複式簿記

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複式簿記とは簿記において、全ての簿記的取引をその二面性に着眼して記録し、貸借平均の原理に基づき組織的に記録・計算・整理する記帳法のことを指す。

取引の二面性というのは、建物の現金による購入という一つの取引において、建物の増加(資産の増加)という側面と現金の減少(資産の減少)という2つの側面があることを意味する。

ひとつの取引における取引金額を、取引の二面性の観点から借方と貸方に振り分け、それぞれ同一金額を記録していくため、最終的に借方と貸方の合計額は常に一致することになる。これを貸借平均の原理という。

1494年にイタリアの商人が書いた「スムマ」と呼ばれる本の中にある「簿記論」がその起源と言われている。

日本においては江戸時代に大福帳などによる算盤使用に適した独自の帳簿システムが確立しており、その中には複式簿記の萌芽も見られたが、本格的な複式簿記の導入は福沢諭吉による功績が大きく、同氏がアメリカの簿記教科書を翻訳し、日本に取り入れたことがきっかけとなっている。



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