フリーランスがwebで集客したいと思った時に気をつけたほうが良いこと

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フリーランスとして生計を立てている人にとって、最も大きい課題の一つが「どうやって仕事を見つけてくるか」でしょう。

仕事の見つけかたは様々ですが、大きく分けると3つあります。
・紹介
・クラウドソーシング
・webからの引き合い

最も良いのは紹介です。信用を積み重ね、リピートしてもらったお客さんから次のお客さんを紹介してもらい…という流れは、フリーランスをやる上でもっとも重要な営業活動です。ですが、その性質上、急にお客さんが増える、ということにはなりにくいでしょう。

クラウドソーシングは単価が低く、常にコンペとなるので微妙な部分もありますが、実績をアピールしたり、新規のお客さんと出会うことができる、ということは大きなメリットでしょう。気軽に使うので、利用している方も多いはずです。ただ、これだけやっていても、単価の低さから収益としては厳しいはずです。

そこで上の2つの営業活動だけでは不十分だと感じ「webで集客したい」という発想にたどり着きます。ただ、webで集客することは言うほど簡単ではありません。

「ホームページをつくれば、集客できる」という製作会社の言葉を信じてやってみたけど、引き合いは一件も来ない、といった話も多く、フリーランスがwebから集客をするのはそれなりに厳しい仕事です。

そこで今回はwebで集客する際の注意点について書いてみたいと思います。

ホームページを作っても、引き合いは来ない

よくあるつまずきとして、「ホームページを作ったけど、問い合わせがない」があります。

実際、ホームページを作っただけでは集客はおろか、見てもらうことすら難しいでしょう。同じようなページがゴマンとあるからです。

したがって、作るだけではダメです。肝心なのは作ったあとの更新です。更新をすること、例えばブログなどの形態を取った更新は、検索エンジンからの流入と、ファンづくりの両方に効果があります。

もちろん、更新頻度は高い方が間違いありません。もしブログで集客をしたいのであれば、少なくとも週に3回は更新する必要があります。

また、ウェブページは導線の設計も重要です。必ず問い合わせ先、欲を言えば問い合わせフォームを作成し、問い合わせの敷居を下げましょう

と言った具合に、ホームページは作っただけでは、名刺代わりにすぎません。外部からどのように人を効果的に呼びこむか、設計する必要があります。

外部からホームページへの導線は、SNSと検索エンジン、広告の3つだけ。

時間をかけるかお金をかけるか。ホームページへどのように人を呼びこむか、流入経路は主に3つです。

1.SNS
2.検索エンジン
3.広告

このうち、上の二つは無料ですが、手間と時間がかかります。ただ、一度作ってしまえばあとはそこから継続的に人が入ってくるので、立ち上げるまで辛抱が必要な施策です。

広告は金の切れ目が縁の切れ目、という言葉通りですが、広告に投じた以上の引き合いが常に得られるのであれば積極的に使っていても良いでしょう。

時間がある程度使えて、急ぎ仕事がほしい、という状態でなければ、1.と2.を狙うのが良いでしょう。まずSNSによる集客ですが、Facebook、もしくはTwitterを使います。写真を扱う方はInstagramでもよいでしょう。

この施策はとにかくマメさが命です。会った方々に友人申請を行い、役に立つ情報を少しずつ、定期的に流すのです。もし役に立つ情報を流すことができれば、1年程度かけると、かなりのネットワークができることもあります。

あまり商売感を出し過ぎると、ブロックされてしまいますので、商売の話はほんの少しにとどめましょう。商売の話をしなくても、十分問い合わせは来ます。ガツガツしてはダメです。SNSでの拡散はファンづくりが基本です。

検索エンジンからの訪問は、web上のホームページのコンテンツ量にほぼ比例します。最もやりやすいのがブログですが、正直に言うと、ブログを書く労力は、基本的に得られるメリットと見合わない方が多数だと感じます。

ただし、文章を書くのが好きで、発信することに意義を感じており、専門性があるのであれば、これも1年程度続けることで大きな収穫も見込めます。

何しろ、自分の考え方をわざわざ見込み顧客が見に来てくれる、という状況はかなり得難いものです。お金を払っても、手に入るものではありません。

また、自分で書かずに学生などのアルバイトを使って記事を量産することもありですが、質は確実に下がりますので、これは広告と同じと考えたほうが良いでしょう。

最後に広告です。フリーランスが使う広告は大別するとGoogleの広告と、Facebookの広告です。

一昔前までは、Googleの広告は費用対効果が高かったのですが、いまでは競合が多すぎて、お金が非常にかかります。フリーランスが利用するのは必然的にFacebook広告でしょう。

・Facebook広告⇒Facebookページ⇒ホームページ⇒問い合わせ
・Facebook広告⇒ホームページ⇒問い合わせ
・Facebook広告⇒Facebookページ⇒問い合わせ

のいずれかのパターンとなりますが、Facebookページ、ホームページの両方をきちんとメンテナンスしていなければ問い合わせには繋がりません。

まとめ

webからの引き合いをもらう施策は、とにかくコンテンツを更新することがもっとも重要です。そして、それにかける労力もバカにはなりません。

紹介やクラウドソーシングのように安易に考えず、「webには労力がかかる」と割りきって、長く継続して活動していけば成果をもたらすでしょう。

※掲載している情報は記事更新時点のものです。

執筆:安達 裕哉 (コンサルタント / ライター)

1975年、東京都生まれ。Deloitteにて12年間コンサルティングに従事。マネジメント、IT、人事コンサルタント。現在はコンサルティング行う傍ら、学習塾の経営を行い、人材育成に注力している。



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