中小企業のビジネスカード利用に関する調査(2021年時点)

法人の経理作業にはビジネスカードの活用が便利ですが、契約の際にはどのようなポイントが意識されているのでしょうか?
30名以下の企業の法人経営者・経理担当の方に、ビジネスカードに関するアンケートを実施しました。

ビジネスカードの所持率

持っている 54.5%、持っていない 45.5%

ビジネスカードの契約時期

開業後1週間以内12.4%
開業後1ヶ月以内16.1%
開業後3ヶ月以内19.2%
開業後半年以内8.4%
開業後1年以内10.5%
開業から1年よりも後22.3%
覚えていない11.1%

ビジネスカードの決済上限額(月額)

〜20万円8%
〜50万円17.6%
〜100万円26.6%
〜300万円23.8%
〜1,000万円7.7%
〜5,000万円4.6%
〜1億円1.5%
1億円よりも多い0.6%
答えたくない9.6%

ビジネスカードの契約目的ベスト5(複数回答)

  1. 1支払い業務の効率化68.4%
  2. 2経費精算簡略化(従業員への配布)35.9%
  3. 3キャッシュレスの促進27.6%
  4. 4キャッシュフローの改善25.7%
  5. 5付帯サービスの利用14.2%
図: ビジネスカードの契約目的ベスト3

ビジネスカード契約の決め手(複数回答)

  1. 1初期費用・年会費が安い23.2%
  2. 2ブランドイメージが良い22.3%
  3. 3ポイント還元率が高い21.7%
  4. 4審査が通りやすい20.1%
  5. 5利用限度額が高い18.3%
  6. 6発行がスピーディー17.3%
  7. 7付帯サービスが充実している14.2%
  8. 8複数枚発行ができる13.9%
  9. 9友人・知人に勧められた13.3%

従業員用に配布しているカードの枚数

1枚36.2%
2枚19.8%
3枚6.9%
4枚4.3%
5枚2.6%
6枚以上30.2%

ビジネスカードでの決済内容ベスト5(複数回答)

  1. 消耗品費
    67.5%
  2. 接待交際費
    61.6%
  3. 交通費
    59.1%
  4. 通信費
    44%
  5. 水道光熱費
    28.2%

まとめ

  • ・半数以上の企業がビジネスカードを契約している。
  • ・決済額の上限は過半数の企業が100万円以下。
  • ・契約の際には年会費の安さやブランドイメージが重視される。
  • ・3割以上の企業が従業員に6枚以上ビジネスカードを配布している。

調査概要

調査方法:インターネットリサーチ
調査対象ユーザー:22-60歳・開業10年以内・30名以下の企業の法人経営者、経理担当
サンプル数:625
調査実施期間:2021年7月