e-Taxに必要なものを徹底解説!

皆さんは確定申告にe-Taxを利用していますか? e-Taxは2004年に開始した確定申告・納税のシステムです。インターネットを利用することで、自宅からでも申告手続きをすることができます。今年はe-Taxを始めてみよう! という方のために、今回は事前に必要となるものについて詳しくご説明します。

まずは確認しましょう

e-Taxを始める前に、次のものがそろっているかまず確認しましょう。

パソコンと利用環境

確定申告の内容を入力してデータを保存・送信するためには、パソコンとインターネットを利用できる環境が必要です。各税務署に設置されているパソコンを利用することも可能ですが、その場合は税務署まで行くことになります。また、混雑の可能性もありますので、ご自分のパソコンを用意するのがよいでしょう。

e-Taxの利用に当たり、国税庁はe-Taxソフトについてハードウェア、オペレーティングシステム(OS)及びwwwブラウザに関して下記のような環境を推奨しています。

参照:国税庁e-Taxホームページ(e-Taxをご利用になる場合の事前準備)

必要なのはホームページが閲覧できるぐらいの環境ですので、高いスペックは必要ありません。ただし、OSは新しいバージョンが次々と出るため、導入前には国税庁ホームページで最新の推奨環境をご確認下さい。

マイナンバーカード及び住民基本台帳カード(ICカード)

e-Taxを利用して確定申告データを送信する際に本人確認を行う必要があるため、マイナンバーカードや住民基本台帳カードに組み込まれている電子証明書が必要となります。マイナンバーカードをお持ちでない方は、マイナンバーカード総合サイト(外部サイト)をご覧頂くか、住民票のある市区町村の窓口へお問い合わせ下さい。住民基本台帳カードをお持ちの方は、その有効期限内であれば引き続きご利用できます。電子証明書の有効期限は、公的個人認証サービスポータルサイト「自分の証明書をみる」(外部サイト)でご確認下さい。また、以前にe-Taxを利用し、住民基本台帳カードの電子証明書をe-Taxに登録している場合でも、新たにマイナンバーカードを取得した場合、電子証明書をe-Taxに再登録する必要がありますので、ご注意下さい。

ICカードリーダーライタ

ご利用されるマイナンバーカード又は住民基本台帳カードに対応したICカードリーダーライタをご準備下さい。お持ちでないときは、家電量販店やインターネットなどでも販売されているのでご用意下さい。3,000円程度で購入することができます。ご利用のパソコンのインターネット環境に対応しているかという点も事前にご確認のうえ、購入の際はご注意下さい。

接触型

非接触型

共用型

特に、マイナンバーカードを取得された方、パソコンを買い替えられた方、OS(Windows又はMacintosh)をアップデートされた方は注意が必要で、対応機種について、各種メーカーのホームページ又は公的個人認証サービスポータルサイト(外部サイト)でご確認下さい。

パソコン設定に必要なもの

ここまでで物理的な準備は完了しましが、これだけでは確定申告書の作成は始められません。次に、利用を開始するために、パソコンを使って取得しておくものや設定方法について見てみましょう。

ルート証明書

e-Taxの利用者は、ルート証明書の取得が必要です。ルート証明書を取得することで、e-Taxを通じて送信するデータや、配信されるプログラムの相手先(国税庁)を信頼することになります。Windowsでご利用の場合は、「事前準備セットアップツール」を使用して取得できます。Macintoshの場合は、国税庁ホームページに掲載されている「ルート証明書をダウンロードする」アイコンから取得できます。平成26年1月6日以降に利用するときは、ルート証明書の追加取得が必要です。

(参照:平成26年1月6日以降、e-Taxを利用する場合は、新たなルート証明書の追加インストールが必要です|e-Tax|国税庁

公的個人認証サービス利用者クライアントソフト

利用者クライアントソフトとは、マイナンバーカード又は住民基本台帳カード(ICカード)に記録されている電子証明書を利用するために必要なソフトです。パソコンをご利用の方は、公的個人認証サービスポータルサイトより、ご利用のパソコン環境に応じた利用者クライアントソフトをダウンロードして下さい。

スマートフォンをICカードリーダライタとして使用する場合は、WindowsパソコンとスマートフォンをBluetooth機能で接続し、スマートフォンのNFC機能を用いてマイナンバーカードに格納された電子証明書を読み取ります。この場合、Windowsパソコンに利用者クライアントWindows版・Ver3.1以降をダウンロード、インストールした上で、スマートフォンにも利用者クライアントソフトAndroid版・Ver1.0をインストールする必要があります。

署名送信モジュール(ActiveX)

OSがWindowsでInternet Explorerからe-Taxを利用する場合は、公的個人認証サービス利用者ソフトと連携させるために署名送信モジュール(ActiveX)の設定が必要です。「事前準備セットアップツール」を使用して設定できます。

事前準備セットアップツール

国税庁ホームページで配布されているWindows用又はMacintosh用のツールで、必要な設定を一括で行うことができます。Windowsをご利用の方は国税庁ホームページの事前準備セットアップをダウンロードしセットアップを実行し、事前準備セットアップの完了後、確定申告書等作成コーナーが表示されます。Macintoshをご利用の方は、Javaを設定し、Mac版事前準備セットアップをインストールし手順に従って設定を完了させます。
なお、以前にセットアップを行った場合でも、毎年セットアップを行う必要がありますのでご注意下さい

電子申告・納税等開始届出書

e-Taxの利用開始前に、電子申告・納税等開始届出書を自身の住所を管轄している税務署に提出し、利用者識別番号を取得する必要があります。窓口でも書類で提出できますが、最短でも一週間かかります。e-Tax経由での届け出・送信あれば、すぐに取得可能です。届け出をすると、利用者識別番号が発行されますので、e-Taxで届け出を行った場合は、利用者識別番号の表示画面を保存しておくか、出力したものを保存しておくことをおすすめします。
初年度は用意するものが多いですが、セットアップツールを利用することで負担は軽減されます。次年度からは、さらにスムーズな確定申告が可能となるでしょう。

まとめ

e-Taxにはたくさんのメリットがあります。事前の申請やパソコンの設定等の準備はありますが、始めてしまえば翌年からはもっと確定申告の作業が楽になります。「MFクラウド確定申告」はe-Taxに対応しています。是非利用してみてください。

参考:
平成29年分 確定申告に関する情報の総合窓口 確定申告特集
国税庁ホームページ e-Tax「事前準備の流れ」
地方公共団体情報システム機構 公的個人認証サービスポータルサイト

監修:土屋 英則 (税理士)

税理士法人ゆびすい
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