【3.11を忘れない】災害対策としてオフィスに備蓄しておきたい非常食10選

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3.11の東日本大震災からもうすぐで10年が経とうとしています。被災地ではライフラインのほとんどが停止し、40万人の人が避難生活を余儀なくさました。

首都圏でも各地でまとめ買いが起こり、食料不足が懸念されていたのは記憶に新しいと思います。災害時に食料が不足するのは、命にも関わる問題です。3.11以降、自宅に非常食を備蓄しはじめた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、実際の生活では実は自宅にいる時間よりもオフィスにいる時間の方が長い場合があります。そのため、日頃からオフィスにも災害対策として非常食を備蓄しておくことが重要です。そこで今回は、オフィスに備えておきたいおすすめの非常食を20種類厳選してご紹介します。

1.定期的に入れ替わるから保存期間を気にしないでいい「クリクラ」

画像引用元クリクラ

画像引用クリクラ

人間が生きるためには特に重要です。最低でも1人1日3Lは用意しておくようにしましょう。特に、非常食には長期間保存するために水分が少ないものも多いので、水は多めに備蓄しておくと安心です。

保存用の水ですと1〜3年程度持つものが一般的ですが、あまり保存期間が長いと逆に保存期間を過ぎてしまう危険性があります。今回紹介するクリクラは、保存期間では約半年と比較的短いですが、定期的に入れ替えることで水を常にオフィスにストックしておくことができるというメリットがあります。

単価/箱買1,250円/12L
※年5,000円のメンテナンス費用あり
公式サイトクリクラ
保存可能期間6ヶ月(セットしてあるものは1ヶ月)
ラインナップなし

2.焼きたてご飯が味わえる保存食「アルファご飯」

アルファ米は、炊きたてご飯を急速乾燥させることで長期間の保存が可能になったごはんです。お湯や水だけでふっくらしたごはんが食べれる非常時でも簡単に作れます。スプーンもついているので、食器いらずでどこでも食べられることもメリットです。

単価/箱買4,644円/12食
公式サイト尾西食品株式会社
保存可能期間5年間
ラインナップ白米、五目ごはん、わかめごはんなど

3.非常食でもおいしいパン「チョコチップ」(※2020年現在販売を中止しています。)

画像引用岡根谷 オンラインショップ

画像引用:岡根谷 オンラインショップ

通常の缶入りパンとは違い、発酵から焼成までをすべて缶の中でおこなう独自製法で長期間の保存が可能になったパンです。また、保存に適しているだけでなく、自然培養からの天然酵母で発酵させたパンですので、味わいも通常のパンより味わい深くなっています。

単価/箱買540円/1個
保存可能期間3年間
ラインナップパンの缶詰:富士山の水シリーズ【おいも】、パンの缶詰:行政備蓄シリーズ【コーヒー】など

4.非常時でも飲めるみそ汁「FDみそ汁」

非常時には特に様々なストレスが発生します。そんな時、日本人であれば慣れ親しんだみそ汁を飲むことでリフレッシュができるのではないでしょうか。

FDみそ汁はお湯を注ぐだけで味噌汁が作れる非常食です。キューブタイプになっているので大きな鍋などに一度にお湯を入れて作ることができる点が、オフィスに備蓄しておくことに適している理由です。

単価/箱買5,400円/10食
公式サイト船山株式会社オンラインショップ
保存可能期間3年間
ラインナップフリーズドライ おみそ汁 200食、フリーズドライ 非常用保存食 たまごスープなど

5.非常時でも新鮮な野菜が食べれる?「パプリカ赤・黄」

画像引用

画像引用YASAI HACHIMAKI

非常食の中でも特に不足しがちなものが、野菜です。採れたての野菜は長期間保存できませんが、水分を減らすことで長期間の保存ができるようになります。
色彩に乏しい非常食の中に、パプリカのような彩り豊かな野菜を加える事で、栄養の偏りによる体調の悪化を防ぐことができます。

単価/箱買648円/1個
公式サイトYASAI HACHIMAKI
保存可能期間製造日より1年間
ラインナップごぼうの輪切り、こまつななど

6.非常食でも家庭の味と変わらない「チキンシチュー」

サバイバルフーズのシチューは世界でもトップクラスの保存期間をほこります。非常食は通常3〜5年の保存期間ですが、このシチューはなんと25年間も保存することができます。

保存期間によるコストパフォーマンスという視点からは、最も優れた非常食となります。

単価/箱買8,400円/1缶(約10食)
公式サイトサバイバルフーズ
保存可能期間25年間
ラインナップ野菜シチューなど

7.非常食としても優秀な「リッツ缶」(※2020年現在販売を中止しています。)

コンビニなどで販売しているお菓子の印象が強いリッツですが、保存用の缶も販売されています。日頃から食べているリッツを非常食として用意しておくことで、非常時の緊張感を和らげる効果を期待できます。

単価/箱買880円/1缶
公式サイトヤマザキナビスコ
保存可能期間5年間
ラインナップリッツ缶Sなど

8.水を入れるだけでアツアツのすき焼きが食べれる「ミリメシ」(※2020年現在ラインナップが変更されています)

ミリメシとは、戦闘食料のことを指します。いかなる環境でも簡単に、かつ優れた栄養バランスの食事をとることができるように作られています。

このミリメシには、食料だけでなく加熱剤も入っています。そのため、水だけでも温かいごはんを食べることができます。特に、オフィスの中など、火をたくことができない場所では重宝します。

単価/箱買1,100円/1個
公式サイトレスキューネット
保存可能期間製造より3年間
ラインナップあつあつ防災ミリメシ「すきやきハンバーグ」20食セットなど

9.保存用のカップ麺「カップヌードル保存缶」

非常食としても有名なカップヌードルですが、この保存缶はより長い、3年間の保存が可能です。通常のカップヌードルと比べ、紙カップや折りたたみフォークも封入されているため、食器の必要ありません。

単価/箱買750円/1個
公式サイト日清食品グループ
保存可能期間3年間
ラインナップチキンラーメン保存缶など

10.好きな人にはたまらない「どらいなっとう六滋味撰」

画像引用クリクラ

画像引用Tenprint & Face

様々な保存食を紹介しましたが、最後に納豆の保存食を紹介します。納豆は好きな人と嫌いない人が大きく別れますが、栄養素的には非常に優れています。社員に嫌いな人がいなければ、非常時の健康維持に役立つでしょう。

単価/箱買2,940円/6缶
公式サイトTenprint & Face
保存可能期間5年間
ラインナップどらいなっとう おこしなど

まとめ

首都直下型地震が発生した場合、約460万人が避難生活を送ると言われています。災害時には、外食店や総菜店、食料品店が営業できなくなり食料を調達することが難しくなる可能性があります。

また、ガスや電気などのライフラインが停止してしまう可能性もあるので、普段通りの生活を送ることが難しくなります。オフィスに用意しておく非常食は、こうした普段使えるライフラインが使えない可能性を考慮した上で選ぶと安心できます。

一般的に、ライフラインが復活するまでには3日程度必要と言われています。自社の社員の人数と、予算、保管場所を参考に揃えてみてはいかがでしょうか。

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