• 作成日 : 2025年11月13日

Google Workspace with Gemini (旧称:Gemini for Google Workspace)とは?料金、できること、セキュリティまで分かりやすく解説

Google Workspace with Gemini(旧称:Gemini for Google Workspace)は、Gmailやスプレッドシートといった、普段お使いのGoogleの業務アプリに強力なAIアシスタント機能を統合するサービス体系です。組織内のデータを安全に活用しながら、資料作成や情報整理にかかる時間を劇的に短縮できます。

この記事では、Google Workspace with Geminiを導入すると具体的に何ができるようになるのか、料金体系、そして企業が最も重視するセキュリティについて分かりやすく解説します。

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※(免責)掲載情報は記事作成日時点のものです。最新の情報は各AIサービスなどの公式サイトを併せてご確認ください。

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そもそもGoogle Workspace with Geminiとは何か?

Gmail、ドキュメント、スプレッドシートなどのGoogle Workspaceアプリ内で、文章作成やデータ分析、議事録の要約といった作業をAIに直接支援させるための法人向け機能です。

これにより、ユーザーはアプリケーションを切り替えることなく、作業しているその場所でAIのサポートを受けることができます。例えば、Gmailでメールを作成しながら返信文案をAIに提案させたり、Google Meetで会議をしながらリアルタイムで議事録を作成させたりすることが可能になります。

通常のGeminiとの決定的な違い

スタンドアロンで利用する通常のGeminiとの決定的な違いは、AIが参照する情報の範囲です。通常のGeminiがWeb上の公開情報を基に回答するのに対し、Google Workspace with Geminiは、ユーザーがアクセスを許可したGoogle Workspace内の非公開情報(メール、ドキュメント、予定など)を文脈として理解し、回答を生成します。これにより、よりパーソナライズされた、業務に即した支援が可能になります。

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Google Workspace with Geminiの料金プランは?

以前は、有料の追加ライセンスとして提供されたGemini for Google Workspaceですが、前述のようにGoogle Workspace with Geminiとしてサービスが進化しました。現在は、Google Workspaceの多くのエディションの基本機能にGemini(生成AI機能)が標準搭載されるようになり、その分の追加の費用(ライセンス)は基本的に不要となっています。

ただし、会議の自動翻訳など、より高度な機能を利用する場合は、単体で機能を追加するアドオン形式ではなく、基本プランからの「Enterprise Plus」へのアップグレードや、それに相当する上位サブスクリプションの契約が必要です。

提供形態含まれるGoogle Workspaceプラン主な機能と制約
標準機能として統合Business Plus、Enterprise Standardなど (主に旧Gemini Business機能)多くのアプリでのAI機能(ドラフト作成、要約、画像生成など)、Geminiアプリの利用。(基本料金に含まれる)
上位サブスクリプションEnterprise Plusなど、特定のプランに追加 (主に旧Gemini Enterprise機能)リアルタイム翻訳、会議の自動メモ生成(Take notes for me)、大規模データへのアクセス、無制限の利用回数など。 (別途追加費用が必要)

※標準搭載された機能でも、プランによって利用回数や利用できるAIモデルに一部制限があります。

※上記は年額契約の場合の目安です。最新の価格や標準搭載の対象となるプランについては、Google Workspaceの公式サイトまたは販売パートナーにご確認ください。

Google Workspace with Geminiで何ができるか?

Google Workspace with Geminiを導入することで、日々の定型業務を大幅に自動化・効率化できます。

① Gmailでのメール業務効率化

長いメールのスレッドをワンクリックで要約したり、「〇〇社へ、来週の会議の候補日を3つ提案するメールを作成して」といった指示で、返信文の下書きを自動で作成したりできます。

② Googleドキュメントでの文章・資料作成

「先月の営業会議の議事録を基に、報告書のドラフトを作成して」といった指示で、資料のたたき台を瞬時に生成します。文章のトーンを「よりフォーマルに」変更したり、箇条書きに整形したりすることも簡単です。

③ Googleスプレッドシートでのデータ整理・分析

自然言語で「〇〇列と△△列のデータを基に、地域別の売上推移を示す棒グラフを作成して」と指示するだけで、データの可視化や整理が可能です。複雑な関数の知識がなくても、高度なデータ分析を行えます。

④ Googleスライドでのプレゼン資料自動生成

Googleドキュメントで作成した文章や、簡単な指示文を基に、プレゼンテーション資料を画像も含めて自動で生成します。資料作成にかかる時間を大幅に短縮できます。

⑤ Google Meetでの会議の要約・議事録作成

会議中にリアルタイムでメモを取ったり、会議終了後に録画データから要約やアクションアイテムを抽出した議事録を自動で作成したりできます。これにより、参加者は議論に集中できます。

会社のデータは学習に使われる?

Googleは、Google Workspace with Geminiに入力された顧客データ(プロンプトや生成されたコンテンツ)が、GoogleのAIモデルの学習に使われることはないと公式に保証しています。

ユーザーのデータは、そのユーザーが所属する組織のGoogle Workspace環境内で安全に管理されます。AIが組織内のデータにアクセスする際も、既存のアクセス権限設定がそのまま適用されるため、ユーザーが本来閲覧権限を持たないファイルの情報がAIによって参照されることもありません。これにより、企業は機密情報を保護しながら、安心してAIを活用できます。

Google Workspace with Geminiの始め方は?

Google Workspace with Geminiは、Google Workspaceの管理者が、管理コンソールからGeminiのアドオンライセンスを購入し、利用させたいユーザーに割り当てることで利用を開始します。

個人ユーザーが単独で契約するものではなく、組織として導入するサービスです。ライセンスを割り当てられたユーザーは、特別なログイン操作は不要で、いつも通りGmailやドキュメントなどを開くと、画面上にGeminiのアイコンが表示され、機能が利用できる状態になります。

日々の業務にAIアシスタントを組み込む

本記事では、Google Workspace with Geminiについて、その機能から料金、多くの企業が重視するセキュリティまでを解説しました。

このツールは、AIを特別なものではなく、普段使いの業務アプリケーションに直接組み込むことで、組織全体の生産性を飛躍的に向上させる可能性を秘めています。メールの作成、会議の議事録、データ整理といった日々の業務に多くの時間を費やしていると感じる場合は、導入を検討する価値が非常に高いといえるでしょう。

まずは一部のユーザーから導入し、その具体的な時間削減効果を体験してみてはいかがでしょうか。


※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。

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