会計ソフト・ERP導入についての調査(2021年時点)
バックオフィスの業務効率化や生産性の向上にERPが注目されていますが、導入の際にはどのようなポイントが意識されているのでしょうか?
従業員規模100名以上の企業の責任者や経理担当者に、ERPに関するアンケートを実施しました。
クラウド会計・ERPの導入率/認知率
聞いたことがあり、現在も勤務先で利用している | |
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聞いたことがあり、過去に勤務先で利用したことがある (現在は利用していない) | |
聞いたことがあり、具体的な機能や特長も知っており、利用してみたい(利用したことがない) | |
聞いたことがあり、具体的な機能や特長も知っているが、利用する気はない | |
聞いたことはあるが、具体的な機能や特長は知らない | |
聞いたことがない | |
答えたくない |
現在の会計業務メインツールを導入したきっかけベスト5(複数回答)
- 1経理業務を効率化したかったから29.2%
- 2ペーパーレス対応をしたかったから20.7%
- 3コスト削減を行いたかったから19.6%
- 4サーバーのOSアップデートがあったから15.3%
- 5ソフトウェアの保守サポートが終了したから12.8%
現在の会計業務メインツール導入の決め手ベスト5(複数回答)
- 1
システム連携が優れていたから20.4% - 2
サポートが充実していそうだったから20.2% - 3
機能が一番充実していたから19.4% - 4
運用費用が安かったから18.6% - 5
カスタマイズ性が高かったから18.6%
経理業務で最も解決したい課題ベスト5
- 1紙やExcelを使った業務プロセスが多い14.5%
- 2業務が属人的になっている11.8%
- 3システム連携ができていない11.1%
- 4決算の早期化10.4%
- 5入力作業に時間がかかっている10.0%
導入を検討しているバックオフィスの業務システムベスト5(複数回答)
- 給与計算14.3%
- 契約書管理13.7%
- 人事管理13.5%
- 管理会計13.4%
- 支払い管理13.3%
まとめ
- ・半数以上がERPの導入経験がある。
- ・導入の決め手は「システム連携」「サポートの充実」がポイント。
- ・経理業務で解決したい課題トップは「紙やExcelを使った業務プロセスが多い」。
調査概要
調査方法:インターネットリサーチ
調査対象ユーザー:従業員規模100名以上の企業の経理担当者や責任者
サンプル数:1,320
調査実施期間:2021年8月