• 作成日 : 2015年1月17日
  • 更新日 : 2020年6月9日

随時償却とは

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随時償却とは、企業・法人が任意で償却額を決定できる償却方法のことであり、一部を除いた繰延資産について適用される償却制度である。

随時償却の対象となるのは、社債発行差金および税法独自の繰延資産を除いたすべての繰延資産であり、具体的には創業費・建設利息開業費・試験研究費・開発費・新株発行費社債発行費などが該当するほか、1998年3月31日以前に取得された営業権についてもこの適用範囲となる。

なお、税法独自の繰延資産に該当するものとしては、公共的施設の負担金・共同的施設の負担金・借家権利金・広告宣伝用資産の贈答費用などが挙げられる。

随時償却が可能な繰延資産については、いつでもいくらでも任意での償却が可能であるため、随時償却は「任意償却」とも呼ばれる。

随時償却を行うことのメリットは、利益が出た際に利益に応じた分だけ償却ができるという点であり、会計上費用と利益を対応させることが可能になるため非常に合理的だといえる。※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。