- 更新日 : 2020年6月15日
就業規則とは
就業規則とは、労働者の就業上遵守すべき規律、及び労働条件の関する具体的な事項について労働基準法に基づいて定められた規則のことをいう。
つまり工場や会社において、従業員の労働条件や従業員として守らなければならない職場の規律のことである。
事業所単位で労働者が10人に達したときに作成届出の義務が生じる。企業単位で10人に達していても、事業所単位で10人に達していない場合は義務は生じないが、作成した場合はそれも就業規則として法の規制を受けることになる。
ここでいう労働者とは、その事業所で使用するすべての労働者のことを指し、正社員のみならず短期的に就業する労働者も含まれる。
就業規則は、どんな変更が加えられた場合でも行政官庁に届出をしなければならないのだが、その際に労働代表者の意見書も提出する義務がある。
労働組合がすでに存在している場合は労働組合が、そうでない場合はその事業所の中で過半数労働者から専任された代表者が、使用者に対して意見を述べる形式をとる。
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