交通系ICカード・モバイルアプリの読み取りと経路検索機能で、経費精算業務を時短

更新日:2025年8月22日

交通費精算の課題

交通費精算は申請者・承認者(上長など)・経理担当者それぞれに負担が大きい業務と言われています。

申請者側は、経路や金額の確認・手入力や領収書の管理などが手間となり、ミスや申請漏れが発生しやすくなります。
承認者側は、申請者の内容が正しいか、証憑が添付されているかの確認の手間が大きくなります。

一方経理担当者側では、不正確な申請の確認や証憑との突合、二重入力の手間などが課題です。特に移動の多い職種や企業では負担が蓄積しやすいことも負担が大きい要因となっています。

申請者

  • 経路・金額の確認が手間
  • ・実際に使ったルートや金額を思い出して検索しなければならない
    ・同じ区間でも複数のルートや運賃が存在するため、どれを選ぶか迷う

  • 記入ミス・漏れが起きやすい
    ・日付や区間・金額を手入力するため、入力ミスや記入漏れが発生しやすい
    ・定期区間控除を忘れて申請してしまう
  • 領収書の取り扱い
    ・一部の交通手段(タクシー・新幹線・航空券など)では領収書の提出が必要で、管理や提出が煩雑

承認者(上長など)

  • 申請内容の妥当性の判断
    ・経路や金額、乗務関連性を確認する必要がある
  • 記入ミス・漏れが起きやすい
    ・正しいものが提出されているかをチェックする必要がある
  • 領収書の取り扱い
    ・確認するメンバーの数が多い場合や、申請数が多い場合に承認作業で時間がかかる

経理担当者

  • 入力内容の確認が煩雑
    ・申請内容(経路・金額)が正しいか一件一件チェックするには負荷が大きい
    ・不自然なルートや高額な金額の確認に時間がかかる
  • 不正やミスの検知
    ・故意・過失にかかわらず、不正確な申請が紛れていないか見極めるのが難しい
  • 証憑(領収書等)の突合
    ・添付された領収書と申請内容を照合する手間がかかる
    ・転記作業などが発生すると、手間とミスのリスクが膨らむ

マネーフォワード クラウド経費で交通費精算をミスなく効率化

マネーフォワード クラウド経費では、経路検索による運賃自動計算やICカード履歴の自動取り込みに加え、新幹線・航空券等の領収書画像も自動取得する特許技術「証憑アグリゲーション」が強みです。

特徴1「出発駅と到着駅を入力するだけで交通費を自動算出」の経路検索機能

交通機関に乗車した駅と降車した駅を入力すると、システム側が自動で運賃やルートをレコメンドします。実際に利用したルートを選択すると申請に反映されるため、複雑な経路や複数乗り換えがあってもミスの無い経費申請が行えます。

またマネーフォワード クラウド経費では定期区間控除機能があります。事前に定期区間を設定しておくことで、経路検索を行った際に定期区間を自動的に控除することが可能です。定期区間外だけの交通費運賃を自動で算出し申請することができるので、ミスや不正を防ぐことができます。


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特徴2「交通系ICカードを読み込むことで、利用履歴を自動で取り込み」

Suica・PASMOなどの交通系ICカードと連携をすることで、利用履歴を取り込み自動で明細を作成することができます。カード形式の交通系ICであればスマホのカードリーダーアプリなどを利用することで、履歴が取り込まれ選択するだけで交通費の申請が行えます。


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特徴3「交通系電子マネーのアカウントアグリゲーションと、交通・宿泊系サービスとの証憑アグリゲーション」

マネーフォワード クラウド経費の特徴として、交通系電子マネーや交通系データ・クレジットカードの利用明細を自動で取得することができるアカウントアグリゲーション技術があり、圧倒的なデータの連携数に強みがあります。

他にも新幹線(エクスプレス予約)・飛行機(ANA、JAL)・ホテル(東横イン、じゃらんnet)・タクシー(GO、S.RIDE)・ETC照会サービスなどの交通・宿泊サービスから、経費明細データだけでなく領収書画像自体も自動で取得する「証憑アグリゲーション*」機能があります。

*証憑アグリゲーション マネーフォワードが特許を取得している経費明細データを取得するだけではなく、領収書自体も自動で取得する技術

電子帳簿保存法の施行により、電子で発行された領収書は電子で保管が必須となりましたが、証憑アグリゲーション機能があることで、電子で発行された領収書をダウンロードして経費精算システムに再アップロードする手間が削減されることも特徴です。


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特徴4「マネーフォワード Pay for Business(ビジネスカード)との連携で立替も不要に」

マネーフォワードが提供するビジネスカード「マネーフォワード Pay for Business」を従業員に発行することで、現金での立替が不要になり精算業務の工数削減も可能です。

またカードの決済データ・購買データがリアルタイムで経費精算システムに反映されるので、経理の月次決算業務の早期化にもつなげることができます。

マネーフォワード クラウド経費の導入による効果

申請者

  • 手入力の削減と交通経路の自動入力機能で、申請にかかる時間が削減
  • スマートフォンアプリを使って、いつでもどこでも申請ができる
  • 交通系ICカードとの連携で入力作業を軽減

承認者

  • 領収書画像と明細データの一括確認ができる
  • 重複申請アラートなど、入力不備防止機能でチェック業務が軽減

経理担当者

  • 申請内容の確認・照合作業の工数が削減
  • 会計システムとの連携や金融機関への振込API連携で、仕訳・振込業務も効率化
  • 経費精算に係る時間が短縮され、月次決算の早期化を実現できる

電子帳簿保存法やインボイス制度などの法改正にも対応し、企業規模や変化に柔軟に対応できるのがマネーフォワード クラウド経費の特徴です。使った瞬間に経費精算が完了している未来を目指し、AIエージェントによる経費科目の提案や承認チェックなどの機能強化を進めています。

その他の詳細な機能については資料でご確認ください。