開業日までに発生した特別な支出については、開業費として計上します。そして、5年以内に任意の金額で償却(経費として計上)します。
開業費の計上
開業費については、開業費というかたちでまとめるため、仕訳としては入力しません。
データ連携をおこない、明細が取得されている場合には、仕訳の対象外としてください。
開業までに掛かった費用については、エクセルなどで保存し、明細を把握してください。
開業までに掛かった費用を既に仕訳登録した場合
開業までに掛かった費用を既に仕訳登録していた場合には、仕訳一括削除機能で仕訳から削除してください。
削除する前に、仕訳帳のエクスポート>CSV出力ボタンで、仕訳を出力しておくと明細の代わりとなります。
開始残高の入力
開始残高の登録で、開業費を入力します。
もし、開業までに掛かった費用を自分の資産から供出した場合には、右側の「元入金」に同額を加算してください。
固定資産の追加
固定資産台帳を開き、画面上部の「固定資産の追加」をクリックしてください。
以下が記載例です。
勘定科目:開業費を選択します
資産の名前:「開業費」などで差し支えありません
償却方法:「任意償却」を選択します
取得日:「開業日」を記入します
今期償却額:今期に経費として計上する金額を記載します
登録が完了すると、今期経費にする額が記載された仕訳が作成されます。
青色申告決算書(収支内訳書)にも反映します。
次年度以降
次年度以降も、固定資産台帳を開き、編集ボタンから今期償却額を入れることで、金額が反映します。
関連する項目
更新日:2022年03月11日
このページで、お客さまの疑問は解決しましたか?
評価をご入力いただき、ご協力ありがとうございました。
頂いた内容は、当サイトのコンテンツの内容改善のためにのみ使用いたします。
