山本様：
株式会社欧亜貿易はさくら亭の運営と不動産事業を行っていまして、父親から継いで47期目の会社になります。有限会社やまもとは開花亭の運営のみ行っています。

元々福岡で貿易業を営んでいましたが、新規事業として旅館を始めたり、事業の形を変えながら会社を継続してまいりました。旅館は2軒とも湯布院で営業しておりますが、普段私は福岡にいながら経営に携わっております。

ーークラウド給与を導入する前、どのような課題感がありましたか？

山本様：
以前は給与計算をインストール型ソフトで行い、明細は印刷して手渡し、そして長らく現金支給を行っていました。ところがある日、旅館の料理長に「振込にしてもらいませんか？」と言われてしまいまして…、銀行振込に変更することを考え始めました。

また、2019年10月までは姉に給与計算、明細の印刷、現金の準備をお願いしていたんですが、私がやることになりまして、この作業は自分にはできないな……と悩んでおり、以前からお世話になっていた三交会さんにご相談してクラウドソフトの導入を検討することになりました。

武久様：
社労士目線でいうと、毎年保険料率の切り替えを給与計算ソフト上で行ってもらう必要があったのですが、私がリモートで操作できないため、郵送でやりとりをしていたのですね。なかなか私たちの意図通りに変更されていないことがありまして、どのような画面を操作しているのかもわからないですし、その点がとても苦労していました。

ーーマネーフォワード クラウドを知ったきっかけは何でしたか？

武久様：
社長が給与計算を行うことになったタイミングで、私たちからおすすめさせていただきました。いくつかあるクラウド給与計算ソフトの中で、マネーフォワード クラウドを選んだ理由は3つあります。

まず、顧問の会計事務所も招待して見てもらうことを想定していたため、アカウントの追加に費用がかからず、会計事務所の方でも見やすく理解しやすい画面だったこと。

また、Web明細を従業員の方にお送りする際に、スマホでも見やすかったこと。特に旅館の従業員の方はほとんどがパソコンを持っていないのでこれは重要でした。

最後に、固定残業代機能が就業規則にフィットしていて使いやすかったことです。超過分を自動計算してくれるところがとてもありがたいです。

移行もかなりスムーズで、導入を決めて次の月から給与計算を行うことができていました。弊社で保持していた従業員データをインポートすることで、弊社の作業だけで設定が完了しましたし、従業員の皆さんの招待も特に問題なく行うことができました。