請求書処理・支払業務におけるマネーフォワード クラウド導入事例 業務時間を月2時間削減し、電帳法へも対応!

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今回はマネーフォワード クラウド債務支払マネーフォワード クラウド会計を導入し、電子帳簿保存法への対応、および請求書処理・支払業務の効率化を実現した、神戸低侵襲がん医療センター様の事例をご紹介いたします。

本事例のポイント

はじめに、本事例における導入前の課題と、マネーフォワード クラウド活用のポイントを以下3点にまとめました。

1.支払依頼の作成時、請求書情報のExcelへの転記に手間がかかっていた

スキャンしたPDFをマネーフォワード クラウド債務支払の請求書自動取込用メールアドレスへ送るだけで、支払依頼の下書きを自動作成可能。Excelへの転記が不要に。

2.会計ソフトへの請求書情報入力も負担になっていた

マネーフォワード クラウド債務支払からクラウド会計へのデータ連携で、会計ソフトへの情報入力が不要に。

3.電子帳簿保存法対応のため、紙ベースの請求書保管から、スキャナ保存へ移行する必要があった

スキャナ保存に対応し、タイムスタンプなど必要な機能も備えたマネーフォワード クラウド債務支払の導入で、電子帳簿保存法にスムーズに対応。

導入前の課題:紙での請求書処理で、業務負担がかかっていた

経理部門は2名体制で、毎月受け取る請求書は100枚程(うち9割の請求書が紙での郵送)。ほぼ紙での請求書処理を行っていたなか、以下のような課題を抱えていました。

課題① 支払い情報はExcelで管理、仕訳情報は別の会計ソフトで管理

同じ請求書情報を2回転記する必要があった。また、転記先が分かれていたため入力ミスもあり、確認の手間もかかっていた。

課題② 以前の会計ソフトでは支払日の管理ができなかった

紙の請求書を支払日別に分けて保管する必要があり、請求書の処理にさらに手間がかかっていた。

導入検討のきっかけ

上記の課題を感じていたなか、電子帳簿保存法の施行をきっかけに請求書受領システムの導入を決定。あわせて、経理業務における今後のさらなるデジタル活用も想定し、会計ソフトも乗り換えることになりました。

マネーフォワード クラウド導入の決め手:UIや使いやすさ、そして会計ソフトとのスムーズな連携

2、3社との比較検討の結果、請求書受領システムはマネーフォワード クラウド債務支払、会計システムはマネーフォワード クラウド会計を導入することに決定。導入の決め手は、それぞれ以下の点でした。

マネーフォワード クラウド債務支払

UIや使いやすさを重視。実際にデモ画面を操作したところ、想像していたよりもボタンが少なく直感的に操作できた。

マネーフォワード クラウド会計

マネーフォワード クラウド債務支払とのデータ連携がスムーズだった(他社の会計ソフトだとデータ連携に費用がかかったり、時間差が発生した)また、トータルの導入コストでも以前の会計ソフトより費用が安くなった。

導入後の効果:請求書処理・支払にかかる業務時間を月2時間削減し、電帳法へも対応!

マネーフォワード クラウドを導入した結果として、以下のような効果がありました。

効果① 請求書の入力・管理業務を月3時間→2時間に短縮、請求書原本の確認回数も1/3に

マネーフォワード クラウド債務支払導入で、Excelへの請求書情報の転記が不要に。支払依頼の作成時は、スキャンした請求書を取引先のアドレスへ送付するだけで下書きが自動作成できるため、入力の手間が軽減。

また、マネーフォワード クラウド会計なら請求書情報をマネーフォワード クラウド債務支払から自動連携(自動入力)でき、会計システムへの再入力も不要に。入力箇所が減った結果、以前は3回だった請求書の原本確認も1回に減少。

効果② 支払業務は毎月2時間→0.5時間に短縮

支払い業務の流れも、マネーフォワード クラウド債務支払から集計データ作成→総合振込データ出力→振込代行サービスにデータ取り込み→ネットバンキングで振込依頼→上司が承認し振込完了、という形でスムーズな流れになり、業務時間も大幅短縮。

効果③ 電子帳簿保存法へ対応、書類の保管コストも抑えられるように

タイムスタンプ付与など必要な機能を備えたマネーフォワード クラウド債務支払の導入で、電子帳簿保存法にもスムーズに対応。システム内に請求書データを保存でき、紙の請求書は破棄できるようになったことで、経理に関する書類の保管コストを抑えられた。

まとめ

今回は、マネーフォワード クラウドを導入し、請求書処理・支払業務を効率化した事例を紹介いたしました。

導入を行った神戸低侵襲がん医療センター様は、従業員の経費精算業務などに課題が残っているので、今後はマネーフォワード クラウド経費の導入を検討しながら、さらにデジタル化の対象を広げていきたい、と語っています。

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