クラウド型会計ソフトに関する意識調査(2021年時点)
会計ソフトには「インストール型会計ソフト」と「クラウド型会計ソフト」の2種類が存在しますが、
近年ではクラウド型会計ソフトに注目が集まっています。
30名以下の企業経営者の方に、クラウド型会計ソフトに関するアンケートを実施しました。
クラウド型会計ソフトの認知・利用状況
| 勤務先で現在利用している | |
|---|---|
| 勤務先で利用したことがあるが、現在は利用していない | |
| 利用に興味はあるが、実際に利用したことはない | |
| 機能や特長は知っているが、利用する気はない | |
| 名前は知っているが、機能や特長はよく知らない | |
| 知らない / 聞いたことがない |
クラウド型会計ソフトを導入した理由
- バックアップが必要なく
PCが壊れたり買い替えの際も安心だから69.2% - 税理士に仕訳で必要なデータを送ったりする手間を無くしたいから61.6%
- 初期費用がかからず
始めやすい価格帯だから58.5% - 消費税増税への対応などが
無料でアップデートされるから56.3% - 税理士から送られてくる試算表などのデータをすぐに確認したいから48.7%
- 最新の売上やキャッシュフロー状況を確認したいから42%
- 会計だけでなく経費や給与など他のサービスも充実していたから41.5%
- 複数の端末で使いたいから41%
- クレジットカード明細などの自動取込や自動仕訳が便利だから35.8%
- 社員間でリアルタイムの数字を共有したいから26.7%
クラウド型会計ソフトを導入していない理由
| 導入するほどの大きなタイミングやきっかけがないから | |
|---|---|
| なんとなく導入が面倒で腰が重いから | |
| 月額料金支払いへの不安があるから | |
| バックオフィス業務が楽になるイメージがわかないから | |
| 会社経営が良くなるイメージがわかないから | |
| 忙しくて手が回っていないから | |
| 使いこなせるか分からない(使いこなせなかった)から | |
| 自分で導入できるか不安だから |
まとめ
- ・クラウド会計の利用に興味があるのは2割弱、45%はクラウド会計をあまり知らない。
- ・クラウド型を導入している人は、バックアップが必要ない・税理士にデータを送る手間を無くしたいことを魅力と感じた割合が高い。
- ・クラウド型導入に至っていない理由として、きっかけがないと答えた割合が高い。次に導入が面倒という割合が高くなっている。
調査概要
調査方法:インターネットリサーチ
調査対象ユーザー:30名以下の中小企業経営者
サンプル数:1,100
調査実施期間:2021年3月