『マネーフォワード クラウド経費』で実現する自動化されたスマートな経費精算~銀行API連携とFB(振込)データの力~
更新日:2025年9月25日
経費精算における振込業務は、経理担当者にとって時間・コスト・ヒューマンエラーのリスクが複合的に「隠れた負担」として存在しているのではないでしょうか。特に、紙ベースでの経費処理や属人化がこの負担を増大させており、インボイス制度のような法改正がさらなる業務量増加の圧力となっています。
このような状況下で経費申請から承認、そして最終的な支払いに至る一連のプロセス全体のデジタル化と自動化を実現するために経費精算システムに注目が集まるようになりました。
マネーフォワードでは経理担当者1,483人に「経費精算業務を苦しめる7つの要因と解決策~経費精算に関する実態調査~」のアンケート調査を実施したところ、全体の70%弱の方がすでに経費精算システムを導入していることがわかりました。
一方で現在使用している経費精算システムの課題として、「操作画面が使いにくい/アナログ作業が多い/会計ソフトと連携できない」といった内容があげられています。
今回はその課題の中でも「振込業務」における課題にフォーカスを当てて、マネーフォワード クラウド経費ではどのように解決できるかをご紹介します。
経費精算の振込業務を劇的に効率化させる「銀行API連携」とは
マネーフォワード クラウド経費が提供する機能の「振込API連携」は、経費精算で発生する振込業務を自動化・効率化する機能です。ワンクリックで振込依頼を提携金融機関のインターネットバンキングへ自動送信することができるので、手動でのデータ入力やアップロードの手間を減らし、振込処理にかかる時間を削減できます。
また、システムで承認された申請内容に基づき振込データが自動で作成されるので、入力ミスや不正の発生リスクを低減し、担当者に依存しない振込業務が実現するのでセキュリティリスクの低減を図ることができます。
クラウド経費がAPI連携可能な金融機関
- 三井住友銀行
- 三菱UFJ銀行
- みずほ銀行
- セブン銀行
- 住信SBIネット銀行
- GMOあおぞらネット銀行
- 横浜銀行
- ふくおかフィナンシャルグループ(福岡銀行、熊本銀行、十八親和銀行)
API連携が困難なケースでは、FBデータによる振込業務
API連携ができない金融機関を利用している場合は、マネーフォワード クラウド経費から振込データ(FBデータ)を生成し、出力したFBデータをインターネットバンキングにアップロードすることで、振込内容を再入力する手間をなくし正確な振込を実現することができます。
振込後の経理業務まで一気通貫:会計ソフトとの自動仕訳連携
マネーフォワード クラウド経費で承認が完了したデータは、そのまま会計システム(例:マネーフォワード クラウド会計、弥生、freeeなど)へ仕訳データとして連携することができます。勘定科目や補助科目、部門、消費税区分といった仕訳情報は、経費の科目種別や申請内容に応じた事前ルールを設定しておくことが可能で、例えば「交通費は旅費交通費勘定に自動振り分け」「会議費は営業部門に自動紐付け」といった形で仕訳が生成されます。
マネーフォワード クラウド経費で承認が完了しFB(振込)データを出力すると、そのまま会計システム(例:マネーフォワード クラウド会計、弥生、freeeなど)へ仕訳データ(費用計上仕訳・支払仕訳)として連携することができます。
そのため、人手による転記や仕訳作業が不要になり、入力ミスの防止や業務効率化につながります。
マネーフォワード クラウド経費は銀行API連携やFBデータ出力を核に、経費精算における手間とミスを徹底的に削減する機能をご用意しています。申請・承認から振込、仕訳計上までの工程の多くを自動化、ペーパーレス化、キャッシュレス化へと導き、企業の生産性向上を支援します。
その他の詳細な機能については資料でご確認ください。