取り扱いについては、組織のセキュリティポリシーに従うことが大前提です)。
専用のスマートフォンアプリはあるか?
NotebookLMは、専用のスマートフォンアプリ(Android版/iOS版)の提供も開始されたため、以前より手軽に利用できるようになりました。ただし、Webブラウザ版に比べ、アプリ版では一部の高度な機能(特定の形式への構造化出力など)が制限されている場合がある点を留意しておきましょう。
ビジネスでの具体的な活用事例
複数の会議議事録の横断的な分析、長文の契約書やマニュアルの読解、専門分野のリサーチなどに非常に有効です。
- 会議の議事録分析:
複数の議事録ファイルをアップロードし、「Aプロジェクトに関する過去の決定事項を時系列でまとめて」「Bさんの発言だけを抜き出して」といった横断的な分析が可能です。 - マニュアル・契約書の読解:
分厚い製品マニュアルや複雑な契約書を読み込ませ、「〇〇の機能の設定方法を教えて」「この契約で注意すべきリスクは?」といった質問で、必要な情報を即座に見つけ出せます。 - 営業資料の作成:
複数の製品パンフレットや事例紹介をソースとして、「顧客C社向けの提案書のたたき台を作成して」といった指示で、資料に基づいた草案を生成できます。
信頼できる自分だけのAIアシスタント
本記事では、GoogleのAIツール「NotebookLM」について、そのユニークな特徴から使い方、安全性までを解説しました。
自分が持つ信頼できる資料とだけ対話できるというコンセプトは、情報の正確性と信頼性が求められるビジネスや学習の場面で大きな力を発揮します。
ただし、NotebookLMにアップロードする資料(ソース)が他者の著作物である場合、著作権法上の私的利用の範囲を超えた利用(公開や共有など)は著作権侵害のリスクがありますので、出力された文章の公開範囲などには十分に注意しましょう。
こうした注意点を考慮に入れて活用すれば、無料で利用できる強力なリサーチアシスタントになるはずです。まずは公式サイトからその性能を体験してみてはいかがでしょうか。
※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。
※本サイトは、法律的またはその他のアドバイスの提供を目的としたものではありません。当社は本サイトの記載内容(テンプレートを含む)の正確性、妥当性の確保に努めておりますが、ご利用にあたっては、個別の事情を適宜専門家にご相談いただくなど、ご自身の判断でご利用ください。
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