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日本発の製品やコンテンツを世界へ!クラウドファンディングMakuakeが目指すもの(インタビュー後編)

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前編ではサイバーエージェント・クラウドファンディング代表の中山亮太郎氏に、クラウドファンディングやMakuakeの概要、実際のプロジェクト事例など基本的な部分について伺いました。

この後編では、もう一歩深く掘り下げて、クラウドファンディングの裏側に迫っていきます。

※前編記事:Makuake中山社長が解説!クラウドファンディングをビジネスに活かせ!!

サービスを利用することで、どんなプロジェクトがあるのか、どれだけのお金が集まっているのかといったことを把握することはできますが、クラウドファンディング運営側がどのようにプロジェクトを選定しているのか、どういう流れで審査から告知まで進んでいくのかといった裏側までは見えてきません。

そこで、気になる運営の裏側について聞いてみました。

-プロジェクトに対して審査はしているのでしょうか?

審査はしています。ただ、基本的には、社内で企画の良し悪しを判断するよりも、ユーザー(クラウド)に聞いてみよう・判断してもらおうといったスタンスを心掛けています。お話した十勝平野草野球バッグの事例のように、僕ら運営側の予想を超える反響があったプロジェクトの存在がその背景にはあります。

そのスタンスが前提にある上で、魅力的なリターンを用意できるかという点や、事業を立ち上げる上での立案者の情熱信頼性、またチーム自体にやろうとしているアイデアを実行する能力があるかどうかなど見ています。

-やはり、プロジェクトや事業の内容も審査対象なのでしょうか?

実は、僕ら目線でのプロジェクト自体の企画の面白さや斬新さには、あまりこだわっていません。社内の限られた人数において「面白い、面白くない」という判断をするよりは、先ほどの方針に共通する部分ですが、ユーザー(クラウド)に聞いてみよう・判断してもらおうと。

しかし、既にあるビジネスモデルだったり、際立った特徴がないプロジェクトでは、出資者の獲得は難しいかもしれません。新しい価値を提供するもの共感が得られるアイディアということが、審査する上でもポイントでもあり、プロジェクト成功のポイントにもなると考えています。

-逆に、審査に通らないプロジェクトとはどういったものになるのでしょう?

例えば、企画内容があまりにも漠然としているケースですね。例えば、「飲食店を出したい!」というだけの企画の場合、もう少し詳細を詰める必要があるでしょう。また、明らかにプロジェクトに必要な重要人材が欠けている場合でも、審査通過は難しいかもしれません。

ただ、いずれにせよ、お断りというよりは「より磨きをかけてきてください。」という形でお願いしています。ずっと「NGです。」と断り続けるようなことはあまりありません。

-審査を通過した後のサポート体制について聞かせてください。

まずはプロジェクトの告知にあたり、必要な素材や事前のアドバイスをしていきます。その後、弊社のライターがプロジェクト立案者の方から頂いた文章をチェックし、文言の修正や、より内容が伝わるための書き方のサポートをします。その他、出資者へのリターンにおいて、「こういうものは用意できないですか?」と、より魅力的なラインナップになるようご相談させて頂いたりもします。

さらに、サイバーエージェントグループということで、Amebaユーザーにうけそうな内容であれば、Ameba会員のTopページやAmebaニュースへの掲載を狙うなど、地の利を活かしたPRのお手伝いもさせて頂いています。

-充実のサポート体制ですね!

他では得られない特別な体験や商品があるから

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-ずばり出資者はどんな方々なのでしょう?

プロジェクトによって全く異なるので、一概にこういう方々ですと定義するのは難しいのですが、1つ言えることはプロジェクトに共感したファンであるということです。また、別の視点では、比較的若年層でスマートフォンを使いこなすネットリテラシーの高い層といったことも言えるかもしれません。

当初、政府はシニア層のタンス預金を引き出したいという狙いを込めて、クラウドファンディングの普及を考えていたようですが、現状はプロジェクトに共感したネットリテラシーの高い社会人が出資者のメイン層です。

-なるほど!もちろん、リターンとなる商品や体験に魅力を感じている方も多いんですよね?

その通りです。ここでしか得られないものや貴重な体験をリターンとして提供することが、結果、出資検討層の背中を押してくれているのだと思います。

例えば、アーティストがオリジナルのCDを作るプロジェクトの場合、一般には公開していない楽屋に案内してもらえたり、アーティストのメンバー達と一緒にお酒を飲むことができたりします。映画製作プロジェクトの場合では、エンドロールに自分の名前を入れることができるなんていう例もありました。自分が大ファンの監督の作品であれば、それは本当に嬉しいですよね。

特別な体験や商品を提供するといったリターンがあることが、多くの出資者の獲得に一役買っていることは間違いありません。

-よく理解できました。私も出資者として、プロジェクトを応援していきたいです!

日本発の製品やコンテンツを世界へ

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-最後に、起業家やプロジェクトの立案を検討する方々に向け、メッセージをお願いします。

日本においてはクラウドファンディングではお金が集まらないと言われていましたが、Makuakeでの経験上、面白いアイディア、共感が得られる事業、新たな価値を提供するプロジェクトには、確実にお金が集まることが実証できました。

「絶対面白いんだけど、なかなか一歩を踏み出せない!」という方々が、Makuakeを利用することで資金を調達し、さらに販路拡大やメディアへの露出を図り、そしてプロジェクトを成功に導いてくれることほど嬉しいことはありません。お声掛けさえ頂ければ、全力でバックアップしていきますので、失敗を恐れず、どんどん挑戦して欲しいと思っています。そして、日本発の世界に通用するような製品やコンテンツを一緒に生み出していきましょう。

クラウドファンディングを有効活用し、ユーザーの声お金想いを集めて、ぜひとも、そのチャンスをものにしてください。

-本日はどうもありがとうございました!

ありがとうございました。



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