
”想い”が繋がる法人カード。会計処理から社会貢献まで一気通貫でスマート経営を
- 導入サービス
- Pay for Business(ビジネスカード)
- 業種
- その他の業種
- 事業規模
- 法人(1~10名)
課題
・会社設立当初、事業で発生する固定費を個人のクレジットカードで立て替えており、公私分離が課題だった。
・個人カードを事業の固定費支払いに使うと、不正利用時などのカード番号変更に伴う各種サービスへの再登録手続きが煩雑になるリスクがあった。
・法人カードで貯まるポイントの使い道や経理処理の煩雑さが懸念点だった。結果
・事業用の固定費をビジネスカードに集約し、公私分離を徹底。『マネーフォワード クラウド』との連携で経理処理も自動化された。
・固定費専用のカードとして利用することで、不正利用による登録情報の変更リスクを低減し、安定した事業運営を実現した。
・ポイントの活用法として「スポンサーポイント」を導入し、貯まったポイントを手間なく母校の部活動支援に充当。新たな社会貢献の形を実現した。
現在は、経費精算から会計処理、給与計算に至るまで、バックオフィス業務のほぼすべてをマネーフォワードのサービスで完結。さらに、『マネーフォワード ビジネスカード』で貯まったポイントを母校の部活動に寄付できる「スポンサーポイント」も活用されています。
今回は、自らを「マネーフォワードラバー」と語る栗林様に、2社にわたってマネーフォワード製品を導入した経緯と、ビジネスカードおよびスポンサーポイントの活用法についてお話を伺いました。
「自分で会社をやるならこれしかない」2社連続でマネーフォワードを選んだ理由
――まずは、貴社の事業内容と栗林様のこれまでのご経歴についてお聞かせください。
栗林様: もともとはIT企業に勤めており、日立グループの会社でシリコンバレー駐在などを経験しました。その後、IPOを目指すバイオベンチャーに取締役として参画し、最終的には社長も務めました。その会社を退任した後、2023年にGenbei Investments株式会社を設立し、現在は事業投資をメインに行っています。
弊社は何かを仕入れて販売するといった日々の商取引があるわけではなく、一度投資を実行したら、あとは事業の成長を見守るというスタイルです。
――マネーフォワードのサービスは、前職のバイオベンチャー時代からご利用いただいているとお聞きしました。導入のきっかけは何だったのでしょうか。
栗林様: 前職で管理部門の責任者をしていた際、上場準備を進める上でバックオフィス業務の効率化が急務でした。そこで会計システムの刷新を検討し始めたのがきっかけです。当時は複数のサービスを真面目に比較検討しました。
最終的にマネーフォワードを選んだ決め手はいくつかあります。まず、経理担当者から「ある程度会計・経理知識のある方からするとマネーフォワードが使いやすい」という意見があったこと。そして、当時の営業担当だった方が、朴訥としながらも誠実な人柄で信頼できたことです。サービスの将来性にも期待が持てました。
――そして、ご自身の会社を設立される際にも、再びマネーフォワードを選んでくださったのですね。
栗林様: 「自分で会社をやるなら、会計ソフトはもうマネーフォワードしかない」と心に決めていました。もはや「不退転の決意」です(笑)。前職で様々なサービスを使わせていただく中で、新しいサービスが出るたびに担当の方が提案してくださり、こちらもアーリーアダプターとして積極的に試してはフィードバックを返す、という良好な関係を築けていました。
サービスを一つに統一したかったことも理由の一つです。経費精算ツールはA社、会計ツールはB社、給与計算ツールはC社、とバラバラに契約すると管理が非常に煩雑になります。契約先が増えるのも、支払いが分散するのも嫌でした。その点、マネーフォワードならバックオフィス業務をワンストップでカバーできる。この利便性は、特に私のようなひとり社長にとっては計り知れない価値があります。
固定費の決済はビジネスカードに集約。不正利用のリスクヘッジにも
――『マネーフォワード ビジネスカード』は、どのような経緯で導入されたのでしょうか?
栗林様: 会社を設立した当初、会社のドメイン取得費用やMicrosoft 365といったサブスクリプションサービスの支払いなど、どうしても個人のクレジットカードで立て替えなければならない場面がありました。もちろん後で経費精算するのですが、やはり公私混同しているようでややこしく思い、事業用の決済カードが必要だと感じました。
カードを選択するという点では、全く迷いはありませんでした。すでに『マネーフォワード クラウド』を導入していましたし、前述したバックオフィス業務をワンストップでカバーできることからも、「『マネーフォワード ビジネスカード』しかない」と自然な流れで申し込みました。
――現在のカードの使い分けについて教えてください。
栗林様: 明確に使い分けています。『マネーフォワード ビジネスカード』は、ドメイン代やサブスクリプションサービスなど、毎月確実に支払いが発生する固定費の決済専用にしています。
一方で、会食や出張費など、都度発生する経費については別のクレジットカードで支払っています。そして、その領収書を『マネーフォワード クラウド経費』のアプリで撮影して申請し、会社から自分に経費を支払う、という流れです。
――なぜ、そのような使い分けをされているのでしょうか。
栗林様: 不正利用のリスクヘッジという側面が大きいです。日常的に様々な場所で使うカードは、どうしても不正利用のリスクが高まります。もし、固定費の支払いに使っているカードが不正利用に遭い、カード番号を変更せざるを得なくなったら、登録している全てのサービスの支払い情報を一つひとつ変更しなければなりません。これは非常に面倒ですし、支払いが滞ってしまうリスクもあります。
その点、ビジネスカードの利用を毎月決まった先のオンライン決済に限定しておけば、不正利用のリスクを最小限に抑えられます。会社の基盤となるサービスの支払いを安定して継続させるための工夫ですね。
バックオフィスは完全自動化。本業の事業投資に100%集中できる環境
――現在の経理業務はどのように行われていますか?
栗林様: 経費精算、給与計算、そして会計処理まで、すべて私一人で行っています。といっても、ほとんど何もしていません。「私がやっているというより、『マネーフォワード クラウド』がやってくれている」というのが正確な表現です。
ビジネスカードの利用明細はもちろん、銀行口座の入出金データも自動で連携され、仕訳の候補が作成されます。私はそれを確認して登録ボタンを押すだけ。個人のクレジットカードで支払った経費も、スマホアプリで領収書を撮れば自動でデータ化され申請も簡単です。そうして出来上がった会計データを、月に一度顧問税理士の先生に確認してもらう、という流れが確立されています。仕訳の数も多くないので、全く手間がかかりません。
――バックオフィス業務を効率化できたことで、どのような効果を感じていますか?
栗林様: 会社の運営に不可欠な経理業務に時間を奪われることなく、本業である事業投資の検討や情報収集に100%時間を使えることです。私の仕事は、毎日伝票を切るようなものではありませんから、空いた時間は情報収集するなど自由に活用しています。このような自由な働き方ができるのも、面倒な作業を全て自動化してくれる『マネーフォワード クラウド』のおかげですね。
ポイントの使い道に一石を投じる「スポンサーポイント」
――今回、ビジネスカードで貯まったポイントを寄付する「スポンサーポイント」にお申し込みいただきました。どのようなきっかけがあったのでしょうか?
栗林様: 正直なところ、私の会社ではビジネスカードの利用額がそれほど大きくないので、貯まるポイントも微々たるものです。この「わずかなポイントをどうしようかな」と思っていた時に、メールの案内でこの活用法を知りました。
支援先の一覧を眺めていたところ、目に飛び込んできたのが「名古屋高校サッカー部」の文字。何を隠そう、名古屋高校は私の母校なんです。「お、母校だ!」と。それがもう、全ての理由です。その場で即決しました。
――母校の存在が決め手になったのですね。母校への支援は以前からしていたのでしょうか?
栗林様: 高校を卒業して30年近く経ちますが、胸を張っていう話ではありませんが、これまで同窓会からの寄付の案内などに応じたことは一度もありませんでした。そんな私が、微々たる金額ではありますが、初めて母校に貢献できる。 これは素晴らしい機会だと思いました。しかもちょうどこの案内を見た頃、母校のサッカー部が全国大会でベスト8に入るなど活躍していて、気になっていたタイミングでした。この取り組みが、私と母校との間に30年ぶりの「絆」を作ってくださったような気がしています。実は在学中に、交換留学プログラムを利用し、1年間オーストラリアの兄弟校へ留学させていただきました。どれくらい学校の負担があったかわかりませんが、この留学でかかった費用を、スポンサーポイントで還元したいと考えています(笑)。
――「スポンサーポイント」の活用法でどの点に魅力を感じましたか?
栗林様: まず、手間が一切かからない点です。例えば、もし自分で同じように少額を寄付しようと思ったら、振込用紙を書いて銀行に行くか、ネットバンキングで手続きをしなければなりません。振込手数料の方が高くなってしまう可能性すらあります。しかし、スポンサーポイントなら、一度申し込んでしまえば、貯まったポイントが自動的に寄付される。私自身は何もアクションを起こす必要がない。この手軽さは、少額の寄付だからこそ非常に重要だと感じます。
また、これは大企業になればなるほど顕著だと思いますが、法人カードで貯まったポイントの扱いは非常に悩ましい問題です。会計上どう処理するのか、誰がそのポイントを使うのか、といった不公平感やコンプライアンス上の問題も出てくるかもしれない。
その点、スポンサーポイントとして寄付してしまえば、そうした経理処理やルールの煩雑さから解放されます。 企業にとって、非常にクリーンで有意義なポイントの活用法だと思いますね。
寄付者と寄付先をつなぐ、新しい仕組みへの期待
――最後に、今後の「マネーフォワード ビジネスカード スポンサーポイント」に期待することがあればお聞かせください。
栗林様: 寄付先の選択肢がもっと増えると良いなと思います。 私が今回申し込んだのは、支援先に母校があったのも大きな理由の一つです。そのため、全国の高校や大学の部活動、あるいはマイナースポーツの団体など、経営者それぞれが「応援したい」と思えるような、自分に関わりのある団体が増えていけば、この素晴らしい取り組みはもっと広がっていくはずです。
加えて、寄付する側の「想い」が団体側に伝わる仕組みがあれば、もっと素敵になると思います。団体側からすれば、見知らぬ会社から突然支援の連絡が来ても「なぜうちなんだろう?」と不思議に思うかもしれません。そこに「代表が御校のOBで、後輩たちの活躍を応援したくて申し込みました」といったメッセージが届けば、単なる金銭的な支援以上の繋がりが生まれるのではないでしょうか。
――導入を検討されている企業様へ、メッセージをお願いします。
栗林様: 会社の規模に関わらず、バックオフィス業務の効率化は経営の重要なテーマです。複数のサービスをバラバラに使うのではなく、信頼できる一つのプラットフォームに集約することで、管理コストも時間も大幅に削減できます。その点で、私はマネーフォワードのサービスを強くお勧めします。
特に、法人カードのポイントの扱いに悩んでいる企業は多いはずです。『マネーフォワード ビジネスカード』と「スポンサーポイント」の組み合わせは、その悩みを解決し、同時に社会貢献も実現できる画期的な仕組みです。
ぜひ、一度支援先にご自身が応援したい団体があるか、チェックしてみるのが良いかなと思いますね。
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https://biz.moneyforward.com/biz-pay/feature/sponsor-points/
公開日:2025年9月22日 公開当時の情報となります
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