• 作成日 : 2026年2月6日

CursorでGeminiを使うには?連携・設定手順や料金を解説

CursorでGeminiを使う方法は、Google AI StudioでAPIキーを取得し、Cursorの設定画面に入力するだけで完了します。高性能なAIモデルを無料、もしくは低コストで利用できるため、開発コストを抑えたい方には最適な選択肢です。

この記事では、CursorとGeminiを連携させる具体的な手順、2025年12月現在の推奨モデルや料金体系など、わかりやすく解説します。

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※(免責)掲載情報は記事作成日時点のものです。最新の情報は各AIサービスなどの公式サイトを併せてご確認ください。

CursorでGeminiを使うには?

CursorでGeminiを使うには、Google AI StudioでAPIキーを発行し、Cursorの設定画面に入力して連携させる必要があります。Cursorは標準でもAIを利用できますが、Geminiと連携させることで、長文読解に優れた高性能なモデルを無料枠で活用できるようになります。

具体的には、自分のGoogleアカウントでAPIキーを取得し、Cursorの「Models」設定にキーとモデルID(Gemini-3-flash等)を追加する「BYO Key (自分のキーを持ち込む)」方式を採用します。これにより、Cursorの契約プランに関わらず、Geminiの料金体系でコストを抑えながら開発効率を高めることが可能です。

GeminiをCursorに連携・設定するには?

GeminiをCursorに連携させる手順は、Google AI Studioでのキー発行と、Cursor側でのモデル追加という2つのステップで完了します。作業は5分程度で終わり、APIキーの管理にさえ注意すれば難しいことはありません。

ここでは、2025年12月時点の最新手順を解説します。画像認識や最新モデルを使うための土台となる設定ですので、順を追って進めていきましょう。

Google AI StudioでAPIキーを取得する

APIキーの取得は、Google AI Studioにアクセスし、Googleアカウントでログインして作成ボタンを押すだけで即座に完了します。

画面左上の「APIキーを作成(Get API key)」をクリックし、プロジェクトを選択してキーを発行してください。ここで表示される文字列はパスワードと同じくらい重要ですが、一度しか表示されない場合があるため、必ずコピーして安全な場所に控えておく必要があります。

このキーがないとCursorとの連携はできません。もし紛失してしまった場合は、セキュリティの観点からも古いキーを削除し、再発行の手続きを行ってください。

CursorにGeminiのAPIキーを設定する

Cursorへの設定は、画面右上の歯車アイコンから設定メニューを開き、コピーしたキーを指定の場所に入力することで反映されます。

設定内の「Models」タブ等にある「Google API Key」欄を探し、先ほどのキーを貼り付けてください。入力欄が見当たらない場合は「Beta」機能の有効化が必要なケースもありますが、基本的には主要な設定項目として配置されています。

入力後は必ずエンターキーを押すか、画面外をクリックして保存されたことを確認しましょう。この紐付けが完了して初めて、CursorからGeminiの頭脳を呼び出す準備が整います。

「Model Names」にGeminiのモデルを追加する

APIキー入力後は、「Model Names」という項目に、利用したいモデル名(モデルID)を正確に入力して追加する作業が必須となります。

設定画面「Models」セクションにある「Model Names」の入力欄に、利用したいモデルID(例:gemini-3-flashやgemini-3-pro-preview)を入力し、「Add model」ボタン(またはプラスアイコン)を押してください。追加されたモデルの横にあるスイッチをONにすることで、チャット画面のプルダウンからGeminiを選択できるようになります。

この手順を飛ばしてしまうと、キー自体は正しく設定されていても、チャット機能でGeminiを呼び出すことができません。忘れがちなステップなので注意が必要です。

Geminiの推奨モデル名・ID一覧

推奨されるモデルIDは頻繁に更新されるため、以下の表を参考に、その時点で最適な文字列を正確に入力してください。

モデルID特徴
Gemini-3-flash2025年12月現在の最新・超高速モデル。まずはこれを推奨。
Gemini-3-pro高度な推論とマルチモーダル能力を備えた最上位モデル(2025年12月時点)。
Gemini-1.5-pro多くの開発実績がある安定版モデル。

これらのIDをそのまま「Model Names」に追加することで、Cursorが認識できるようになります。最新のGemini 3シリーズはリリース直後のため、Google AI Studio側で「Preview(プレビュー)」という名称がついている場合があります。こうした「Preview(プレビュー)」や、 gemini-2.0-flash-expのように「exp(実験版)」といったモデル名に追加さえた名称は、予告なくIDが変更されることもあります。

もし設定後に動かなくなった場合は、IDが変わっている可能性があるため、Googleの公式サイトで最新情報を確認するとよいでしょう。常に最新のIDを追うことで、最高のパフォーマンスを維持できます。

Cursorで使えるGeminiのモデルは?

Cursorでは、大きく分けて「速度重視のFlash」と「性能重視のPro」の2種類のGeminiモデルが利用可能です。さらに、最新機能を含んだ実験的モデルも選択できます。コーディングでは応答速度が重要になるため、用途に合わせた使い分けがカギとなります。

ここでは、2025年12月現在のおすすめモデルを紹介します。自分の開発スタイルに応じて、最適なモデルを選定してください。

最新の「Gemini 3 Flash」が高速でおすすめ

日常的な開発に最もおすすめなのが、次世代アーキテクチャを採用した非常に高速なモデル「Gemini 3 Flash」です。

Cursorでのコーディング支援では、AIの返答待ち時間がストレスになりがちですが、このモデルは人間がタイピングするよりも速いスピードでコードを生成します。推論能力も大幅に向上しており、複雑なロジックの修正でも、以前のProモデルと同等以上の性能を発揮します。

まずはこのモデルをメインに設定してみてください。特にチャットでの往復回数が多い場合、この圧倒的な生成速度は開発体験を劇的に改善し、思考を止めることなく作業に没頭させてくれます。

安定版の「Gemini 3 Pro」

質の高い回答を求めるなら、論理的思考力や複雑な指示の理解力に優れた高精度なモデル「Gemini 3 Pro」が最適です。

新しい設計パターンの提案や、難解なバグの原因特定など、じっくりと考えさせる必要があるタスクに向いています。Flashモデルで納得のいく回答が得られなかった場合に、このProモデルに切り替えて質問すると解決することが多々あります。

速度よりも質を重視したい場面で重宝するモデルです。また、コンテキストウィンドウ(AIが一度に読み取れる情報の長さ)が広いため、大規模なドキュメントを参照させながら正確なコードを書く際にも、安定した挙動を示します。

CursorとGeminiの料金や制限は?

CursorとGeminiの料金は、「エディタ利用料」と「API 利用料」を別体系として考える必要があります。混同すると、無料で使えると思っていたのに請求が発生する可能性があるからです。

ここでは、複雑になりがちな料金の仕組みを整理します。どのプランを選べばコストを最小限に抑えられるかを確認し、予期せぬ出費を防ぎながら賢く使いこなしましょう。

Cursor自体の料金プラン(Free/Pro)

Cursorの料金プランは「Free」「Pro」「Business」の3つに分かれ、それぞれエディタとしての機能制限が異なります。

Freeプランでも基本的な編集機能や、自分のAPIキーを使ったチャットは利用可能です。ただし、Cursor独自の「Cursor Tab(予測補完機能)」や「Composer(AIによる一括コード編集機能)」などの高度な機能には、無料版特有の回数制限があります。

GeminiのAPIキーを設定しても、Cursor側の機能制限(例:Cursor Tabの利用回数など)自体が解除されるわけではない点に注意しましょう。あくまでAPIキーは「チャット機能」において、Cursor側の制限を気にせずGeminiを使えるようにするためのものと理解してください。

Gemini APIの無料枠とレート制限

Gemini APIを無料で使う場合、1分間あたりのリクエスト数(RPM)や1日あたりの使用回数に制限(レートリミット)が設けられています。

たとえば、Flashモデルの無料枠であれば、通常のコーディング作業でチャットをする分には十分な回数が確保されています。これを超えると一時的にエラーが返ってきますが、数分待てば再び利用可能になります。

ただし、無料枠(Pay-as-you-goの無料ティア)で利用したデータは、Googleの学習データとして使われる可能性がある点に注意が必要です。機密性の高いコードを扱う場合は、学習データに使われない有料設定(Pay-as-you-goの課金設定)への切り替えを検討すべきです。

また、 Gemini 3.0系APIはリリース直後のため、現時点ではGemini 2.5 Flash等の2.5系で記述するのが安全です。Google I/O 2026で本格展開予定です。

完全無料でどこまで使い倒せるか

CursorのFreeプランとGemini APIの無料枠を組み合わせれば、完全無料で高度な開発環境を構築することが可能です。

APIキーを設定することで、AIとのチャット(Chat機能)はGeminiの無料枠を使って無制限に近い形で利用できます。Cursor独自のPro機能(Cursor Tabなど)は回数制限を超えると制限されますが、純粋に「コードについてAIに質問する」「特定の処理を書かせる」という用途であれば、非常に強力なツールとなります。

学習コストをかけたくない学生や、個人の趣味で開発を行うエンジニアにとっては、この組み合わせが現状の最適解と言えます。

Cursor×Geminiで開発効率を最大化しましょう

CursorでGeminiを使う設定は、エンジニアにとって最もコストパフォーマンスの良い投資のひとつと言えます。一度設定してしまえば、あとは高速で賢いAIパートナーといつでもペアプログラミングができるようになるでしょう。

まずは無料枠でそのスピードと精度を体感し、自分の開発スタイルに合ったモデルを見つけるところから始めてみてください。使い込むほどに、AIとの連携が開発スピードを加速させてくれることを実感できるはずです。さっそくAPIキーを取得して、次世代の開発体験を手に入れましょう。


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