タブレットで使えるおすすめの会計ソフトは?
作成日:2024年6月10日
タブレットでも会計ソフト・確定申告ソフトは使える?
ブラウザから使う
タブレットで会計ソフトや確定申告ソフトを利用する場合、多くのソフトウェアはブラウザ版として提供されているため、Webブラウザから直接アクセスして利用できます。
ブラウザ版のソフトウェアについては、インターネット接続さえあればどこでも利用できるので、オフィス外でも手軽に財務管理や申告業務が可能となります。
アプリから使う
会計ソフトや確定申告ソフトのなかには、ブラウザ版だけでなく、専用のアプリを提供しているケースもあります。
アプリでは直感的な操作が可能であり、データの自動同期や領収書のアップロード、タッチ操作による簡単なデータ入力など、タブレット特有の機能や長所を活用することで、会計業務をよりスムーズに行えます。
タブレット対応の会計ソフトを導入するメリット
①いつでもどこでも利用可能
タブレット対応の会計ソフトを導入することで、場所や時間を問わず、会計業務を行えます。特にタブレットは携帯性に優れているため、ノートパソコンよりも手軽に持ち運べる点が大きなメリットです。
出張先や外出中でもタブレットさえあれば、リアルタイムで経費入力や売上管理、レポート作成が可能なため、スキマ時間を活用した効率的な働き方を追求できるでしょう。
このような柔軟性によって業務効率が向上し、急な対応が必要な場面でもスピーディーに対応しやすくなります。
②直感的な操作で効率アップ!
タブレットのタッチスクリーンを活用することで、直感的な操作が可能となり、データ入力などの会計業務をスムーズに行えます。
特に領収書やレシート画像のアップロードなど、タブレットのカメラ機能と連携することで、仕訳登録を手軽に実行できます。
またパソコンによるマウスやキーボード操作に比べて、タッチ操作によるドラッグ&ドロップやスクロールなど、タブレット特有の機能を活用することで、より直感的な操作が可能となるため、作業効率の向上を実現しやすくなるでしょう。
③マルチタスク機能の活用
大きな画面を持つタブレットでは、マルチタスク機能を活用して、複数アプリの同時使用に長けています。
たとえば会計ソフトを使いながら、ブラウザで銀行のウェブサイトにアクセスし、取引明細を確認したり、メールアプリで取引先からの請求書をチェックしたりすることも可能です。
さらにタブレットの画面分割機能を利用することで、複数のアプリを一度に表示しながら作業を行える点も、大きなメリットといえるでしょう。
タブレット対応の会計ソフトを導入することで、必要な情報をスムーズに取得できるため、業務効率の向上を追求しやすくなります。
マネーフォワード クラウド会計・クラウド確定申告はタブレットからも使えます!
「マネーフォワード クラウド会計」や「マネーフォワード クラウド確定申告」は、パソコンだけでなく、タブレットでも利用可能です。
またブラウザでの利用に加え、「マネーフォワード クラウド確定申告アプリ」も提供しているため、事業者ごとのニーズに合った方法で利用できます。
なお「マネーフォワード クラウド確定申告アプリ」は法人でも利用できるため、法人・個人問わず、アプリによる利便性を追求することが可能です。
参考:使い方ガイド|マネーフォワード クラウド確定申告アプリサポート
特徴①タブレットから仕訳も可能!アプリでラクに!
「マネーフォワード クラウド確定申告アプリ」では、タブレットからでも専用アプリを通じ、簡単に仕訳登録が可能です。仕訳登録や証憑のデータ保存に関しては、以下の4つの方法によって行います。
AI-OCRで仕訳
jpeg形式のファイルをアップロードすることで仕訳候補が自動で作成されるため、領収書などの証憑を撮影するだけで手軽に仕訳登録を行えます。
かんたん入力
アプリ内の質問に答えていくだけで仕訳が作成できる機能です。収入や支出ごとに、入出金の方法や日付、金額、理由を選択することで、日々の取引を記帳することが可能です。
証憑添付
改正電子帳簿保存法における「スキャナ保存」や「電子取引」に対応するための機能です。この機能を通じてアップロードされた証憑については、電子帳簿保存法の要件を満たす「マネーフォワード クラウドBox」へ保存されます。
保存された領収書や請求書の画像は仕訳に紐づけて添付できるため、帳簿から取引内容を確認したい場合でも、スムーズに原始証憑を閲覧することが可能です。
振替伝票入力
複式簿記の形式で仕訳を登録するための機能です。振替伝票の形式に則り、借方と貸方に分けて勘定科目を入力することによって、手入力で仕訳を作成できます。
決算整理仕訳としても登録でき、簿記の知識を持つ経理担当者などにとっては、馴染みのある複式簿記によって仕訳入力が可能です。
参考:
仕訳帳|使い方ガイド|マネーフォワード クラウド確定申告アプリサポート
「AI-OCRで仕訳」機能の使い方|マネーフォワード クラウド確定申告アプリサポート
「かんたん入力」の使い方|マネーフォワード クラウド確定申告アプリサポート
「証憑添付」機能の使い方|マネーフォワード クラウド確定申告アプリサポート
「振替伝票入力」画面の使い方|マネーフォワード クラウド確定申告アプリサポート
特徴②アプリのレポート画面で便利に把握!
「マネーフォワード クラウド確定申告アプリ」はレポート機能も充実しており、自社の財務状況の把握や経営判断にも活用できます。なおアプリに関しては、個人事業主だけでなく、法人についても利用可能なため、Web版の「マネーフォワード クラウド会計」とも併用できます。
具体的には、専用アプリを通じて以下3つのレポート画面を作成することが可能です。
「口座残高」画面
マネーフォワード クラウドで取得した口座残高に加え、入出金の合計金額の推移がグラフ形式で表示されます。キャッシュフローの動きを直感的に把握できるため、資金繰りを俯瞰的に捉える際に有用です。
「損益分析」画面
売上総利益や営業損益などの利益区分について、月別の推移をグラフで確認することが可能です。また売上や売上原価などの各項目をタップすることで、それらの内訳も確認でき、損益状況をスムーズに把握しやすくなるでしょう。
「入金・出金の詳細」画面
「口座残高」画面から「入金・出金の詳細」をタップすることで確認できます。入金と出金の詳細な内訳についてチェックできるため、キャッシュフローの具体的な内容を掘り下げる際に効果的です。
参考:「レポート」画面の使い方|マネーフォワード クラウド確定申告アプリサポート
特徴③アプリでも電子帳簿保存法に対応しています!
ブラウザ版だけでなく、「マネーフォワード クラウド確定申告アプリ」においても、電子帳簿保存法に即した適切な対応が可能です。
電子帳簿保存法においては、「電子帳簿等保存」と「スキャナ保存」「電子取引データ保存」の3つに区分されます。
まず「電子帳簿等保存」では、国税関係帳簿や国税関係書類を電子保存する場合、訂正・削除履歴や帳簿間の相互関連性、検索機能の確保などが要件とされています。「マネーフォワード クラウド確定申告アプリ」では、一部Web版と併用することで、これらの要件に適切に対応することが可能です。
また「スキャナ保存」や「電子取引データ保存」に対応する場合には、タイムスタンプの付与などの保存要件を満たさなければなりません。マネーフォワード クラウドでは、アプリ内で添付した証憑は自動的に「マネーフォワード クラウドBox」へ連携され、タイムスタンプが付与されるため、保存要件を満たすことが可能です。
参考:
電子帳簿保存法|使い方ガイド|マネーフォワード クラウド確定申告アプリサポート
「電子帳簿等保存」に対応するために必要な設定・操作について|マネーフォワード クラウド確定申告アプリサポート
「スキャナ保存」に対応するために必要な設定・操作について|マネーフォワード クラウド確定申告アプリサポート
「電子取引データ保存」に対応するために必要な設定・操作について|マネーフォワード クラウド確定申告アプリサポート
「書類管理(クラウドBox)」機能の使い方|マネーフォワード クラウド確定申告アプリサポート