
来週は絶対に成功させたい重要なプレゼンがある。準備万端で挑むために、提案の裏付けは必要不可欠です。しかし、それが全国や世界規模の内容になると個人で情報を収集することは、ほとんど不可能。
そんなときに頼りになるのが、国の機関や大手企業が公開している統計データです。今回はその中から無料で閲覧、ダウンロードできるものを20個紹介しようと思います。
目次
官公庁が公開している統計データ一覧
1:総務省統計局
統計局は、国の中枢的な統計機関として国勢調査、その他国勢の基本の統計調査の企画、実施を行っています。人口推移、家計調査、労働力推移など、基本的な情報をPDFやExcel形式でダウンロードすることができます。
2:内閣府統計情報・調査結果
景気動向指数や、消費者動向調査を同じくPDFやExcel形式でダウンロードすることができます。GDPや景気統計が主な掲載項目です。消費者がどういう状況にあるのか、資料に載せたい人は活用してみるとよいでしょう。
3:経済産業省
鉄鋼、石油、繊維、食品加工など幅広い分野の需要、生産の統計などがダウンロードできます。日本国内のサービス業の実態も調べることができ、事業経営の現状を公開しています。
4:法務省
日本に出入りする外国人の状況が、年ごとにデータ化されています。これがあれば、年ごとの比較も簡単に行えます。外国人向けのサービスを展開している人は参考にしてみるといいかもしれません。
5:総務省
通信利用動向、情報通信業、通信・放送産業動態の調査を見ることができます。世帯や企業で分けて見ることができ、分野ごとに細かい記載がされているのが特徴的です。
6:文部科学省
学校教育や社会教育など、文化や教育に基づいた調査を行っています。都道府県、年度ごとに項目を確認することが可能です。教育系に関するデータを資料に載せたいなら、文部科学省のデータを活用すれば間違いないでしょう。
7:農林水産省
農家数や林業、水産業などの分野別、食品の品目別に検索することができるのでとても便利です。より最近の情報や、長期的な累計データなどの掲載もあります。食品メーカーの人にとって役立つデータが満載です。
8:厚生労働省
毎月の勤労統計調査など、労働人口や出生率を公開しています。医療系のデータも載っているので、幅広い観点で日本の労働状況を調べることが可能です。
9:日本政府観光局
外国人旅行者数、出国日本人数などを掲載しています。データの量は多くありませんが、国籍、月別など目的に沿った検索の仕方が可能です。
10:気象庁
過去の気象データを、調べたい地点、項目、期間、表示オプションから最適な情報をピックアップすることができるとても親切なサイトです。
11:警察庁
事件や事故に関するデータをダウンロードすることができます。行方不明者数、風俗関係事犯、ストーカー、少年犯罪に関するものなど、幅広い内容を取り扱っており、日本の犯罪や事故の発生状況を詳しく調べられます。
企業が公開している統計データ一覧
12:野村総合研究所
金融関係といえばまずここ。話題のテーマや社会テーマに関するデータが多く取り扱われています。統計だけでなく、プレゼンテーション資料なども閲覧することが可能です。
13:MMD研究所
スマートフォンやタブレットに関する消費者動向や市場調査を掲載しています。データだけでなく記事で詳しく解説されているので、読んでいるだけでも面白いサイトです。
14:生活総研ONLINE
博報堂が運営する生活総研ONLINE。20年分の生活全般の意識調査や、インターネットの利用意向調査を見ることができます。
15:楽天リサーチ
楽天のモニターに調査されたデータが閲覧できるサイト。携帯に関するもの、かと思えばバレンタインに関するもの、内容は雑多ですが、面白いデータが多く集まっています。
16:日経リサーチ
企業や市場、世論に関するデータが多く掲載されています。消費者動向などを知りたい場合はここが有力です。セミナーの紹介やリサーチ記事も定期的に更新されるので、チェックするのも面白いかもしれません。
17:ニールセン
新聞などにもよく引用されているサイトです。インターネット市場に関するデータを多く取り扱っています。統計データを掲載しているサイトとして最も有名かもしれません。
18:マクロミル
マーケティングリサーチの会社でとしては最大手とも言えるマクロミル。就活や新成人に関する調査など、タイムリーで面白いリサーチの結果を見ることができます。
19:IDC
市場分析や市場予想などのデータは有料となっていますが、サマリーだけは無料で閲覧することが可能です。この無料サマリーを資料に活用するだけでも、グッと説得力を上げることができるでしょう。
20:調査のチカラ
ITmediaが運営しているデータの集約サイトです。ライフスタイル、モバイル、ビジネスなどの視点からデータを検索することができます。有料のものが多いですが、一部無料で閲覧することが可能です。
まとめ
無料で統計データが手に入るサイト20選を紹介しました。
市場やユーザーニーズを調査するものから、話題のトピック、身近なものに関するトピックを取り扱っているものまで、探せばまだまだたくさんの統計データ掲載サイトがあります。その中から有益な情報を見つけ出し、ぜひ業務に役立てていってください。
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