アイディアがとまらない!企画を量産するためのフレームワーク7選

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日々、忙しく業務をこなしていくビジネスパーソンにとって、新しいアイディアや独自の視点の発想を求められる機会が増えてきています。

そんなとき、短時間でたくさんのアイディアを生み出せる方法をどれだけ知っているか、というのが重要であることはいうまでもありません。

今回は数ある手法から、特に手軽に実践できる7つのアイディアフレームワーク(発想法)をご紹介します!

1. ブレインストーミング

【活用タイミング】
・0から新しいアイディアを生み出したい場合
・チーム内で新しい企画を生み出したい場合

【人数】
2〜4名

【必要なもの】
ホワイトボード、ふせんなど

【解説】
チームメンバー全員で、あるテーマに関するアイディアを自由に出しあう会議です。ブレインストーミングでは、通常の会議では生まれないようなアイディアを生み出すために、以下のようなルールが定められています。

▼批判をしない
自由にアイディアを出せるようにするため、絶対に批判をしてはいけません。▼できるだけ多くの意見を出す
どんなに非現実的なアイディアであっても、より多くのアイディアを出すことが大切です。

できるだけ多くの意見を出すため、『それぞれが1分間で考えられるだけのアイディアを付せんに書く』などの条件で行うブレインストーミングもあります。

▼それぞれの意見から連想し広げる、つなぎ合わせる
連想ゲームのように、先に出たアイディアから連想して『これも考えられるのでは』とアイディアを広げていきましょう。

ある程度アイディアを広げた後は、同じ分類のアイディアを枠で囲むなどして、大きく分けていきましょう。そうすることで、自由に出したアイディアの位置づけがわかり、どのアイディアを選択すればよいかの判断基準ができてきます。

クリエイティブ系の業界や職種では、ブレインストーミングが行なわれる頻繁が高いようです。

2. オズボーンのチェックリスト

オズボーン

【活用タイミング】
・主に商品開発の場合
※サイトの作成などに用いられる場合もあり、比較的汎用性が高い

【人数】
1〜4名

【必要なもの】
ホワイトボードなど

【解説】
下記9つのチェック項目があり、そのチェック項目にそって発想することで多くのアイディアを簡単に出せるようにする仕組みです。

1.転用
他に利用法はないか?2.応用
他の分野、他商品から応用はできないか?

3.変更
色、形等変更したらどうなるか?

4.拡大
個数、大きさ、回数、濃度、対象範囲等を増やして(大きく)みたらどうなるか?

5.縮小
個数、大きさ、回数、濃度、対象範囲等を減らして(小さくして)みたらどうなるか?

6.代用
なにか他のものに代用できないか?

7.置換
順番、時間、方法、レイアウト等を入れ替えて考えてみるとどうなるか?

8.逆転
上下左右、プラスマイナス、やり方、役割等を逆転させてみるとどうなるか?

9.結合
組み合わせてみたらどうなるか?

身の回りにあるもの(例:普段使っているペン)で上記9つをあてはめながら考えるだけでも、アイディア発想の練習となり、オズボーンのチェックリストが便利であることがわかります。

3. マインドマップ

マインドマップ

【活用タイミング】
頭の中で考えていることを目に見えるようしたいとき

【人数】
主に1名

【必要なもの】
大きな白いノート、模造紙など

【解説】
思考の整理、発想を広げることに役立つといわれています。

まず、中心にしたい考え、概念を用紙の中心に書きます。そのワードから木の根のようにいくつも線を伸ばし、それらに関連するキーワードやイメージのワードを伸ばした線の先に記載。そこからさらに連想したワードを、さらに伸ばした線の先に記載・・・と、どんどん広げていきます。

ちなみに、マインドマップを提唱したトニー・ブザンは12のルールを定めており、そのルールに従っていないものはマインドマップと呼べない、と述べています。

4. マンダラチャート

マンダラチャート

【活用タイミング】
頭の中で考えていることを目に見えるようしたいとき

【人数】
主に1名

【必要なもの】
3×3のマスを書いた用紙、ホワイトボード等

【解説】
まず、3×3の全9マスを書きます。真ん中のマスにテーマとしたいことを記入し、その周辺の残り8マスに関連するワードを入れていきます。

例えば、自分の生き方を考えたいとき、真ん中のマスに『私』と記載します。周囲8マスには、私が大切にしたいこと(例:家族・仕事)を入れていきます。

マンダラチャートでは、そこからマスを周囲に付け足して、記入した8マスに関連するワードを書いて広げていく事もできます。

マインドマップと少し似ていますが、マインドマップより取りかかりやすく、より整理した状態にできるのがマンダラチャートといえます。

5. MECE

MECE

【活用タイミング】
ある事柄に対する考えをモレなくダブりなく出したいとき

【人数】
主に1名

【必要なもの】
ノート、PowerPoint等

【解説】
MECEとは、ロジカルシンキングの考え方です。Mutually Exclusive and Collectively Exhaustiveの略で、日本語ではわかりやすい言葉として、『モレなくダブりなく』と言われます。

例えば、ファーストフード店によく来る顧客について挙げてみましょう。

『10代の若者』、『女子高生のグループ客』を並列にしたとすると、10代と女子高生の両方に該当する顧客が出てしまうので、正しくありません。

こうすることで、網羅的に原因や方法を列挙する事ができます。

6. SCAMPER法

SCAMPER

【活用タイミング】
短時間でアイディアを複数出したいとき

【人数】
主に1名

【必要なもの】
SCAMPERのリスト、紙、ペン

【解説】
SCAMPERのリストという48の質問項目が載ったリストを用意します。インターネット上からもリストをダウンロードすることができますので、ぜひ活用してみてください。

Substitute(代用する)、Combine(組み合わせる)、Adapt(適応させる)、Modify(修正する)、Put to other uses(ほかの用途)、Eliminate(省略する、除去する)、Rearrange(再調整する)の7つに分かれており、それぞれ3〜16個の質問項目が設定されています。

それらの質問を5秒で読み、アイディアを出せそうならチェック、思いつかなければパスして次に進みます。リストを全部読み終わったあと、チェックを入れた項目に関してアイディアを出しましょう。

SCAMPER法は、短い時間、たとえば10分などで確実に3〜10個ほどのアイディアを出すことができます。会議までに時間がないけれどアイディアが何案か必要という場合に便利です。

7. ブレイン・ライティング・シート

ブレイン・ライティング・シート

【活用タイミング】
アイディア出しが苦手なメンバーの心理的負担を減らしながら、参加者全員で意見を出したいとき

【人数】
6名(4〜8名でも可)

【必要なもの】
ブレイン・ライティング・シート、ペン

【解説】
参加者それぞれがシートを持ち、まずは、アイディア出しするテーマをシートの一番上に記入します。シートは、横に3マス、縦に6行で構成されています。

そのテーマに関するアイディアを一番上の行の3マスに記入し、隣の人に渡します。隣の人から受け取ったシートの次の行にある3マスにアイディアを記入して隣の人に渡していきます。それを繰り返していき、シートがすべて埋まれば終了となります。

ゲーム感覚で実施することができ、自分のシートをみんなで共有していくので、会議で自分のアイディアを発言するという負担に思いがちなことをすることなく、アイディア出しをすることができます。

まとめ

今回はアイディアを広げる、もしくは整理し組み立てるのに役立つフレームワークをご紹介しました。もし、まだ試したことがないものがあれば、ぜひ次の企画会議の際に、実践してみてはいかがでしょうか。

※掲載している情報は記事更新時点のものです。

Bizpedia編集部

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