売上が発生し現金で受け取った場合には、例えば下記の画像のような売上高の仕訳を登録します。もし、振込だった場合には借方の現金が普通預金などに変わります。
売上があった場合の仕訳
現金の売上が10000円あった場合、下記のように入力します。
振替伝票入力
簡単入力
売り上げる際に売掛金を使用した場合
売上時
売上と入金のタイミングが異なる場合などでは、売上時に売掛金で計上します。
入金時
入金時には、借方(左側)を受け取った方法(現金や普通預金など)、貸方(右側)を売掛金にします
入金時に手数料が発生した場合
入金時に手数料が発生した場合には、下記のように支払手数料を加えます
報酬を受け取った際に源泉徴収された際の仕訳(個人事業主)
報酬が振り込まれた際、個人事業主の場合には源泉徴収されていることがあります。
その場合には、下記の様に源泉徴収税については、勘定科目事業主貸、補助科目に「源泉所得税」を使用してください。
簡単入力では複合仕訳の入力ができないため、振替伝票入力で入力します。
なぜ源泉徴収税を事業主貸で仕訳登録するのか
源泉徴収税については、「税金」なので事業主貸ではなく、租税公課ではないのかと思われるかも知れません。
しかし、源泉徴収税は他の税金と異なり、「自身が払う所得税の前払いを、報酬の支払先が納めてくれている」制度です。
これは言い換えると、支払先が源泉徴収税を納めてくれた分、自身が支払う所得税が少なくなるのです。
申告書メニューの各所得の「所得の内訳を入力する」ボタンから、源泉徴収税額が入力できます。詳しくは下記のページをご参照ください。
マネーフォワード MEで明細を一括取り込みする場合
マネーフォワード MEとの仕訳連携機能で明細を一括で取り込む場合、売上の明細はすべて「事業主貸」で計上されます。
そのため、基本的には売上が上がった際の明細のみを連携させ、入金の明細についてはマネーフォワード MEの「確定申告」スイッチをオフにし、連携させないようにしてください。
関連する項目
仕訳は入力例です。ご不明な場合には、税務署などの専門機関にご確認ください。
マネーフォワード クラウドコンタクトセンターでは、仕訳内容についての案内を行っておりません。
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