GIVER税理士事務所

導入事例

監査法人勤務を経て26歳で開業。顧客への真の価値提供を目指して

マネーフォワード クラウド公認メンバー

GIVER税理士事務所

佐久間 元気様

監査法人勤務を経て26歳で開業。顧客への真の価値提供を目指して

GIVER税理士事務所

佐久間 元気様

業種

会計事務所

都道府県

東京都

人数

1〜4名

利用サービス

  • クラウド会計・確定申告
  • STREAMED

監査法人勤務を経て、26歳の若さで開業を果たしたGIVER税理士事務所 佐久間様。開業当初からクラウド会計ソフトやチャットツールを活用し、20~30代の若手顧客の現状に寄り添った支援を実現しています。今回は、開業までの経緯や開業後の集客手法、クラウドツールの活用方法などについて、代表である税理士・佐久間様にお話を伺いました。

目的

業務改善・効率化

解決策

マネーフォワード クラウド・STREAMEDの導入

効果

ブランディング
業務の標準化

「困っている方を助けたい」と、若年層向けに開業

事務所のご紹介を兼ねて、理念や大事にしていることを教えてください

税理士事務所はお客様とのやり取りが多いため、弊社ではその信頼関係を大事にしつつ、料金以上の価値を提供したいと考えています。事務所の名前の「GIVER」は、その理念を踏まえて付けたものです。社外への価値提供はもちろん、社内スタッフに対しても働きやすい環境を用意したり、スキルアップの機会を提供したりしたいと考えています。

開業に至るまでの経緯や、きっかけについて教えてください

もともと、大学生時代から「起業しよう」と考えていました。当時は、「自由に働けて、自由に使えるお金が稼げればいいな」と思っていたんです。そしてそのためには、経験を積んでいろいろな会社を見ておきたいという思いがあり、まずは公認会計士の資格取得を目指しました。

ただ資格を取ってからは、「お金を稼ぎたい」というより、「税金や会計のことで困っている方や損をしている方を助けたい」と思うようになったんです。「まずは大きな会社でしっかり働きたい」と思い、大学卒業後は大手の監査法人で1年、準大手と言われる監査法人で2年、実務経験を積みました。そこではさまざまな上場企業や上場準備企業、金融機関などとお仕事させていただき、2022年の10月に今の事務所を開業しました。

若いお客様向けにサービスを展開されていますが、それはなぜでしょうか

年齢が近い方が、お互いの価値観が似ていたり、話しやすかったりするからです。また、顧問契約は10年、20年のお付き合いになると思うので、「お客様と一緒に年を重ねていけるといいな」と考えています。実際、弊社のお客様は20~30代の方が大半で、40代以上のお客様はほとんどいません。

チャットツールやクラウド会計ソフトの活用を求められることもあるとお聞きしました

はい。ツールやソフトの活用はもちろん、「クラウド化したい」「インボイス制度に備えて準備をしたい」といったご相談も頂きます。また、「前任の税理士がチャットを使えない」「新しいソフトを取り入れてもらえなかった」というお悩みをお持ちの方もいました。

税務相談以外の相談も受けられていますが、それはなぜでしょうか

設立したばかりの企業では、「悩みがあっても、それを誰に相談していいのか分からない」ということが多いんです。税理士に頼めばいいのか、社労士に頼めばいいのか、それとも弁護士なのか…。そうやってお客様が悩んだときに、「法人なら必ずいる『税理士』が窓口になれれば、便利なのでは」と考えました。実際に弊社では私が窓口になって、「社労士と顧問契約するべきか」「契約書のチェックは誰に頼むべきか」など、幅広いお悩みに対応しています。
税理士 佐久間 元気

イベントで情報収集し、開業前の不安を解消

開業をするにあたり、不安な点はございましたか

私は監査法人出身なので、税理士の知り合いが少なかったことです。他の税理士事務所が具体的にどういう運営をされているのか、あまり分かっていませんでした。ネット上で検索しても、税理士事務所のホームページには、あまり運営については書かれていないんです。そこで、貴社に相談したところ、他の税理士事務所がどうしているかを教えていただき、とても助かりました。MFクラウド開業スタートプランの特典イベント「第1回 開業税理士meetup」にも行ったのですが、そこでも他の税理士の方と交流できて、よかったです。

実際に開業してみて、良かったことは何ですか

監査法人時代と比べて、とても学びが多かったことです。仕事のスタイル自体にあまり変化はないのですが、監査法人で3年間学んだことより、開業してからの3か月で学んだことの方が、多かったです。例えば、トラブルを未然に防げるような契約書の作成や、従業員の教育のための仕組みづくりなどがそうですね。会計処理以外のほとんどのことも、自分で考えなければいけないので。すべきことの範囲が、かなり変わりました。

3つのソフトを使った結果「マネーフォワード クラウド一択」

数あるソフトのなかで、マネーフォワード クラウド会計を導入された決め手はなんですか

開業前までは、マネーフォワード クラウド会計を含め3つのソフトを使ってきたのですが、その中でマネーフォワード クラウド会計が一番使いやすかったからです。連携したい銀行としっかり連携できたり、補助科目が設定できたりと、必要な機能が揃っていました。また、UIが見やすい点もよかったですね。ほぼ迷わず、「マネーフォワード クラウド一択」という形で導入を決めました。

実際にマネーフォワード クラウド会計を導入されてみて、使い勝手はいかがでしょうか

不便なく、スムーズに使えています。マニュアルもとてもしっかり用意されていて、従業員向けの研修もあるので、「ソフトの使い方が分からず時間がかかる」ということはほぼありませんでした。個人的には、「簿記が分かっていれば、もう感覚的に使える」というイメージです。分からないことがあった時も、画面の右下にいるAIチャットボットの「あかりさん」に聞けるので、すぐ解決できました。
税理士 佐久間 元気

さまざまな工夫で未経験スタッフを活用、効率化を実現

スタッフの方には、普段どのような業務を任せていますか

未経験の方なので、簿記3級の参考書を見ていただいたうえで、データ入力や簡単な記帳などの単純作業をお願いしています。あとは、「マネーフォワード クラウド会計」に取り込むための仕訳帳の加工や、「STREAMED」へのデータスキャン・アップロードもお任せしています。
「マネーフォワード クラウド会計」なら、タグやメモなどいろいろと記録を残せる機能があるので、仕事を切り分けてスタッフに依頼するときもスムーズです。仕事を教えるときには、基本的に一緒に作業をやりながら単純作業に落とし込んで、「Notion」でマニュアルも作りましたね。また、「マネーフォワード クラウド会計」の使い方自体は、プロフェッショナル養成講座を利用して覚えてもらいました。

「STREAMED」も、「マネーフォワード クラウド会計」と同時期に導入されたんですね

「マネーフォワード クラウド」の「開業事務所向けのプラン」に登録したのですが、その内容に「STREAMED」が含まれていたんです。紙の領収書はやはり手入力よりスキャンした方が早いので、活用しています。弊社はなるべくデータで領収書をもらうようにしていますが、どうしても紙の領収書を扱うこともあるので。
税理士 佐久間 元気

今後の展望について、教えてください

今後更に業務が増えることが予想されるので、増員する予定です。そして、税務に限らず、新しい事業を始めたいです。例えば、最近は家でNetflixを見ているんですが、「こういう、人生を豊かにするサービスっていいな」「こういうサービスを作りたいな」と考えたりします。士業も続けながら、それとは別に「自分が没頭できて、世の中のためになること」を探して、事業を始めたいです。

やっぱり事業をするなら、利益率が高いだけのものよりも、世のためになるようなものを目指したいんです。そういった、自分の想いも込めて、「GIVER税理士事務所」という名前を付けました。これまでもこれからも、「人のためになる」「人を幸せにする」ということをモチベーションに、仕事を続けていきたいですね

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