その運用は組織の拡大に適用できますか?持続可能な労務業務の仕組みを構築する方法
作成日:2024年3月26日
持続可能な労務業務にするための4つのポイント
法令対応・入退社対応の増加・雇用形態の多様化…成長企業に所属する労務担当者の方にとって、組織拡大は業務量増加に直結するものではないでしょうか。今までのやり方をそのまま続けていては、業務のミスだけではなく担当者の激務状態が続き組織の健全な発展を妨げかねません。そこで、持続可能な労務業務の仕組みをどのように構築するかを紹介します。
1.労務管理の現状を把握する
まずは、現状の労務管理がどのような状況にあるのかを正確に把握することが大切です。従業員の情報管理、勤怠管理、給与計算など、各業務の処理時間や発生する問題点を洗い出しましょう。また、担当者の業務負担がどれほどのものか、リアルな声を聞くことも重要です。現場の声を基に、どの部分に課題があるのかを明確にすることで、改善点が見えてきます。
2.効率化を目指した業務プロセスの見直し
次に、業務プロセスの見直しを行い、効率化を図りましょう。例えば、手作業によるデータ入力作業を削減するために、システムを導入して自動化を進めることが考えられます。また、複数のシステムを連携させることで、情報の一元管理を実現し、データの再入力や手間を減らすことも可能です。業務フローを整理し、無駄な工程を省くことで、担当者の負担を軽減し、ミスのリスクを低減できます。
3.柔軟な対応が可能なシステムの導入
成長企業においては、変化が常にあり、対応力が求められます。そのため、労務管理システムを導入する際には、柔軟性が重要なポイントとなります。例えば、マネーフォワード クラウドシリーズのようなクラウド型のサービスであれば、変動に応じて柔軟に対応することができます。従業員の増加や制度変更にも迅速に対応し、最適な労務管理を迅速に実現することが可能になります。
4.継続的な振り返りと改善の実施
継続的な振り返りと改善の実施は「持続可能な労務業務の仕組みづくり」において欠かせない要素です。毎月の給与計算業務といった定期的な業務だけでなく、年に一度発生する年末調整業務も含めて、定期的かつ継続的に業務プロセスを振り返り、問題点を見つけることが重要です。この振り返りによって、業務の効率性や精度を向上させ、労務担当者の負担を軽減することが可能となります。
マネーフォワード クラウドが組織拡大中の企業に選ばれる理由
組織の拡大に伴い、労務業務の負担が増大することは避けられませんが、効率的で持続可能な仕組みを構築することで、その課題を乗り越えることができます。その仕組みをつくるには、システムの活用が重要なポイントです。
プログラム修正不要で新たな制度に対応できる柔軟性
組織拡大に伴い、それまでは必要なかった社内ルールや不規則な手当などが新たに決定することはよく起こります。これらは給与計算支給に影響することが多く、頭を悩ますことも多いのではないでしょうか。現在利用しているのが従来型のオンプレミスシステムの場合、このようなときはプログラム修正が発生するため実行までに時間がかかります。マネーフォワード クラウドなら計算式を登録するだけで、すぐにシステムに反映することが可能です。新たな変更があっても、柔軟に対応することができます。
バックオフィス業務全体をカバーする拡張性
マネーフォワード クラウドは、人事労務だけではなく会計までバックオフィス全体を網羅しています。また、ひとつのプロダクトから導入可能なため、たとえば人事労務領域から始めて、徐々に会計や経費精算など他の業務にもその利用範囲を広げていくことが可能です。この段階的な導入は、システム変更に伴う業務の混乱を最小限に抑えることができ、実務担当者の負担も軽減します。