クラウド型会計ソフトに関する意識調査(2020年時点)
会計ソフトには「インストール型会計ソフト」と「クラウド型会計ソフト」の2種類が存在しますが、
近年ではクラウド型会計ソフトに注目が集まっています。
30名以下の企業経営者の方に、クラウド型会計ソフトに関するアンケートを実施しました。
クラウド型会計ソフトの認知・利用状況
勤務先で現在利用している | |
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勤務先で利用したことがあるが、現在は利用していない | |
利用に興味はあるが、実際に利用したことはない | |
機能や特長は知っているが、利用する気はない | |
名前は知っているが、機能や特長はよく知らない | |
知らない / 聞いたことがない |
クラウド型会計ソフトを導入した理由
- バックアップが必要なく
PCが壊れたり買い替えの際も安心だから72% - 初期費用がかからず
始めやすい価格帯だから63% - 消費税増税への対応などが
無料でアップデートされるから58% - 税理士に仕訳で必要なデータを送ったりする手間を無くしたいから58%
- 税理士から送られてくる試算表などのデータをすぐに確認したいから52%
- 最新の売上やキャッシュフロー状況を確認したいから50%
- 会計だけでなく経費や給与など他のサービスも充実していたから48%
- 複数の端末で使いたいから43%
- クレジットカード明細などの自動取込や自動仕訳が便利だから38%
- 社員間でリアルタイムの数字を共有したいから36%
クラウド型会計ソフトを導入していない理由
導入するほどの大きなタイミングやきっかけがないから | |
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なんとなく導入が面倒で腰が重いから | |
月額料金支払いへの不安があるから | |
会社経営が良くなるイメージがわかないから | |
バックオフィス業務が楽になるイメージがわかないから | |
使いこなせるか分からない(使いこなせなかった)から | |
忙しくて手が回っていないから | |
自分で導入できるか不安だから |
まとめ
- ・クラウド会計の利用に興味があるのは2割、45%はクラウド会計をあまり知らない。
- ・クラウド型を導入している人は、バックアップが必要ない・初期費用がかからないということを魅力と感じた割合が高い。
- ・クラウド型導入に至っていない理由として、きっかけがないと答えた割合が高い。次に手間や料金面の不安が高くなっている。
調査概要
調査方法:インターネットリサーチ
調査対象ユーザー:30名以下の中小企業経営者
サンプル数:1,100
調査実施期間:2020年3月