これ読めますか?「045105110」懐かしのポケベルのメッセージ27選

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大学生から社会人になる時、多くの人がぶつかる壁のひとつに、自分の親と同じくらい年齢差がある世代とコミュニケーションをとらなければならないというものがあります。確かに、今までのように自分の周囲で流行している話題が通じなかったり、価値観が違ったりと会話をしにくいと感じる場面も多いのではないでしょうか。

そんな時には今はないけれど、その世代にとって思い出深い話題を聞き出してみることがひとつの突破口になります。今の若者はまさか読めないと思われているポケベルメッセージの話題を出せばウケる可能性大です。
今回はそんなポケベルの話題を出す有効性と、懐かしのメッセージを紹介します。

「ポケベル」を話題にすべき理由

これまで様々なものが流行しては廃れていきましたが、その中でもポケベルを話題にするメリットは相手の年代を推測しやすいことにあります。

円滑なコミュニケーションをとる際に、相手のことをどれだけ知っているかは重要な要素になります。なるべく会話の中で相手の情報を引き出すようにすると、話題選びを適切にできるようになります。

ポケベルが話題として優れている点は、流行した期間が限定的だったという点です。ポケベルの歴史を簡単に振り返ってみると、こんな具合になります。

日本には1968年に登場
1993年には『ポケベルが鳴らなくて』という歌が大流行
1996年以降はPHSや携帯電話の登場で利用者が減少
やがてサービスが終了、現在では限定的にサービスが継続中

つまり、ポケベルの話題を出すと

・中高生の頃に使っていた=30代
・ビジネスで多用していた=40代
・ビジネスの関係上持たされていた=50代

であると大雑把に推測することができます。相手との話題になり、なおかつ相手の年代を推測しやすいという2つのメリットを持つことかが、ポケベルを話題にすべき理由になります。

ポケベルを話題にするなら知っておきたい2つの世代

同じポケベルを使ったことがある世代の中でも2つに分類することができます。ポケベルを話題にするなら最低限、この使い方があったという知識を持っておくようにしましょう。

ポケベル暗号で会話していた世代

ポケベルは当初、番号だけしか送ることができませんでした。そのため、文字を使った語呂合わせで様々なメッセージが誕生しました。今ではもうほとんど見ることがありませんが、懐かしいメッセージをいくつか覚えておいて話題に出すだけでも盛り上がることができます。

おやすみ0833
遅れる0906
お仕事04510
待ってる0106
起きてる09106
今どこ10105
会いたいよ11014
行くよ194
あいしてる114106
今から行くよ1056194
どこにいるの?1052167
会えない1871
着いたよ21104
さよなら3470
寂しいよ33414
さむいよ3614
渋谷428
至急TEL49106
至急49
ごめんなさい500731
ファイト5110
ご苦労さん5963
何してる724106
バイバイ8181
ハロー860
早く889
サンキュー999
ボウリング行こ0-15

もし現代でもポケベルが使われていたとすればこんなメッセージになるかもしれませんね。

既読無視910964
電池切れた1040
充電よろしく101046

何か思いついたらぜひTwitterで「#現代のポケベル」でつぶやいてみてください。

日本語に対応した世代

やがてポケベルも日本語入力に対応しました。携帯電話のように、ボタンを押した回数で「あいうえお」が変わったり、スマートフォンの様にフリック入力をするのではなく、ポケベル打ちと呼ばれる少し変わった方法で日本語を入力することができました。一部の携帯電話では2タッチ入力という呼ばれ方で使うことができます。

2タッチ入力

今では信じられないかもしれませんが、ポケベルは受信専用でした。そのため、送ったメッセージが相手にちゃんと届いているかは推測するしかありませんでした。

1文字でもずれてしまうと意味不明な日本語になってしまうので、時には送られてきたメッセージを数字に戻して、どこで間違えたのか推測する、といった今では考えられないような方法でメッセージのやりとりをしていました。

スマートフォンのアプリの中にはポケベル打ちをすることができるようになるものもありますので、一度使ってみると話題にできるかもしれません。

ポケベルの話題を切り出すきっかけ例

最後に、どんな場面でポケベルの話題を切り出せばいいのか、その切り出し方の例を紹介します。

仕事に絡めて聞く

例:「30代女性をターゲットにした企画を考えていたら、どうやらポケベルというものが流行していたらしい。先輩は実際に使ったこととかありますか?

実際の仕事に絡めて切り出す方法があります。どんな立場のビジネスマンでも、自分なりに新しい企画を探すこと、は正しい姿勢です。そして、新しい企画を出すためにはそのターゲットに近い人の話を聞いてみることは正しい判断です。

もし、自分が新しい企画を考えるような業種ではない場合、先ほどの例文の前に「自分の大学時代の友人が…」と付け加えることで滞りなく話題を切り出すことができます。相手の年代がわからなかったり、まだあまり会話したことがない人であったらこの方法が有効です。

「ポケベル打ち」の話題を出す

例:「最近知ったのですが、iPhoneでポケベル打ちって早くて便利なんですね

先ほど紹介したiPhoneでポケベル打ちをすることを話題にする方法です。実際に、ポケベル内は50音のすべてを2タップで表示させることができ、キーボードの種類を変えずに数字を入力することができます。そのため、慣れればフリック入力並みに入力速度を上げることができます。

これは特に、携帯電話やスマートフォンの入力方法になかなか慣れることができない年代にとって、自分の若い頃に習得した入力方法で文字を入力できることは魅力的に映る可能性が高くあります。一緒にiPhoneのポケベル打ちの設定方法まで教えることができれば、相手にとって強い好印象を残すことができます。

ポケベルアプリを紹介する

実は、iPhoneアプリの中にはポケベル打ちができるゲームがあります。このゲームが最近おもしろいと思っている、といった話題の切り出し方もあります。

ポケベルアプリ

この方法のメリットは実際にポケベル打ちを体験することができることにあります。実際にポケベル打ちをしていた世代との話題では盛り上がる可能性が高い切り出し方になります。

最後に

新入社員にとっては歳の差がある先輩社員や上司と話すきっかけになるポケベルの話題、ぜひ会社に入ったら試してみてください。

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