香川から全国へ。
「地方だからこそ」
を強みに

香川から全国へ。<br>「地方だからこそ」</br>を強みに

ベンチャーパートナー税理士事務所

大隅直人様

業種

会計事務所

都道府県

香川県

人数

1〜4名

利用サービス

  • クラウド会計・確定申告
  • STREAMED

2020年創業。職員数3名で顧問先160件を担当。ITを駆使し、顧問先は県内のみならず、東京から沖縄まで多岐に渡る。21年に「マネーフォワード クラウド」を導入以来、圧倒的なスピードで件数を伸ばし、導入数は香川県No.1に。地方から全国展開する、今注目の若手税理士に話を聞きました。

目的

業務改善・効率化

解決策

マネーフォワード クラウド・STREAMEDの導入

効果

ブランディング
回収作業の効率化
業務の標準化

お金の勘定を合わせる前に、感情を合わせる

ベンチャーパートナー税理士事務所の理念や大事にされていることを教えてください

当事務所のモットーは、「お金の勘定を合わせる前に、経営者と感情を合わせる」です。

お金の勘定を合わせて決算書をつくるのが、税理士の仕事ではありません。
経営者と感情を合わせてパートナーになるのが、税理士の仕事だと考えています。

どんなに正確な決算書をつくっても、経営者と感情がスレ違っていては無意味です。
まずは経営者と感情を合わせて、今何に悩んでいるか、何を聞いてほしいのか、をとことん考えるべきです。

ベンチャーパートナー税理士事務所という社名には「経営者のパートナーになる」という思いが込められています。
個人的に経営コンサルという言葉があまり好きではありません。コンサルって第三者感が強いですよね。当事務所は、コンサルではなく経営者と共に伴走するパートナーを目指しています。

税理士 大隅直人

人を増やすことへの限界を感じた

開業当初から顧問先様が多くいらっしゃったと伺いました

ありがたいことに、新規のお客様からのご依頼がたくさんある状況でした。
しかし、人手が足りないという理由で、新規のお客様をお断りしなければならない状況に心苦しさを感じていました。

その頃から「人を増やして業務を回すといった従来のやり方ではいつか限界がくる。これからはテクノロジーで人材不足の問題を解消していくしかない」と考えるようになりました。

一番会計事務所に寄り添っていたのが「マネーフォワード クラウド」

クラウド会計を導入しようと思ったきっかけを教えてください

当事務所では、インストール型の会計ソフトを利用していました。
通帳やクレジットカードは、コピーやCSVデータを送付してもらっていましたが、資料のやり取りが顧問先にとっても、当事務所のスタッフにとっても負担になっていました。
そんなとき、「クラウド会計を使いたい」という顧問先が現れました。
その顧問先は通帳とクレジットカードがそれぞれ10個以上あり、仕訳も月に3000仕訳以上あった為、インストール型の会計ソフトじゃどうにもならないと思いました。
もうこれはクラウド会計を導入するしかないと。クラウド会計を導入したいというよりは、導入せざるを得ない状況になって飛び込んだ感じです。

数あるクラウド会計の中から「マネーフォワード クラウド」をお選びいただいた理由をお聞かせください

実は、「マネーフォワード クラウド」だけではなく、クラウド型の会計ソフトはすべて実際に試してみました。
結果、一番会計事務所に寄り添っているなと感じたのが、「マネーフォワード クラウド」でした。
最初は「何がわからないかわからない」という状況だったのですが、担当の水田さんにレクチャーいただき、トライアンドエラーを繰り返しながら徐々に理解していきました。顧問先にマネーフォワードを導入する時も「水田さんがいてくれるから何とかなるだろう」という妙な自信で一気に推進ができました。それくらい手厚いサポートをしていただきました。
さらに導入だけでなく日々の運用の中で分からない機能が出てきても、とても丁寧にサポートいただけました。日本中に複数あるクラウド型の会計ソフトでも、一番会計事務所に寄り添ってくれたのはマネーフォワードクラウドだと感じています。

税理士 大隅直人とマネーフォワード 水田

担当の水田(右)

 

マネーフォワード クラウド 公認メンバー制度

 

業務の標準化で「脱プロ会計事務職員」

実際に「マネーフォワード クラウド」を導入いただき、どのような効果がありましたか

「マネーフォワード クラウド」導入による効果は、会計事務所と顧問先様で別の側面があると思います。
会計事務所側では、①差別化(ブランディング)、②回収作業の効率化、③業務の標準化が挙げられます。
マネーフォワード クラウド導入による会計事務所のメリット

①差別化(ブランディング)

会計事務所をやっていくにあたり、どこかで差別化を図らなければなりません。
「節税に強い」「融資に強い」みたいなところは、どの会計事務所もホームページに書かれていますよね。当事務所でも同じことを書いていては、目立たなくなってしまいますし、これらの業務は税理士として当然のことであまり強調したくありません。
今は「クラウドに強い」「デジタルに強い」みたいな訴求をする方が差別化できると考えています。

水田さんに「香川で『マネーフォワード クラウド』をたくさん使っている事務所はいない」と教えていただいたのも大きかったですね。
「これはチャンス」と思い、22年2月からは積極的に導入を進めました。
22年7月時点で30社に導入し、香川県(※本社所在地)で導入数1位になりました。

香川県で唯一の「マネーフォワード クラウド公認メンバー『ゴールドメンバー』」になり、マネーフォワード クラウドの税理士検索サイトで上位に表示されています。
ブランディングにもなりますし、全国へ向けての広告にもなっています。

②回収作業の効率化
ざっくりいうと、「資料回収→事務処理→顧問先に説明する」のが会計事務所業務の流れなのですが、この資料回収のところに時間がかかっています。

会計事務所あるあるだと思いますが、資料を回収できない顧問先は、その後の作業工程がどんどん遅れていきます。

「マネーフォワード クラウド」を導入したら、ネットバンキングもクレジットカードの明細もすべて自動で取り込んでくれるので、資料回収そのものがなくなりました。
私にとって「マネーフォワード クラウド」は、資料を素早く回収してくれるスタッフそのものです。

③業務の標準化

従来の会計ソフトでは、「こういう事柄が来たらこの勘定科目を入れる」というマニュアルを一覧で作成。新しい職員が入社したら、私がそのマニュアルをもとに一から教える運用をとっていました。

「マネーフォワード クラウド会計」では、仕訳ルールを登録できるため、マニュアルの作成が不要になりました。ソフト自体がマニュアルを含んでいるイメージですね。
仕訳ルールに則り、自動で仕訳が提案されるので、あとは「登録ボタン」を押すだけです。

入力作業についても、「マネーフォワード クラウド会計」の自動連携機能で、手打ちを限りなく0にできます。
どうしても残る紙証憑には、「STREAMED」を利用しています。スキャンするだけでデータ化され、「マネーフォワード クラウド会計」に自動で連携できます。

「脱プロ会計事務職員」とでもいうのか、とりあえず「スキャンできる人」「登録ボタンを押せる人」がいれば業務が回るプロセスが完成しました。
業務が標準化されたため、教育コストが大幅に削減でき、会計事務所未経験者でも即戦力として活躍できるようになりました。

正直、所長の身としては、職員の入社・退社というのは費用面でも心理面でも負担が大きいんです。「マネーフォワード クラウド」を導入したおかげで、そういう負担から解放されました。

 

STREAMED 資料ダウンロード

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税理士 大隅直人

導入が目的ではなく、本質は「業務プロセスのデジタル化」

顧問先様への「マネーフォワード クラウド」導入はスムーズにいきましたか

「マネーフォワード クラウド会計」の導入自体はスムーズに行えました。
しかし、クラウド会計の導入が目的ではなく、本質は「業務プロセスのデジタル化」にあると考えています。

「マネーフォワード クラウド会計」はあくまで会計ソフトであって、プロセスで言えば一番最後の出口のところなんです。
「見積→営業→契約→実働→請求→入金」などの工程があった上で、最後に会計ソフトがきます。その最後の部分だけをデジタル化しても、データの保存先が変わるだけで、クラウド会計の本質的なメリットは得られていません。

「クラウド会計を導入したけど全然効率化しなかった」と耳にすることがありますが、その原因の多くが、ここにあると思います。
顧問先にクラウド会計を導入する時は「業務プロセスのデジタル化」をセットで提案する事が大切です。業務プロセスを整備したうえでクラウド会計を導入する。一見遠回りに見えますが、これがクラウド会計のポテンシャルを引き出す最短距離です。

業務プロセスのデジタル化

プロセスのデジタル化について顧問先様も理解されているのでしょうか

いえ。なかなか理解してもらえなくて。私の経験談では、メリットよりデメリットを伝える方が、お客様の理解が得やすいですね。
いくら「業務が効率化しますよ」と説明しても、「請求書はExcelでやりたい」など従来のやり方を変えることに抵抗がある方がほとんどです。
今で言えば、「インボイスや電子帳簿保存法の法改正で、Excelだと限界がきます」と、法改正による影響を根気強く説明し、ようやく理解いただいています。

プロセスを変更されるのは大変そうですね

そうですね。やはり今までのやり方を変えるというのは、誰でも抵抗はありますよね。

「請求書はExcelでやりたい」というお客様に「マネーフォワード クラウド請求書」を導入したときです。
最初は半信半疑だったお客様ですが、実際に「クラウド請求書」を触ってみると、みるみる表情が変わっていきまして。
会計ソフトに自動連携されるのもそうなのですが、「郵送ボタン」を押すだけで、紙の請求書が郵送されるのを目にして「え!どういうこと!」と、まるで魔法を見たような顔で感動されていました。
クラウドツールの導入が、ご自身の業務内容や考え方を見つめ直すきっかけになったんです。

他にも、ネットバンキングやクレジットカード決済を推奨しています。

現金や領収書などの紙証憑が少なくなればなるほど、クラウド会計の自動化による恩恵が大きくなります。
当事務所では、クレジットカードについて、アメリカン・エキスプレスと提携し、顧問先がクレジットカードを発行するまでの手間と時間を大幅に削減しています。

手間のかかる請求書郵送をワンクリック

香川から全国へ。「地方だからこそ」を強みに

全国に顧問先様があると伺いました

「香川に縛られない」を一つの目標に掲げようと考えています。
今、顧問先は東京から沖縄まであるのですが、完全にデジタル化できているところを調べたら、全部香川県外だったと判明しました。
県内だと何かあったときに、直接足を運んでしまえるというのが、デジタル化への障壁になっていたんです。「今から行きますね」って言ってしまえるので。

遠隔地であれば、簡単には訪問できないので、強制的にデジタル化せざるをえない状況になります。
「マネーフォワード クラウド」を使ったDX化を目指すのであれば、そういう状況を作り出すのも一つの手かなと考えています。
完全に香川のお客様を0にするわけではないのですが、県外の顧問先も増やしていきたいと思っています。

遠隔地からのデジタル化は、地方事務所だからこその強みになりそうですね

そうですね。顧問先だけでなく、今後は職員の採用も全国でしていければと考えています。
実際に県内で採用を試してみたのですが、地方だといい人材を見つけるのがなかなか難しいんです。
業務が標準化できたおかげで、作業だけをお願いする職員であれば、県内にこだわらなくてもいいのかなと。
全国には優秀な方がたくさんいらっしゃると思いますので、採用も全国展開したいですね。

最後に、これからの展望をお聞かせください

「クラウド会計」と「業務プロセスのデジタル化」により事務処理を限界まで効率化し、その分経営者に付加価値の高いサービスを提供していきたいです。

この「クラウド会計」と「業務プロセスのデジタル化」を推進するには、“トップダウンの改革とボトムアップの改善”の両輪が必要だと考えています。

クラウド会計は、会計事務所の所長が「会計ソフトをクラウドにする」とトップダウンで事務所を改革していくしかありません。事務所に浸透している会計ソフトを変えるのは勇気がいりますがこの決断はトップにしかできません。

一方で業務プロセスのデジタル化は、現場のスタッフがボトムアップで改善していかなければなりません。Excelの請求書をクラウド請求書に変えてもらうなど、地道な改善です。小さな改善を積み重ねて中長期にデジタル化を実現していくイメージです。

この改革と改善を事務所としてやりきって、社名の由来にもなった経営者のパートナーに近づいていきたいです。
トップダウンの改革とボトムアップの改善

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