“印象に残す”名刺交換&マナー|電通のおもしろ名刺も

“印象に残す”名刺交換&マナー

名刺交換は、ほとんどの場合初対面の方同士が行います。そのためお互いを認知し合うという本来の目的以外にも、自分の印象が一気に決まってしまうことがある点に留意しなければなりません。

名刺交換の印象で、取引が成立するか否か・相談事などが解決するか否かが左右される可能性もあります。名刺交換のマナーをしっかりと身につけておきましょう。

名刺交換のマナー[受け取り方]

名刺交換で相手の名刺を受け取る場合は、まず相手の大事なものを頂くという気持ちをあらわすことが基本です。必ず両手でしっかりと受け取り、会社や名前を指で押さえないように気をつけましょう。その際に、「頂戴致します」とお礼の言葉を添えて、軽くお辞儀をするのも良いでしょう。受け取る仕草や言葉に、貴重なものを頂くという態度をあらわすことが重要なのです。

会社人としては、名刺交換の順番に気を配ることも大切です。交換は立場が上の方から行い、交換の際、目下の者が先に名刺を出します。もし同時に名刺を出してしまった場合は、相手が受け取ってから受け取るようにしましょう。

受け取るときに印象をあたえる方法

名刺交換で、自分の名刺を確認してから相手に見えるよう回す時、時計回りに綺麗に回すことで相手に印象づけることができます。また、相手の分身でもある名刺を、両手で大事に受け取り一言感謝の言葉を添えることで、相手に好印象を与えることができます。

また基本的なことですが、相手の目を見て名刺を渡すことで、相手に自分を印象付けることができます。名刺も、自分の似顔絵や写真・風景などを入れるなどの工夫を取り入れれば、自然に話題となり、印象深くもなります。

自己紹介ではお互いの共通点を

自分を紹介するときは、苗字だけでなくフルネームを相手に伝えましょう。相手に、オープンな印象が残ります。また、相手と親しくなるためには、お互いの共通点を見つける努力をしましょう。音楽の趣味や好きなスポーツ、出身地・出身校など、意気投合すればお互いの共通した話題として定着する可能性があり、自分の相手に与える印象もより強くなります。

もともと自分が知っている人については、前もって共通点を見つけておくと良いでしょう。自分に固有の特徴、例えばスポーツなどで、「ラグビーの〇〇」などと相手に印象付けることも有効です。後で振り返った時に、他の人と差別化することができます。

名刺交換のマナー[渡し方]

渡し方の原則

渡し方の原則

仕事の上で名刺交換を行う場合は、相手の差し出した名刺より自分の名刺の高さを下にして差し出すのがマナーです。また、自分が先に受け取るのではなく、相手が受け取ってから自分が受け取るようにしましょう。

相手の名刺が丁寧に扱わないといけない大事なものであることは勿論ですが、自分の名刺も大事なものなので、できればお洒落な入れ物からスマートに取り出したものを相手に差し出したいものです。シワシワの名刺をズボンの後ろポケットから取り出して渡すなど、言語道断です。悪い印象を与えることは間違いありません。受け取る人によっては、怒ってしまうこともあるでしょう。

渡す時にできること

名刺を渡す時の留意点は、基本的には受け取る時と同じです。自分の名刺であることを確認したら、時計回りに美しく回して相手に渡せば、好印象が得られます。また、必ず両手で渡しましょう。

「大事なものを大事な方にお渡しする」という心のこもった仕草を習慣づけておくことで、名刺交換をする相手に、マナーの基本ができた人だという印象を与えることができます。また、手元や名刺を見がちになりますが、相手の目を見て、こちらの誠意を示すことも重要です。

訪問時の注意点

営業で会社訪問をした時などの名刺交換は、相手から不審な訪問者と思われるリスクがあり、名刺交換できるまでのハードルが高いことがあります。

会社を訪問する際は、まず受付の人に「この訪問者は、初対面だが感じが良い。話も聞くだけの内容がありそうだ」と思ってもらうことが大事です。そのためには、訪問者である自分の身だしなみがきちんとしていて、言葉遣いも丁寧ではっきりしていて、相手に好印象を持たれることが不可欠になります。

清潔感が感じられる服装で、簡潔な来訪目的を明確に告げる堂々とした態度を心がけましょう。営業の飛び込み訪問は断られて当たり前なので、断られてもくさらず、名刺交換ができる可能性を信じてトライするガッツが大切です。

印象的な名刺事例

印象的な名刺事例

名刺は会社をあらわしますので、名刺で表現したいロゴマーク等を盛り込むことが一般的です。ビジネスの場合は、扱っている商品にもよりますが、会社の考え方やセンスが感じられるデザイン、色使いなどが大切になってきます。

会社によっては、社員の顔写真を載せている名刺もあります。確かに分かりやすいというメリットはありますが、顔写真のないものが必要な時もありますので、できれば、顔写真無しのものと二種類用意しておく方が良いかもしれません。

名刺と一口に言っても飲食関係やアートの関係など様々なものがあり、紙質やデザイン、色使い等、多種多様です。ビジネス関連の会社の名刺は、会社の内容が想像できること・グレードの高さ・英語表記などを含めながら、簡潔なものが良い印象を与えます。

電通の100色名刺

広告会社である電通は、名刺の色を100色準備しているといいます。”100人いれば100色のカラーがあるように、名刺を持つ人にも100の個性がある”という意味が込められています。

100色の名刺の色を準備するという発想に、広告会社としてのユニークな考え方・電通という会社のオリジナルな企業体質が如実にあらわれています。名刺を100色も準備しているという斬新さから企業の話題性は抜群に高まり、会社のイメージアップに繋がります。

また、営業などで色々な会社を訪問した場面でも格好の話題作りとなり、業績アップにも寄与することが期待されます。名刺にお金をかけることは無駄ではありません。電通の名刺は費用対効果が非常に高い、有効なアイディアだと言えます。

カヤックの漫画名刺

面白法人カヤックは、名刺に社員の似顔絵を漫画風に描いています。カヤックが名刺にこだわるのは「クリエイティブであれ」という意志の表れです。名刺の裏には「つくる人を増やす」という経営理念が書かれており、クリエイティブを大切にする会社の土壌を表した独特で有効な名刺です。

著名な漫画家が自分の似顔絵を描いてくれることも大きなモチベーションになりますし、社員全員のやる気を掻き立てるのではないかと思います。漫画の名刺は、まだ希少価値が高く、宣伝効果が抜群ですが、これから取り入れる会社が増えるのではないかとも考えます。

紙以外の材質の名刺も!?

日本の名刺は、ビジネスの場面専用ということで硬くなりがちですが、海外では何かの用途を兼ね備えるもの、目立つ衝撃的なもの、動きのあるものなど、遊び心あるユニークな名刺が面白いかもしれません。

例えば、自転車パンクの応急処置に使えるバイクショップで購入できるテープや、美容院で使える、音が出るプラスチックの櫛などは、面白さと実用性を兼ね備えています。

また、有名なものだと、Google検索ウィンドウ内に名前だけデザインなど。その他にも、コンクリートやクラッカーでできたカード、コインを撃つおもちゃになるカードなど、ちょっと思いつかない、楽しくなるような名刺があります。

まとめ

名刺交換は、日本のビジネスシーンでは特に大切なものです。名刺に関するしっかりしたマナーを身につけておくことは、ビジネスの世界で通用する人という評価を得るだけでなく、取引先などからの自分自身及び会社の信用にも繋がります。

軽く考えがちな名刺交換ですが、名刺交換のマナーによって、特に新規顧客等の獲得につながること、ひいては会社の発展につながっていくことを肝に銘じ、もう一度、この機会に大事な名刺交換のマナーを振り返ってみてはいかがでしょうか。



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BIZ KARTE編集部

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