
定番ブラウザとなったGoogle Chrome。他のブラウザに比べ、高速なブラウジングというのが魅力で、Web業界の方であればメインで利用されている方も多いのではないでしょうか?
Chromeの特徴である、拡張機能。ご存知の方も多いかと想いますが、SNS投稿や、業務の効率化など、機能を好みにあわせて追加やカスタマイズができるというものです。
「Chromeウェブストア」を開けば、無数に拡張機能が存在することがわかると思います。しかし、いくら便利になるとはいえ、種類が多すぎて何を選んだら良いのかわからない、ということもあるでしょう。
そこで、仕事にChromeを利用するとき、今よりもさらに高速化するための拡張機能を3つの視点からご紹介したいと思います。
目次
- PCの負荷軽減で高速化できる拡張機能6選
- 業務効率化に効果的な拡張機能18選
- 7.URL Shortener
- 8.Google Quick Scroll
- 9.Fire Shot
- 10.Last Pass
- 11.Better History
- 12.Google Similar Pages
- 13.SEO SERP
- 14.Eye Dropper
- 15.Create Link
- 16.AutoPagerize
- 17.User-Agent Switcher for Chrome
- 18.Gestures for Google Chrome™
- 19.Push bullet
- 20.smartphone simulator
- 21.Black Menu for Google™
- 22.SearchPreview
- 23.iKnow! ポップアップ辞書
- 24.今日の予定 in Google Calendar™
- SNS・ウェブサービス連携の拡張機能6選
PCの負荷軽減で高速化できる拡張機能6選
1.One Tab
クリックするだけで、開いていたタブを全て一つのタブにまとめられるのが「One Tab」の魅力。これにより最大で95%のメモリ消費を減らすことができます。
一つにまとまったタブはサブタイトルとともに一覧になっているので、まとめたからとはいえ、参照するのも簡単に行えます。
2.TooManyTabs
こちらもタブをひとまとめにする拡張機能である「TooManyTabs」。ただ一つのタブにまとめるのではなくサムネイル付きで一覧性良くまとめられるのが最大の特徴。
特に、画像が多く使われているWebサイトを参照したい時など、タイトルが一覧になっているだけではわかりづらいことがあります。そんな時に、ぜひ活用してみてください。
3.ポップアップ・ブロッカー
ポップアップ表示を防ぐための拡張機能が「ポップアップ・ブロッカー」。Webページを閲覧していると、時折表示されるポップアップ表示。特に、広告のポップアップはわずらわしいですよね。
表示されることによって、メモリを消費してしまいますし、必要以上のポップアップをさけるために、入れておきたい拡張機能です。
4.Adblock Plus
Webページ上に表示されている広告を非表示にできる拡張機能が「Adblock Plus」。Webサイトによっては、びっしりと敷き詰められていることもあり、閲覧するとき煩わしいですよね。
ページの表示速度にも影響を与える原因になっています。これらを一気に非表示にできる拡張機能なので、情報収集の際、この機能を有効にしておきたいところ。
また、SNSシェアボタンなども非表示にできるなど、必要に応じてカスタマイズできる汎用性も魅力的です。
5.SimpleExtManager
Chromeの拡張機能を一覧で確認できる拡張機能が「SimpleExtManager」。便利さゆえに、入れすぎてしまった拡張機能。あとから設定を変えようとすると探すのが面倒になってしまいますよね。
そんなとき、この拡張機能を使えば、ひと目で確認できるので、拡張機能フリークにとってマストでしょう。また、拡張機能のグループ化などもできるので、分野別にまとめておいて一覧性をさらに高めることもできるのが嬉しいですよね。
6.Clear Cache
Web上のキャッシュクリアを一瞬で行える拡張機能が「Clear Cache」。たとえば、Web制作を行なう方であれば、キャッシュは悩みの種。
例えば、エディット後に表示を確認しようにも、エディット前の状態が表示され続けて更新したページが見られないということもあるでしょう。その原因であるキャッシュをボタンひとつで簡単に消去できるのはありがたいですよね。
業務効率化に効果的な拡張機能18選
7.URL Shortener
Googleの短縮URLを一発で発行できる拡張機能が「URL Shortener」。例えば、クライアントとのメールのやり取りや、同僚同士でURLを共有するとき、長すぎるURLは見栄えも良くないですし、テキストがごちゃついてしまいますよね。
そんな時短縮URLを利用されている方も多いのではないでしょうか。そこで、拡張機能としてボタン一つで短縮できるようにしておけば、業務が効率化することは間違いなしです。
8.Google Quick Scroll
Googleで検索を行なう際、すぐに求めているページに遷移できる拡張機能が「Google Quick Scroll」。いままで、ひとつひとつの検索結果からWebページをくまなくチェックして情報収集していた方にとって、ぜひ利用していただきたい拡張機能です。
9.Fire Shot
Webページのスクリーンショットが簡単に行える拡張機能が「Fire Shot」。通常のPCでスクリーンショットを撮ることもできますが、長いページをスクリーンショットをするのは手間がかかってしまいます。
そんなとき、この拡張機能をひと押しすれば、ページ全体のスクリーンショットを撮影することができます。また、注釈を加えることもできるため、Web関連の業務において、クライアントへの提案などにも活躍するでしょう。
10.Last Pass
パスワードを一括管理できる拡張機能が「Last Pass」。様々なWebサービスに登録していると、ひとつひとつのパスワードを覚えておくのが大変ですよね。そんなときに活躍する拡張機能です。
それぞれのパスワードを登録しておき、一つのマスターパスワードで全てのパスワードやログイン情報を管理できます。
11.Better History
閲覧履歴を参照したいときに活躍する拡張機能が「Better History」。検索履歴は時系列順に網羅されており、あらためてページを確認したいとき、いちいち手間がかかってしまいます。
そんなとき、この拡張機能を入れておけば、日付順だけでなくドメインごとなどのグループ化も行えるので、探す手間を大幅に削減できるでしょう。
12.Google Similar Pages
閲覧中の類似ページを探す拡張機能が「Google Similar Pages」。ブログメディアでは、関連記事一覧などが一般的ですが、その他のサイトから関連するページを見つけることができたら、情報収集が効率化しますよね。
まさにこの拡張機能は、そういった要素をもっており、関連性のある情報を深掘りしたいときに活躍する拡張機能です。
13.SEO SERP
特定のキーワードの検索順位を調べるための拡張機能が「SEO SERP」。Webコンテンツ制作に関わる全ての人が、気にかけているといっても過言ではないSEO施策。
自分が制作したコンテンツの検索順位というのは非常にシビアに分析している方もいます。そこで、この拡張機能は、検索順位をひと目で確認できるので、活躍するでしょう。
14.Eye Dropper
閲覧しているページの色を検出する拡張機能が「Eye Dropper」。多くの方にとって、Webページの色味はデザインの良さに関わらなければ、あまり気にならないもの。
しかし、Webデザイナーとなるとそれは全く別物です。特に、ページの要素にマッチした色味を選ぶために、様々なWebページの色味を調べている方もいるのではないでしょうか?ニッチな拡張機能ですが、デザイナーにとってはマストな拡張機能でしょう。
15.Create Link
閲覧中のページのURLリンクを作成できる拡張機能が「Create Link」。Webコンテンツ制作を行っている人はもちろん、ブログを日常的に書いている人にとって、ちょっとした面倒となるリンク作成。
URLをコピーしてリンクを生成というプロセス。これを、1モーションで行えるので、ちいさな効果ですが非常に便利な拡張機能です。
16.AutoPagerize
「続きを読む」等、複数の分割したページを一つにまとめてくれる拡張機能が「AutoPagerize」。Googleの検索結果や、Webメディアのページ分割など、ページを何度も遷移しなければすべて閲覧できないということが多いです。
そんなとき、こちらの拡張機能を使えば、1ページで網羅的に閲覧することができます。
17.User-Agent Switcher for Chrome
Chromeだけで、IEやSafari、Android、iPhoneなど複数の閲覧環境を試せる拡張機能が「User-Agent Switcher for Chrome」。こちらも、Webデザイナーにとって、マストな拡張機能。
わざわざ複数端末から確認するのは面倒という悩みを解決してくれるでしょう。一部のブラウザではなく、利用されているほぼ全ての環境から閲覧できるというのも、業務上非常に役立ちますね。
User-Agent Switcher for Chrome
18.Gestures for Google Chrome™
Chromeのショートカット機能がマウスジェスチャーで行える拡張機能が「Gestures for Google Chrome™」。ショートカットを覚えてしまえば、タブ移動やページ遷移など楽に行えますが、マウスを使っている方であればジェスチャー機能がもっと効率化に役立つかもしれません。
※2020年8月現在、配布終了
19.Push bullet
複数端末を使っていても、簡単にデータを同期できるようにする拡張機能が「Push bullet」。わざわざ外部ストレージでデータの同期を行っていた人や、メールに添付をして行っているという方もいるかもしれません。
もし、現在使っているブラウザがChromeなのであれば、この拡張機能をぜひ取り入れてみてください。確実にデータ転送が高速化します。
20.smartphone simulator
PCからスマートフォン表示を行える拡張機能が「smartphone simulator」。わざわざ複数の環境で見ることもなく、とりあえずスマホ画面を確認しておきたいというときに活躍するシンプルな拡張機能です。
本格的なWeb制作者だけでなく、自分のブログを運営する際の確認用として入れておくのも良いですね。
※2020年8月現在、配布終了
21.Black Menu for Google™
Googleの複数あるサービスを一覧にした拡張機能が「Black Menu for Google™」。ブラウザからGoogleを開いたとき、GmailやYouTubeなどにはアクセスしやすいですが、その他のサービスはわざわざブックマークしているという方も多いと思います。
そんなGoogleサービスを多用している方にとって、絶対に入れておきたい拡張機能でしょう。
22.SearchPreview
Google検索をしたとき、検索結果に画像を表示させる拡張機能が「SearchPreview」。検索結果に画像を表示させることのメリットにはなにがあるのでしょうか。
たとえば、人は文字を見るより写真やイラストを見たときのほうが情報を素早く受け取ることができます。そういった視覚的に直感的に情報収集を行える拡張機能です。
23.iKnow! ポップアップ辞書
英語学習アプリ「iKnow!」の拡張機能がこちら。英文を読んでいるとき、ざっくり意味は把握できても、特定の単語の意味を忘れてしまったり、わからない場合に、マウスオーバーするだけで意味を調べられる拡張機能です。
英和辞書として語学学習にも最適ですが、単純に情報収集の際、利用するのにも向いています。
24.今日の予定 in Google Calendar™
Googleカレンダーから、その日のスケジュールを表示させる拡張機能が「今日の予定 in Google Calendar™」。スケジュール管理はGoogleカレンダーに完全に同期させているという方であれば、あると嬉しい拡張機能。
つい確認を忘れてしまいがちなその日の予定を、気軽にリマインドしてくれるので、業務上スケジュールが詰まりがちな方は入れておいて損はないでしょう。
SNS・ウェブサービス連携の拡張機能6選
25.Evernote Web Clipper
Evernoteへのクリッピングおよびスクリーンショットを行える拡張機能が「Evernote Web Clipper」。Evernote愛用者なら既に使用している方も多いとおもいます。
こちらの拡張機能であれば、便利なクリッピング機能をボタン一つで完結させられるので、Webページを別途保存しておきたい時など、ぜひ利用してみてください。
26.Gorgias
Gmailを使った文章作成をテンプレート化できる拡張機能が「Gorgias」。Gmailを法人利用している方にとって、ビジネスメールでの活用ができるでしょう。
毎回入力する文面を、わざわざ手打ちで行っていると非効率的、そこでこの拡張機能にテンプレート化しておくことで、メールでのやり取りが素早く行えるようになります。
27.[ピン]ボタン
SNSのPinterestのピンを、どのページからでも行えるようにする拡張機能「[ピン]ボタン」。情報収集として、または、好きな写真をコレクションしたいPinterest愛用者している方も多いと思います。
そこで、拡張機能を使うだけで、どのページからでもピンできるのは効率的ですよね。Pinterestのアカウントと紐付けを行えばすぐに利用することができます。
28.Page Analytics
WebページのPV数やクリック率などを個別に確認できる拡張機能が「Page Analytics」。アクセス解析を行なう際、毎回Google Analyticsを立ち上げるのは少々面倒。
そこで、ページ別に簡易的な解析をおこなえるのがこの拡張機能の魅力。Web業界で働く人にとって、解析の効率化をすすめるために絶対に入れておくべき拡張機能でしょう。
29. KuroTwi
独特の表示方法が魅力のTwitterクライアント拡張機能が「KuroTwi」。ブラウザからTwitterを開いているのにまるでアプリを立ち上げているかのような感覚になれる不思議な拡張機能。
Twitterのタイムラインが自動で流れる「ユーザーストリーム機能」はもちろん、YouTubeの別窓表示なども行えるので、Twitterヘビーユーザーにとってぜひ使っていただきたい拡張機能です。
30.はてなブックマーク
はてなブックマークの公式拡張機能が「はてなブックマーク」。名前はそのままですが、どのWebページにも“はてブ”することができます。
また、それだけでなく、ユーザーのコメント一覧やはてブ数をひと目で見られるなど、はてなブックマークを利用して情報収集している方であれば、格段に“はてブ”が便利になる拡張機能です。
業務効率化から、Webサービス連携まで豊富にあるChromeの拡張機能。自分が使う機能にあわせて選ぶことで、いままで時間がかかってしまっていた業務をさらに高速に行えるようになるかもしれません。
今回、3つの視点で網羅的にご紹介しましたが、この中から一つでも気に入るものがあれば、ぜひ試してみてください。
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