改めて見直したい!“仕事で使える”おすすめノート&活用法

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改めてアナログ派!?仕事で使える「紙のノート」活用術

パソコンの普及とネットワークサービスの発達によって、ビジネスマンにとってパソコンを使って事務作業などをこなすことが当たり前となっています。しかし、かつて学生だった頃のように紙のノートを使うことにも利点があります。

ここでは改めて、紙のノートの使い方を整理するとともに、今人気のおすすめノートをご紹介します。

3種類の紙ノートの使い方

紙ノートの使い方は主に「記録する」「アイデアを練る」「情報を整理する」といったものに分けられます。記録は業務に必要な内容を書き留めるために必要で、会話や会議など場所を選ばず、必要な部分だけをまとめられます。

アイデアを練ることは、誰かに見せることを目的にするよりも、ふと思いついたことを書き記すなど自分用の情報をまとめ、発表用の資料などの作成に役立てます。情報の整理は、主にスケジュール管理に用い、すべきことを優先順位や時系列順に並べて見やすくするのに役立ちます。

紙ノートがデジタル機器に勝る点

上記の内容はデジタル機器にもできることですが、パソコン等にはない、紙ノートならではの利点だってあります。

電力を必要としない

パソコンには起動にそれなりに電力を必要とし、内臓バッテリーだけでは長時間稼働することはできず、停電など急に電力供給が滞った場合に使えないデメリットがあります。紙ノートなら電気がなくとも場所や時間を選ばず、精々暗いところで電気をつけなければ見えないくらいのデメリットしかなく、緊急時にも情報の閲覧が容易いという点で優れています。

取り回しが良い

パソコンの場合、使うソフトウェアやスキルにもよりますが、情報を整理しようとしても自分の思い通りにならず、やきもきしてしまうことがあります。

しかし紙ノートであればスキルに関わらず自由に記入もしやすく、必要とあればページを破って人に渡したりすることもできるので、取り回しが非常に良好です。また、ノートパソコンでもそれなりに重く、紙のノートであれば持ち運びにも便利です。

自由に拡張できる

紙ノートは使えば使うほどに情報を蓄積でき、別途ファイリングすることで情報を見やすく、それを保管するスペースさえあればいつでも誰でも情報の閲覧ができます。また、ノートそのものを改造することも容易く、自分の使用法に合った機能を付け加えることで作業効率を上げることができます。

仕事で使えるおすすめノート

紙のノートなんてどれも一緒と思われるかもしれませんが、現在は用途に応じてさまざまなノートを選ぶことができます。

上品なデザインと優れた機能性〜【モレスキン】

モレスキン

モレスキンのノートには一般的なシステム手帳として用いるものの他に、ペイント用のノートも販売されています。上品な見た目のノートには、充実した機能性が凝縮され、使い勝手の良さが際立ちます。ビジネス用のノートとしては最も高い知名度を誇っています。

優れた柔軟性と耐久力【ZEQUENZ/ジークエンス360】

ジークエンス360

ジークエンス360の最大の特徴は優れた柔軟性で、特殊な接着剤を使用して紙を綴じているので360度開いたりノートを丸めたりしても剥がれ落ちることはありません。動きの多い営業職や作業現場でのメモ取りにおいてその耐久力の高さが役立ちます。保管の際にもページが破れて紛失してしまうといった弊害を避けることができます。

コストパフォーマンスの高さと確かな品質【無印良品の単行本ノート】

無印良品単行本ノート

ノートに限った話ではありませんが、無印良品にはシンプルかつ高品質で安価な商品が多数取り揃えられています。そこまで多機能を求めない、記録する情報量の多いオフィス業務において無印良品の単行本ノートのコストパフォーマンスの高さは非常に効果的です。

方眼ノートが評判【LIFE】

LIFE方眼ノート

LIFEの方眼ノートはクリーム色の紙とそれに近い色の方眼が資料の作成の時に使いやすいと評判を集めているノートです。表紙は見た目にも豪華で、日本のメーカーですが西洋のブランド品を思わせる上品さを感じます。

学生向けだがビジネスにも活用できる【コーネルメソッド】

コーネルメソッド

アメリカの「コーネル大学」で開発されたコーネルメソッドノートは、「板書」「キュー(気づいた点)」「要約」の3分割がなされていて、学生向けのノートであると言えます、しかし、このレイアウトは使う人の工夫次第でさまざまな機能性を発揮し、ビジネス用にノートを使う初心者にとって入門的なノートとしても活用することができます。

オリジナル性バツグン【自作ノート】

市販のノートを使う他に、裏紙などを使ってノートを自作する選択肢もあります。子供ではあるまいし、と思われるかもしれませんが、自作のノートであれば何よりサイズを自由に決めることができます。

市販のノートでは、サイズによってはポケットに入らなかったり、逆に小さすぎたりといったことがありますが、手作りであれば自分の好みの大きさに作ることができ、取り回しの良さを最大限に活かすことができます。勿論、好みのデザインや機能を持たせることも簡単にできます。

まとめ

紙のノートにはビジネスマンが気づかない利点が多く、さまざまな活用法があります。しかし、パソコンにはパソコンの利点も多く、それぞれの利点に合った使い分けをするのが望ましいです。

ノートと一言に言っても豊富な種類があり、それらでは満足できない理由があればノートを自作することもできます。ぜひ、今一度ノートの価値を確認し、ビジネスに活かしてみましょう。

※文房具に関しては、「作業効率化が止まらない!業務がはかどるハイテク文房具20選」でもご紹介しています。ぜひ併せてご覧ください。

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