パートナーズプロジェクト税理士法人

導入事例

会計ソフトの統合で教育コストを削減!ワンフロア&ワンストップサービスで効率的・総合的に支援

マネーフォワード クラウド公認メンバー

パートナーズプロジェクト税理士法人

藤澤崚祐様

会計ソフトの統合で教育コストを削減!ワンフロア&ワンストップサービスで効率的・総合的に支援

パートナーズプロジェクト税理士法人

藤澤崚祐様

業種

会計事務所

都道府県

新潟県

人数

40〜99名

利用サービス

  • クラウド会計・確定申告
  • STREAMED

お客様に合わせ、当初はさまざまな会計ソフトを利用されていたパートナーズプロジェクト税理士法人様。教育コストの高さやデータ管理の煩雑さを解決するため、記帳代行については「マネーフォワード クラウド会計」への絞り込みを決意。推進チームを立ち上げ、約1年で100件の記帳代行先の移行に成功されました。本記事では、推進チームの一人である藤澤様に、導入や移行の経緯、その後の効果などを伺いました。

目的

業務改善・効率化

解決策

マネーフォワード クラウドの導入

効果

業務効率化 教育コスト・人件費の削減

弁護士、社労士、会計士…ワンフロアで総合的にお客様をサポート

事務所のご紹介を兼ねて、理念や大事にしていることを教えてください

弊社はパートナーズプロジェクトグループに所属しており、このグループが設立した際にできた「PP(パートナーズプロジェクト)憲章」を掲げています。その内容は

  • 真のワンストップサービスの実現を目指す
  • お客様の信頼を第一に考える
  • 常に挑戦し、変革し続ける

の3つです。この憲章が、私たちの仕事の根底にあります。また、この憲章からさらに目指すところとして、3つの基本理念があります。

  • 「専門家」同志がパートナーとして対応しよう
  • 経営者と専門家との間に「顧問」関係のパートナーとして有益な関係を構築しよう
  • 経営者も親と子・夫と妻・社長と幹部が「経営」のパートナーとして確実な関係を育てよう

この3つの基本理念、すなわち「3つのパートナーシップ」を強化していこう、というプロジェクトが、我々パートナーズプロジェクトです。

貴社が設立されるまでの経緯を教えてください

弊社が所属しているパートナーズプロジェクトグループは、もともと藤井税務会計事務所と髙野税理士事務所という、2つの事務所に分かれていました。それぞれが別に業務を行っていたのですが、各事務所とも、税理士だけでは解決できない課題があり悩んでいました。
そこで、2つの事務所が集まり解決策を考えた結果、「弁護士や社労士などさまざまな専門家と一緒に、お客様の課題を解決していこう」という結論が出ました。こうした経緯から、パートナーズプロジェクトグループが設立されました。

貴社の強みはどのような点でしょうか

もともとスーパーだった建物を改装して、社労士法人や弁護士事務所などをワンフロアに集めたのが弊社の社屋です。そのため、税理士だけではなく社労士や弁護士、司法書士やデザイナーなど、さまざまなサービスを同じフロアで受けられます。

他社さんの場合、ビルの1階が弁護士事務所で2階が税理士事務所で…というふうに、士業ごとにフロアが分かれていることが多いのではないでしょうか。
弊社では階を移動することなく、ワンフロアですべてのサービスが受けられます。これが弊社の強みの一つで、「ワンフロア&ワンストップサービス」と呼んでおり、本社社屋のあるパートナーズPLAZAではパートナーズプロジェクトグループ約100人以上が働いています。

社員同士でのコミュニケーションも取りやすいですし、給与・労務関係の相談は社労士法人を、登記や相続の相談は司法書士をご案内するなど、綿密な連携も取れています。
また、2023年4月時点で、弊社には従業員が56人、うち税理士が14人所属しています。新潟県内では最も多くの税理士が所属する事務所であり、大規模なのが強みの一つです。
パートナーズPLAZA

記帳代行では数ある会計ソフトを絞り込み!顧問先100件を約1年で移行

クラウド会計を導入したきっかけは何ですか

クラウド会計の導入前は、合併の経緯もあり記帳代行でも様々な会計ソフトを使用していました。そうすると、教育的なコストも高くなりますし、データが点在してしまいます。よって、管理の煩雑さや生産性の上げにくさが課題となっていました。この課題を解決する方法を探した結果、クラウド会計の導入を決めました。

数ある会計ソフトの中から、「マネーフォワード クラウド」を選んだ理由は何ですか

すでに利用していた「STREAMED」との相性がいいこと、税理士から見て使いやすかったことが理由です。他にもクラウド会計ソフトはありましたが、「マネーフォワード クラウド」一択でしたね。

「マネーフォワード クラウド会計」の導入は、どのように進めましたか

2017年に、新規設立のお客様へマネーフォワードクラウド会計を提案したのが最初で、まだその頃は全社導入を考えていませんでした。
そして、翌2018年に「STREAMED」を利用し始め、2019年から「STREAMED」とも相性の良い「マネーフォワード クラウド会計」を本格導入しました。記帳代行を行うのは原則「マネーフォワード クラウド会計」と決め、記帳代行先100件の移行を目標に掲げて、導入を進めました。
その後は移行を進めつつ、自計化提案の際も「マネーフォワード クラウド会計」を一つの選択肢としてご提案するようになっています。
事務所の様子

少数精鋭の推進チームでスタート。成功例を所内で横展開

「マネーフォワード クラウド会計」の導入に際し、推進チームを立ち上げたと伺いました

はい。当初私はシステム課に所属していまして、クラウド会計に興味がありそうな社員が私含め5人ほど集まり、推進チームとして活動していました。
普段の業務も行いつつ、「マネーフォワード クラウド会計」へのデータ移行や、他の社員からの質問対応を行っていましたね。
また、目標である記帳代行先100件の移行に備え、「どのお客様が何の会計ソフトを使っていて、いつ頃移行できそうか」という調査も5人で行っていました。そこから全社的に導入を進めるようになり、2019年から2020年の約1年間で、100件の移行を完了しました。

「マネーフォワード クラウド会計」の導入に際し、課題はありましたか

従来の会計ソフトに慣れていたため、「変えたくない」という意見の方が多かったです。具体的な理由は、「使い方が分からない」「新しいものに抵抗がある」「これまでの帳票が出力できなくなる」というものです。
ただ、今後働き方の環境を変えていくには、「マネーフォワード クラウド会計」のような新しい技術を取り入れていくしかありません。そうしていかなければ、お客様にも価値のあるご提案ができなくなりますし、時代に取り残されてしまう…ということを社内にも伝え、トップダウン型でどんどん導入を進めていきました。
ただ、移行が難しい案件があれば保留しておくなど、場合によっては個別対応をしています。

「マネーフォワード クラウド会計」を導入して、どのような効果がありましたか

教育コストや人件費が削減できたと感じています。以前はさまざまな会計ソフトを使っていたので、各ソフトの使い方を教えたり教わったりする光景がよくみられましたが、今はそうした光景をあまり見なくなりました。
また、「STREAMED」との連携が非常に強力なおかげで、仕訳入力の作業が効率化されてきています。手間が省けたのはもちろん、社員の心理的な負担も軽減されていると思います。「STREAMED」を活用している案件は非常に多いので、従来に比べて社員の負担はかなり減っているのではないでしょうか。

AIを使いこなし、お客様も社員も働きやすい環境へ

今後の展望について、教えてください

今後取り組みたいことは、3つあります。一つ目は、記帳業務の生産性を上げて効率化し、社員が働きやすい環境を作ることです。
「マネーフォワード クラウド会計」や「STREAMED」を使ってはいるものの、まだまだ効率化の余地はあると思っています。今後も効率化を進め、生産性を上げることで、記帳作業による残業をなくしたいと考えています。

二つ目は、AIに飲まれてしまうのではなく、共存し使いこなすことです。「マネーフォワード クラウド会計」での省力的な仕訳入力はもちろん、AIを活用して工数を減らしていきたいです。そしてその分、お客様の経営課題における分析・解決の時間を増やしたいと考えています。

三つ目は、マネーフォワードクラウド会計などのクラウド会計ソフトをはじめとした、お客様の経理業務やご要望に合わせて最適なソフトをご提案し、地域の中小企業のデジタル化や、経理業務の効率化を支援していきたいです。そして、その地域の中小企業が時代の変化に対応していけるようDX支援を進め、最終的に顧客満足度の向上に繋げていきたいと考えています。
パートナーズプロジェクト税理士法人の今後の展開

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