• 更新日 : 2020年6月10日

受渡日とは

受渡日とは、市場において売買の決済を行なう日のことで、商品を受け取る日のことである。

受渡日は、精算日とも呼ばれており、約定日から数日後あるいは数営業日後の、商品の受渡しが行なわれて注文が決済される日のことである。この受渡日は、取引先や商品によって異なっており、受渡日と約定日も区別しておく必要がある。

約定日とは注文が約定した日のことであり、受渡日は注文した商品を保有する日のことであり、区別して考える必要がある。一般的には、約定日から3営業日か4営業日後が、受渡日となる。

有価証券を売買した場合において、購入する代金を渡して現物を受け取った時点が、受渡日となるのである。

有価証券や株の売買においては、実際に注文して約定した日に現物を受け取っていないことが多くある。このように売買取引においては、約定日と受渡日に違いがあるため、注文した日に決済されたと勘違いしないようにする必要がある。


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